今日のといず・くろすおーばーは!
GENERATION SELECTにてボルカニカスのバージョンアップ再販が決定! ということで(?)グリムロックが生み出したサイバトロンの新戦士、ユナイトウォリアーズよりUW08コンピューティコンをご紹介!
「名前はコンピューティコン。存在目的、デストロン軍団の壊滅!」
〇玩具解説
2016年8月発売。ユナイトウォリアーズの日本通常展開としてはラストを飾る商品となっている。
海外展開CONBINER WARSの日本版ではあるが、TVアニメ「戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー2010」に登場したデザインを忠実に再現すべく新レジェンズクラス「スクラウンジ(&サイバックス)」を削除した他、新造されていた合体専用の手足首パーツ(同型のものがUWバルディガスに用いられている)を従来の手足首兼用ブラスターに差し戻し、メンバー5体中3体をベースの型から変更している。
〇キャラクター解説・テックボット部隊(Technobots)
「2010」より登場するスクランブル合体戦士チーム。初登場は23話「ブラックマネー」だが誕生の経緯は25話「グリムロックの新しい頭脳」で描かれた。
アクシデントで一時的に天才となったグリムロックがデストロン軍団のアンチエレクトロン採取を妨害すべくロディマスコンボイらと向かったユニクロンの首内部で、テラートロン部隊に対抗してその場のジャンクパーツを用いて作り上げた。そのためグリムロックを父と認識している。
フューチャービークルに変形し、合体することでコンピューティコン(Computron)となる。
なお後年「ユニクロンは細胞から眷属を作る」「あらゆる宇宙に存在するユニクロンは同一の存在」と設定されたのだが大丈夫なんだろうか。
攻撃指揮官スキャッターショット
「やったなストレイフ、待ちに待った初出動だ。しかしどうしてロディマス司令官は俺たちを第一線に出してくれないんだろう?」
テックボット部隊のリーダーで、キャノンを備えたスペースジェットから変形する他、砲台モードも披露したことがある。設定では好戦的な気質だが劇中では穏和な性格。ただ、ロディマスコンボイに前線ではなく地球に配置されたことに不満を漏らす一面もあった。
2010でのCVは稲葉実氏。ザ☆ヘッドマスターズでは江原正士氏が担当した。
ビークルモード
スペースジェットにトランスフォーム。CW初期にシルバーボルトのリデコとして単体発売されたのち、CW後期にCOMPUTRON SETとして塗装変更版が同梱、そこからさらにUW用に改修された。
CW版のために新造された武器は後にツインドルバスターに流用された。
機首からランディングギアを下ろすことが可能。
砲台モードは特に設定されていないので無理矢理それっぽいのを作れないかと頑張ってみる。
トランスフォーム!
一度コンピューティコン頭部を出さないとスキャッターショットの頭部を出せない。
ロボットモード
特徴的な機首や主翼が背面に回るのでシルバーボルトがベースだと分かりやすい。
とは言え頭部や胸部など特徴的な部分は新規パーツなので充分スキャッターショットしている。
腰や手首、足首こそ動かないのでシージ基準に慣れるとやや物足りないが、ジェネレーションズラインとしては標準的な可動。
手にしているのは酸性弾銃でいいのだろうか。
ハングルーと対決!
狙撃員ストレイフ
「うんといいとこ見せりゃきっと司令官の目に留まり、第一線の戦闘チーム入りは間違いなし!」
二連式自動光パルス宇宙銃を機首に備えた高速スペースジェットに変形するテックボット。威勢のいい性格だが、救助信号を出している宇宙船を撃墜して不時着させてしまうなどややそそっかしいところもある。
CVは2010・HM通じて戸谷公次氏。
ビークルモード
CWではエアーボット部隊のエアーライダー/AIRRAIDの仕様変更品だったが、UWではUWで新造されたブレストオフ(さらに一部改修でシャトラーへ)の仕様変更品となっている。
ランディングギア等は特になし。
天面の武器を外すとさらにアニメのイメージに近づく。
トランスフォーム!
機首の二段階クランクが特徴的。腰から下を回転させよう。
ロボットモード
背中の機首が劇中や旧玩具に比べて目立つものの、イメージ再現という点ではバッチリ。
二連式自動光パルス宇宙銃は取り外しが可能。UWブレストオフ型なので拳は普通に武器を持たせることも先端に5㎜ジョイントを差し込むことも可能となっている。宇宙銃自体も凹凸ともに5㎜ジョイントを備えているのでオリジナル武装の幅が広がる。
一方で足首は5㎜ノズルではない。
熱線ライフル(上)と手首・足首に変形するブラスター(下)で武装せよ!
