今日のといず・くろすおーばーは!
二年目に突入した新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATIONより新主人公機DXS101
シンカリオンE5はやぶさMkⅡをご紹介!
チェンジ! シンカリオン!!
〇玩具解説
2019年4月20日発売。一部店舗ではシンカリオンULTRA DVDを配布している他、発売に先立って3月16日からDXSシリーズ購入者にクリアカイサツソードを配布するキャンペーンが行われている。
単独でモードシンカンセンからモードシンカリオン及び空中探査機ハヤブサに変形し、通常タイプのシンカリオンとオーバークロス合体が可能となっている。
今回はShincaは付属しない。
モードシンカンセン
MkⅡになっても変わらずE5はやぶさ。ブラック以外は実在の新幹線から変形するコンセプトのため変えようがないといえば変えようがない。
比較
先代機とシルエットはほぼ同一だが、車体側面のはやぶさマークのシールがなかったり中間車天面のパンタグラフの塗り分けが減っていたりする。
新幹線に戻す時にスタビライザーがあらぬ方向を向いてしまいがちなので注意。
チェンジ! シンカリオン!!
とりあえず車両を分割。
先頭車後部を畳む。
さらに側面もジョイントを起こしつつ畳む。
機首を90度折り曲げて一旦待機。
後部車両は今までと比較的変わらないが足首周りの変形は簡素化されている。
上半身と下半身をセット。
中間車からスタビライザー回りと外装を分離。
中間車本体を左右に割って。
折りたたんでジョイント露出。
E5本体にセットして腕部展開。肩を反らせる。上腕をスライドさせて肩装甲を一部スライドさせよう。
ウェポンベース
カイサツブレードを中心に各種パーツを寄せ集めたものをここで取り出す。
中間車スタビライザーから鳥の頭部を取り出して外装を底面にセット。
ウイングとヘッドギア、ブースターをセット。
E5の角を展開し、カイサツブレードを持たせて……
シンカリオンE5はやぶさMkⅡ
シンカリオンモード全長:27.5m 重量:125t
ドクター・イザこと八代イサブロウが作り上げ、カイレンを止めるためにハヤトたちに託した新たなシンカリオン。運転士は引き続き速杉ハヤトが務める。
高い機動性を活かし、切れ味の鋭いカイサツブレードを用いた接近戦を得意とする。必殺技は胸部の砲門から放つデュアルグランクロス。
スタイリング
スマートかつ力強いフォルムとなっている。カイサツブレードの鞘は大腿部にセット可能。
上空探査機ハヤブサ
隼型の探査メカ。2019年4月の段階ではオーバークロス合体の際に出現するのみで単独の活躍はない。
底面の5mmジョイントにカイサツブレードを懸架可能。
ちょっと本体がバラけやすいかも。
MkⅠと比較
MkⅡは実質2.7両くらいで変形しているので通常型シンカリオンより半回りくらい大きい。また多少ピーキーなところもあった先代に比べると全体的にバランスの取れた体型になっている。
バストアップ
あちこちにゴールドが増えているのでパワーアップが分かりやすい。
腕の可動範囲はこれまでのシンカリオンに近いのだが、デフォルトだと肩を斜めにしているので変な角度がついてしまう。ポーズによっては肩を真っすぐにした方がいいだろう。
開脚できなくはないのだが、変形と形状の都合でたまたま開くだけでクリック幅も広く、あまりアクション用としては使えない印象。股関節の前後可動はしない。
膝関節にロール軸があるため爪先を外に向ける動きが可能。一方変形の都合で足首のスイング機構は省かれているので接地性は低下している。
カイサツブレード
専用の鞘には5mmジョイントの他に可動式グリップが備わっている。
鞘の表示は通行と停止をシールで選択する方式。まあ捕縛用だよねということで停止を選択している。
抜刀。カイサツブレード本体はPVC式。
デュアルグランクロス
胸部を展開すれば二門のビーム砲!
リンク合体?
腰ジョイントはシンカリオン共通規格なので通常のリンク合体もできる……といいたいところだが、MkⅡが上半身だとパーツが干渉して足を開くことができず、MkⅡが下半身だとヘッドギアの追加ができない。
オーバークロス・シンカリオン!
というわけでブラックシンカリオン紅とオーバークロス合体だ!
上半身と下半身を分離。上半身を左右に割り開く。
ブラック紅の下半身をセット。
上腕は伸ばして肩アーマーをフラットに戻す。
下半身を左右に分割して、車輪を逃がして膝を180度折り込む。
外装を展開、回転させ、足首を外側に180度畳み込んでアームを接続。
下駄履き!
膝にブースターをセットしてガタガタしないように固定。
オーバークロス合体相手の先頭車両を新幹線モードにして突入。天面の二連5mmジョイント(前方)を使って固定する。
中間車外装を前腕の強化パーツに。
肩の後ろにウイングを装着。
そして余ったハヤブサ中核部は右肩甲骨あたりに。
紅のヘッドギアを装着し、カイサツブレードを銃のように持たせてダークカイサツソード紅をセット!
