S.H.Figuarts　ウルトラマンエックス＆ゴモラアーマーセット

　今日のといず・くろすおーばーは！

『ウルトラマンエックスとユナイトします』

「エックスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ！」

「イーーーーッ！　サァーーーーッ!!」

『エックス、ユナイテッド』

　S.H.Figuartsウルトラマンエックス＆ゴモラアーマーセットをご紹介！

〇キャラクター解説

身長：45m　体重：4万5千t　飛行速度：マッハ9　疾走速度：マッハ2　水中速度：マッハ1.8

ジャンプ力：ひと跳び750m　腕力：8万t　握力：8万2千t

　宇宙の秩序バランスを守ることを使命とした巨人。15年前に虚空怪獣グリーザを追って太陽系に飛来し、これを太陽に叩き落とすことで最悪の事態こそ防ぐことができたが、同時に発生したウルトラ・フレアを受けて肉体を失い、データ生命体となって漂っていた。Xio隊員である大空大地のジオデバイザーに辿り着き、彼とユナイトすることで戦闘が可能となる。

　性格は爽やかで熱血……というか真面目な顔してかなり天然ボケ。女性の体重などに関するデリカシーが皆無な一方、急なモンスアーマーの装着には「私にも心の準備が」と渋り、テレビクルーからインタビューを求められた際は「無愛想な宇宙人だと思われたくない」と律儀に応対しようとする（大地に止められノーコメントのジェスチャーに留めた）、ジオデバイザーを変化させたエクスデバイザーを気に入っているらしいが裏返らされると何も見えなくなってパニックを起こすなど、妙に繊細で人間味あふれる面を見せる。特技はカーナビの真似。

　トドメ技は敵を撃破したのちにスパークドールズとして封印するザナディウム光線。ただしこれは大地とのユナイトが最高潮に達した時にしか使えないため、通常攻撃としては上空で手足をX字に開いて敵を爆撃するアタッカーXが最大の攻撃なのかも知れない。

　劇場版では人々やウルトラマンたちとの絆の力で肉体を取り戻し、初代ウルトラマンとともに宇宙へと帰還したが、ほどなくして超空大凶獣デザストロの襲来を告げて大地の元に戻ってきた。その後も何だかんだで行動を共にしている模様。

　CVは機動戦士ガンダム00のグラハム・エーカー役でおなじみ中村悠一氏。また、エクスデバイザー等Xioの装備のアナウンス音声はキュアトゥインクル／天ノ川きらら役の山村響氏が担当している。

〇玩具解説

　2018年10月27日発売。同ブランドの同時発売物は「ハリー・ポッター」「ゼロツー（ダーリン・イン・ザ・フランキス）」など。

　ゴモラアーマーが同梱されており、モンスアーマー装着によるパワーアップを再現している。

スタイリング

　円谷プロダクション造形部門LSSの監修を受けており、劇中スーツを思わせるプロポーションと複雑なデザインラインを再現。

頭部アップ

　写真を撮ると何となく目が左右非対称っぽく映りがちだが実際はそういうこともない。

　首を上に向けるとうなじのヒレが内側に引き込まれるおなじみのギミックを搭載。

胸部

　全体的にシルバーというよりは薄いライトグレーといった色合い。劇中でもそこまで強いシルバーではなかった。

　肩関節がかなり大きく引き出せる。決め技がザナディウム光線だからね。

腰可動

　大体最近のスタンダード。

下半身

　腰のひねりと足の踏ん張りはエックスの場合特に重要になるので、可動性能が高いのはありがたい……が腰と腿の干渉で塗装が剥げてしまうこともあるので注意は必要。

手首

　デフォルトの拳。

　手刀その1。インタビューを断る時に。

　手刀その2。親指を折り込んだ形。

　開き手は本商品ではなくモンスアーマーセット付属のボーナスパーツ。

　ピュリファイウェーブの時に使おう。

交換

　エックスカラータイマーを交換する際はまずいったん胸板を外して裏からピンを押し出す要領で。

　こちらの黄色発光もモンスアーマーセット同梱品。

　ザナディウム光線やモンスアーマー装着の時には黄色く発光する。

　大きく振りかぶって左脚で弧を描き……

ザナディウム光線

　エックスと大地のユナイトが最高潮に達しエックスカラータイマーが黄色に発光した時に発射可能となるエックスの必殺技。

　撃破した怪獣をデータ化圧縮してスパークドールズ化する特性を有しており、怪獣の保護を目指す大地の理想と、暴れる怪獣という現実への対処を両立させている。ほぼ封印状態になるので「生きていると言えるのか？」とエックスも疑問を呈したが、大地は共存への道を前向きに模索している。位置づけとしては凶暴化したライオンを鎮静する麻酔銃のポジションらしい。

　エクシードXにスパークドールズ化の能力がないため本編後半でも出番が多く、かつ監督間で凝った演出を競う傾向があったため見せ場に恵まれている。