今日のといず・くろすおーばーは!
仮面ライダーウィザードの強化スタイル、フレイムドラゴンをご紹介!
「確かにその指輪を使えば現実で俺の力を使えるようになる。だがそれはお前が絶望に近づくということだぞ?」
「……分かってないなぁ、ドラゴン」
「何?」
「お前の力も、俺の希望だ」
膨大な魔力量を誇り、ウィザードの全ての攻撃をはねのける強敵ファントム・フェニックス。
晴人は白いガルーダから作られた新たな指輪の力でこれに対抗しようとするが、ウィザードライバーはエラーを示す。
しかしこの危機を感じているはずのウィザードラゴンに呼び掛けながら指輪をかざすことで、晴人の意識は自らのアンダーワールドへと飛んだ。
そこで見たのは、自分を残して両親が死んだ日の情景。晴人の姿で絶望を煽るウィザードラゴンだったが、晴人はそれを「希望を託された日」と受け止め、ドラゴンの力を求める。
同意したウィザードラゴンと一体化したウィザードの姿は、炎のエレメントを示す真紅に染め上げられた!
身長:205cm 体重:95kg パンチ力:推定6.7t キック力:10.9t ジャンプ力:35m 走力:100mを5秒
第9話 より登場。晴人が白い魔法使いからホワイトガルーダを介して託された魔宝石由来のリングで変身した強化スタイル。フレイムスタイルと同じく炎属性の形態だが、ドラゴンの魔力を間接的に発揮する変身前や通常スタイルと異なり、ウィザードラゴンの力を直接現実世界に具現化しているため、魔力量を含めて全般的にパワーアップしている。魔道具ドラゴタイマーを入手後はドラゴンフォーメーション並びにオールドラゴンの起点となる。
晴人の姿から、あるいは他属性スタイルからも直接変身可能ではあるが、「ゲートの体を媒介に体内のファントムを現実世界に出す」というファントム化スレスレの行為でもあるためか、通常スタイルで対応出来そうな場合はそちらを優先する傾向がある。
2013年4月27日発売。フィギュアーツ・ウィザードシリーズの一般販売としては第二弾にあたる。
スペシャルウィザードリングをかたどった専用台座が付属する一方、アクション用ローブ・アクション用リングホルダーはオミットされている。
ウィザードの通常スタイル4種に比べると素直にカッコよくなっているのが特徴。
写真左のフレイムスタイルは首関節延長工作済み。フレイムドラゴンは最初から首関節を長めに作られている上、ウィザードライバーの位置が低くなっており見た目の印象を大きく向上している。
ホルダーは全て埋まった形に。
左手首は全て新規造形で、角飾りが施されたリングを精密再現。右手首はいつものドライバーオン……
耳や肩アーマーも宝石パーツが施されているのがドラゴン系スタイルの特徴。クリアパーツにて再現。
実は首関節が新設計の物となっており、写真下の二重関節ジョイントを折り畳んで頭部を乗せる構成になっている。
これにより首が埋まった印象を和らげるとともに可動範囲を大幅に増大している。
通常スタイルと接続方式を変えることで脱落を防止している。
ベルトを押し上げることがないよう、ローブの腰周りはシェイプアップされた。一方強度確保のために内側に向けて分厚くなっている。
このため若干ではあるが腰が外れやすくなっている。
通常スタイルの不満点とは関わりのないことだが、肩アーマーは肩関節軸に輪を通すように接続されており、腕の回転と独立して回転させられるようになっている。
ウィザーソードガンは両モードともハンドオーサーがつや消し処理されているのが通常スタイルとの差異。意味があるかは別として。
胸装甲は着脱化。ここにドラゴスカル付き胸アーマーを接続する。
また、背面二ヶ所やブレスレット部分も着脱可能となっており、オールドラゴンへの準備は充分。
スペシャルウィザードリングの効果でウィザードラゴンの頭部が具現化した状態。火炎放射で敵を焼き尽くす。
実はドラゴスカルは交換用胸アーマーに固定されており、フィギュアーツでは赤いラング部分と一体化している。そのため、他ドラゴンスタイルでオールドラゴンをしようとすると不自然なことになってしまう。
あくまで劇中でのオールドラゴン再現用、ということで。
頑張って解体とマスキングをしなければならないが、DXウィザードラゴンも銀に塗れば充分なクオリティだよね。
ドラゴン頭部はボールジョイントで首部と接続されており、わずかながら左右に振ることが出来る。
また干渉を避けるために耳部分が回転。
口は開閉し、しっかりと歯が塗られている。
コピー・プリーズ
これまでの通常スタイルから拝借し、二刀流や二挺拳銃を再現せよ!
フォーゼエフェクトセットの火炎放射は使い勝手がいいなぁ。
というわけでフレイムドラゴンでした!
これまでの通常スタイルの弱点を全て克服した上、元設定でのプレイバリューの高さも引き継いでおり、(いつもの右手首を除けば)不満の出ない作りになっています。
過去にもWの頭部造形がかなり疑問を呼び起こす出来だったところファングジョーカーで改善されたという例がありますし、練り込み不足のまま発売してしまう基本フォームに比べると中間フォーム以降はフィードバックがなされているのかも知れません。まあ最初から本気出して欲しいんですが。
他3態も同等のクオリティが期待されるので、今から勢揃いが楽しみですね。