オーバークロス合体完了!
シンカリオンE5MkⅡ×(オーバークロス)ブラックシンカリオン紅
シャショット内部にオーバークロスモードのプログラムが加わったことでE5はやぶさMkⅡとブラックシンカリオン紅が合体した姿。ハヤブサのウイングとシンカリオン二体の出力が加わることで空中戦が可能となった。
カイサツブレードにダークカイサツソード紅をセットして高速回転させるオーバークロス紅グラインダーが武器。
必殺技は三門の砲口から放つ新しいグランクロス、オーバーグランクロス。
スタイリング
赤と緑のコントラストが鮮やかでいかにもパワーアップした感じ。
通常シンカリオンでは特徴的なシルエットを形作っていた後部車両外装が程よく全体のシルエットに埋没し、ウイングと相まってストレートなシルエットを形作っているのが面白い。
腕や首の可動範囲はE5MkⅡとほぼ同じ。下半身もあまりアクション性を追求する玩具ではないしね。
オーバークロス紅グラインダー
肩関節は大径のものだが武器の重量にはやや負けがち。
あと肩にウイングがついているので腕を回すとシルエットが崩れてしまうところは否めない。
使わない時は左肩甲骨にセットしてみる。
こうしてみると余剰パーツを無理矢理くっつけた右のハヤブサコアユニットがカウンターウェイトっぽく見えてくる。
なおこの時はE5MkⅡのヘッドギアは余剰となる。
三つの砲門を解放して
放て! オーバーグランクロス!!
そしてE6こまちとオーバークロス合体!
パッケージや説明書ではデフォルトの相手っぽく描かれているE6こまちとのオーバークロス合体だ!
基本的な合体ギミックは同様。
ここにハヤブサの尾羽=ヘッドギアを装着。
その上からE6中間車両に収容されているヘッドギアを装着!
シンカリオンE5MkⅡ×(オーバークロス)E6
E5MkⅡとE6がオーバークロス合体した姿。やはり飛行能力を有し、狭軌に出現した謎の新幹線や巨大回物体の元へと急行することが可能となった。
主武装はE6のフミキリガン。またカイサツブレードと合体することで長射程・高威力のフミキリライフルに強化される。
必殺技は秋田新幹線大曲駅の名を冠したオオマガリグランクロス。
スタイリング
E6も赤系統だが白も入っているので、ブラック紅に比べると一体感がある。
ただしマニピュレーターの形状の都合上、フミキリガンはガンモードだと保持できない。
カイサツライフル
カイサツブレードの鞘両脇にフミキリガンを装着。狙い撃て!
そして敵を撃ち抜けオオマガリグランクロス!
シンカリオンE5MkⅡ×E7
E5MkⅡとE7がオーバークロス合体した姿。シャリンドリルはドライバーモードにも変形するシャリンドリルMkⅡへと強化される。
必殺技は北陸新幹線飯山駅の名を冠するイイヤマグランクロス。
本当は第67話の前に記事をアップするつもりだったので……
さてこのオーバークロス合体、トリニティーや500、ドクターイエローとは対応していないのだが、通常型シンカリオンであってもヘッドギアの形状によってはMkⅡ側のヘッドギアを併用できない場合がある。
N700Aやブラックのヘッドギアは斜め後ろ方向に装飾が伸びているため、MkⅡのヘッドギアと干渉してしまうのだ。
そのため劇中でもE5MkⅡ×ブラック紅やE5MkⅡ×N700A(第68話予告より)はE6やE7とのオーバークロス合体に比べて頭部の金装飾が省略されたデザインになっている。
多分出るはずのE5MkⅡ×800。もともと単体飛行が可能でリンク合体でも飛行能力付与の性格が強かった800つばめとオーバークロスした場合、その飛行能力は格段に増幅されることは想像に難くない……多分。
E5×E5
先代E5自体は多分残っているはずなのでやってみた禁断のオーバークロス合体。
なじみすぎて逆にパワーアップ感が薄い……
もしもやるならオオミヤグランクロス?
というわけでE5MkⅡでした!
まさかの2年目に突入したシンカリオンの新主人公機であるE5MkⅡですが、共通規格の主力ロボなら何でも受け入れるという、むしろ一連のシリーズの強化合体用ロボの系譜にある機体です。
ドクターイエローと同質のプレイバリューを3両編成で、かつロボットモードも既存シンカリオンと同じくらいに留めているわけで、かなり洗練された印象を受けますね。ここは既存のシンカリオン商品展開を活かしつつハヤトの性格特性とも結びついており、2年目ならではのシンカリオンと言ってもいいでしょう。
逆に500やドクターイエローとの合体については考慮されていないわけですが、この辺の扱いやE5MkⅡ自身のパワーアップ(多分あるはず)については現状まだ読めませんね。