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〇キット解説
2019年8月5日発売。全4種。「1.ディノミーゴA」~「3.同・C」をそろえることで騎士竜ディノミーゴが完成し、「4.コブラーゴ」と揃えることでキシリュウジンが完成する。
〇キャラクター解説・ディノミーゴ
6500万年前、当時のリュウソウ族の長ヴァルマがティラノサウルスをベースに作り上げた騎士竜の始祖たる存在。コブラーゴとはテレパシーでつながっておりコンビネーション戦法が可能。
スタイリング
商品としてはティラミーゴのリデコ(一部ランナー新造)なのでレッドリュウソウルとかダミードリル・ダミー砲台などちょこちょこ余剰パーツも出る。
この時点での新造パーツは頭部上半分と前足。
尻尾はDXだと先端が新規パーツとなっていたが、ミニプラではゴールドシールを貼るのみで差別化している(写真ではフル塗装)。
前足にはこれまでのナイトロボと同様の拳穴が開いており、ナイトビュービューソード他を持たせられる。
コブラーゴ
コブラをベースとした二体一組の騎士竜。目の色が赤い方がAで青い方がB。フレイムビームを発射できる。
福井県立恐竜博物館にて縮小状態で隕石の化石として展示されていたところを突如復活し、コウたちを時を超えて現れたヴァルマの娘ユノのもとへ導いた。また二体が一つとなることで、キシリュウジンが待機する神殿の扉の鍵にもなる。
シール(こちらも写真では塗装)の目色が異なるだけで全くの同構造。尻尾はナイトビュービューソードとなる。
竜装合体!
ドリルと砲台がないだけで基本的な変形ギミックはティラミーゴ→キシリュウジンと同一。頭部にコブラーゴ付属のビュービューソウルをセット。
両肩にコブラーゴ(右肩がB)を合体させナイトビュービューソードを持たせて完成!
キシリュウジン
ディノミーゴとコブラーゴ2体が合体した古のナイトロボ。太古のドルイドンとの戦いにおいて既に稼働状態にあり、ガイソーグをまとったヴァルマが操縦。巨大タンクジョウと巨大ガチレウスを同時に相手取って互角以上に戦い、(敵が地球脱出を優先したとはいえ)撃退に成功するなど高い戦闘力を持つ。
劇中後半ではメルト・アスナ・トワ・バンバの四人が搭乗して大気圏外まで飛び立ち、地球を消滅させる規模の超巨大隕石を迎撃。四人が力を振り絞るのに呼応し、差し違える形でこれを粉砕した(破片は地球に降り注ぎ恐竜絶滅の要因にこそなったが地球自体は守られ、リュウソウジャーも隕石粉砕の影響で生じた時空のゆがみを通じて現代に生還している)。
劇中では消滅したかに見えたが、両肩のコブラーゴが隕石の化石に包まれて現代まで生存していたことを考えると……?
スタイリング
ミニプラ・キシリュウオーのリデコなのでプロポーションやアクション性能もそちらに準ずる。股関節を差し替えることでプロポーションと可動範囲を向上させられるギミックも健在。
比較
キシリュウオーに比べるとキシリュウジンは武士テイスト。両肩にコブラ乗せてるのに。
ナイトビュービューソード
二刀流で敵を切り刻め!
ジョイントチェンジ
キシリュウオーと比べると拡張ブロックは減っているが、テイルウィップやカミツキアームを形成することは可能。両腕にコブラーゴを装着してダブルブレードにも。
パーツ干渉を起こすこともあって前腕に装着したモサ胴体のジョイントを補強することはできないが、ミニプラは全体的に軽量なのでティラミーゴの代理としての各種合体は可能。
※こんなシーンはなかった。
というわけでキシリュウネプチューン/キシリュウジンでした!
まずはキシリュウネプチューン。レビュー本編でも触れましたが可動性能の向上でいくつかの形態にしわ寄せがきていることと、下半身接合ジョイントを収納できずにギガントキシリュウオーの接地性を低下させてしまっていることだけは残念。ただそれ以外に不満点らしい不満点はなく、よく動かせますし各種合体もこなしますし、非常に遊びごたえがあります。ボーナスパーツ群も見栄えがいいので重宝しますね。
続いてキシリュウジン。キシリュウオーの一部仕様変更品なので特筆することもあまりないのですが、優秀な素体が増えて合体バリエーションに幅が出るのでやはり嬉しいですね。
やろうと思えば現時点でのキシリュウジン含めた全合体もいけそうですし、劇中での活躍も渋カッコよかったのでお勧めです。