射撃員アフターバーナ
「見たか! 仲間が大変だ! こうしちゃいられないぞ! 何とかしなきゃ! ウオオーッ!」
スーパーバイクに変形するテックボットの一員。部隊では最も短気で、状況も確認せずに飛び出してしまうことがある。
バイクなだけあって地上戦では小回りの利く動きを見せる。媒体によってアフターバーナーだったりアフタバーナだったりと表記ゆれが起きやすい。
CVは2010・HM共通で石井敏郎氏。
ビークルモード
CWでプロテクトボットが発売された際に、白バイのグルーブがスケール感を尊重するために手足メンバーから外れて代わりに装甲車のルークが加入したのだが、日本に導入するにあたってUW版でデラックスクラスのグルーブが新造され、のちにCWでも限定販売。そのグルーブ型を一部改修したのがCW/UWでのアフターバーナとなる。
なおCW版は商標の都合かAFTERBREAKER名義になっている。
AFTERBREAKERのリカラー品だが両サイドに装着可能な武器はUWで新造された物。
アニメや旧玩具だとハンドルがない(あるいは外部に露出していない)デザインだったのだが……また、可倒式スタンドが仕込まれているため自立が可能。
トランスフォーム!
脚部変形は前後に割って大腿を展開し膝フレームを挟み込むエアーボットでよく見られた方式。
頭部を回転させ肩を開けば完成。
ロボットモード
CW版では旧玩具や劇中を意識してか前輪を後方に伸ばすよう説明書で指示されている。
カウル~前輪部はアームの途中で回転が可能で、CW版ではこちらの向きが正位置。
グルーブ型はクリアパーツが採用されているので、目の集光ギミックを搭載。
可動はCW手足組標準。左腕にスタンド、右腕には5㎜ジョイントが設けられている。
武器
二連レーザー誘導式焼夷ミサイル(左)と速射型プラズマパルスキャノン(右)……かな?
右腕かルーフに手足首兼用ブラスターを装着してフルファイア!
探索員ライトスピード
「計算によれば彼の弱点はセントラルコアの18度18分右下だ! いいねアフターバーナ! ノーズコーン! では三方から一斉射撃、撃てー!」
光より速く走れることが自慢のジェットカーに変形するテックボット。宇宙旅行に憧れる一面があり、星々に思いを馳せる詩人と化したこともある。
データ分析に優れ、無鉄砲とせっかちと慎重派に囲まれたテックボットの推定サブリーダー格。
CVは2010・23話で喜多川拓郎氏、25話で山口健氏、HMでは江原正士氏。
ビークルモード
二連式赤外線スコープ付きミサイルを装備したジェットカー。もしかしたら光バースト砲を兼ねているのかも知れない。
CW版LIGHTSTEED(おそらく版権上の都合で改名)ではストリートワイズのリカラー(デッドエンド型がベースだがほぼ新規造形)だったが、UW版はホイルジャック型の一部改修品(さかのぼるとブレークダウン型)となっている。女帝チームだとフロウスペードからトリックダイヤへ。
武器を外すとただのスーパーカー……
トランスフォーム!
スタイリング
UW/CWホイルジャック型がベースなのは係累として彼の孫にあたるから……というのもあるだろうが、原典ではホイルジャック同様にボンネットが脚部、ルーフが胸部にくる変形パターンだったからかな。
胸と爪先に旧玩具やアニメ設定を意識したダミーパーツが設けられている。
ちょっとバイザーの横幅が広め。切れ長の眼差し?
アクション性能はまあフロウスペードさんと同様なので……背中に5㎜ジョイントがあるため、合体用武器を背負うことが可能。
砲撃員ノーズコン
「それでは……あなたが私のお父さん?」
ドリルタンクから変形するテックボット。25話では彼が最初に作られたことが明かされた。
割と攻撃的気質の強いテックボットの中ではほぼ唯一の慎重派でのんびり屋。ディラビリウム鋼合金のドリルであらゆる障害物を突破し、二基のロケット推進ミサイルとX線レーザーピストルで武装する。アフターバーナほどではないが、媒体によってノーズコンだったりノーズコーンだったり表記がブレがち。
CVは2010では島香裕氏、HMでは戸谷公次氏。
ビークルモード
ドリルタンクにトランスフォーム! CWルーク型の改修品だが、装甲車でもジープでもなくクローラー式のドリルタンクになっているので新規パーツ率が高い。
なおCWノーズコーンはブロウル型の仕様変更品で、戦車から主砲を外して前後ひっくり返してドリルだけ外付けしたというちょっと無理のあるものだったりする……
ルーフの武器を外した状態。ドリル先端はスプリング式で押し込める。
トランスフォーム!
基本はルーク型(当ブログだとグリジバー)だが、ドリルの反転・折り畳みギミックが新味。
ロボットモード
肩のミサイルは拳の先端からコンバートする。
アクション性能はやはりグリジバー同様。接地性も高い。
合体用武器を拳にしたり、X線レーザーピストルを拳に付けたり、ドリルショルダーアタックしてみたり!