今日のといず・くろすおーばーは!
仮面ライダービルドの2号ライダー、仮面ライダークローズが強化形態でいきなり登場! BCR09 仮面ライダークローズチャージをご紹介!
「潰れぇる! 流れぇる! 溢れ出ぇぇるぅぅ! ドラゴンインクローズチャージ!! ぶぅるるるるるるるrぁぁぁぁっ!」
「なんだよこの力……負ける気がしねえ!」
〇キャラクター解説
身長:201.0cm 体重:113.3kg パンチ力:31.5t キック力:34.1t ジャンプ力:ひと跳び54.0m 走力:100mを2.5秒
万丈龍我がそれまで変身していた仮面ライダークローズに代わり、ドラゴンスクラッシュゼリーとスクラッシュドライバーを用いて変身した姿。葛城巧が遺したデータに基づき戦兎(=記憶を失った葛城巧)がスクラッシュドライバーを製作したが、対応するスクラッシュゼリーの選定の際に手持ちのフルボトルでスクラッシュドライバーに反応したのが「龍我とともに成長したため戦兎では扱いにくい」ドラゴンフルボトルの成分のみだったため、結果的に戦兎には扱えないライダーとなってしまった。
スペックは初期値であり装着者のハザードレベルに応じて変動するため今後の成長も見込めるのだが、同時に装着者はネビュラガスの影響を直接受けてしまい、好戦的な性質になってしまうリスクも存在している。
武器はゼリー状態から実体化する遠近両用のツインブレイカー。龍我は主にアタックモードを使用する。
〇玩具解説
2017年1月20日発売。同番組の同時発売物は特になし。
これまでのBCRシリーズとは異なり本体の分割・ビルドアップギミックを有さずほぼ単体で完結した内容となっている。
スタイリング
シルエットや造形は良好なのだがさすがにボーイズトイなので全身のシルバーは明るいグレーの成型色となっており、劇中のスーツとのギャップが大きい。
あと背面の塗装省略のおかげで黒がかなり足りないか。両手足のマーキングはタンポ印刷で再現されている。
バストアップ
クリアファングテクターはクリアパーツ製。本来はクリアの向こう側にツインゼリーアイが輝く構成になっているのだが、パーツの厚みでどうしても印象が異なってきてしまうためかクリアパーツの上からオレンジ塗装がなされている。
肩
ドラゴパックショルダーは上腕と別パーツになっており、腕をほぼ水平まで上げることが可能。
その他のアクション性能はこれまでのBCRシリーズと同様。
つまり首や腰の回転はない。
スクラッシュドライバー
ゼリータンクキャップの赤を足したらよさそう?
ドラゴストラグルシューズの爪先とフォースクラッシュアームの先端には3mm穴が設けられている。
後者はエネルギー噴射攻撃装置ドラゴスプラッシュアーモリーと設定されているので単に造形で再現されただけかも知れないが、爪先はよく分からない。今後強化パーツがくっついたりするのだろうか。
ツインブレイカー
スクラッシュドライバー系ライダーに共通して装備された遠近両用攻撃装備。龍我が接近戦を好むため、クローズチャージにはアタックモードが付属する。一体成型で特にギミックはない。
裏側には前腕装甲の干渉を避ける窪みがある。パッケージだと右手装備だが本編では左手装備。
胸部のCZCヴァリアブルチェストアーマーは着脱可能。多分グリスと共通の素体だから、という以上の意味はない……かな?
クローズチャージヘッド内部アーマー
口元のブラックが足りないが、それはともかく変身シーンでちらっと出てくる素体ヘッドを再現。
クリアファングテクターを、接続アームのシルバーの突起が完全に上を向いてカチッというまで引っ張り、その上でアームをたたむ。
そして腰のボタンを押すことで……
スプリングギミックでクリアファングテクターが展開!
軽く被さったところで止まるので、あとは手でフィットさせよう。運が良ければそのままピタっと被さるぞ! 変身シークェンスを再現! ……となるとドラゴパックショルダーも着脱可能にしてほしかったのが正直なところ。
「負ける気がしねええっ!」
猿渡に比べるとあっさりスクラッシュドライバーの副作用に飲まれてる龍我だが大丈夫だろうか……もともと頭に血が上りやすいタイプって言うのも大きいか。
Wライダーがパワーアップ!
まあこれ書いてる翌日にはビルドにさらなるパワーアップアイテムがもたらされるわけだけど。
Wキックで北都3バカ三羽烏を撃退だ!
というわけでクローズチャージでした!
BCRシリーズに比べると拡張性がない分単体のプレイバリューを上げようとした……のは分かるのですが、変身シークェンス再現としてはかなり中途半端なスプリングギミックを搭載し、結果としてまた首・腰の可動がなくなるという……これまでのBCRシリーズをそこそこ楽しんできた壱伏としてもちょっと首を傾げてしまう面のある一品です。これならもっと全身のアーマーをバラバラにしてグリスと交換可能にする、とかでもよかったんじゃないかなどと考えてしまいますね。
ただ「被さったら手で押さえて完成」みたいにパッケージで説明書きされている割に、実際のギミックだと(少なくとも当方の個体は)スプリングギミックだけで一発フィットする率が高いので、そこら辺は何となくクセになる感覚を味わえる、かも……あと本体にギミックを仕込んでいる割にプロポーションも良好なので、塗装したら化けそうです。