今日のといず・くろすおーばーは!
ついにTVアニメがスタート、「新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION」よりDXS シンカリオンE5はやぶさ&E6こまち 超連結セットをご紹介!
まずははやぶさから。
〇玩具解説
2017年12月28日発売。同時発売物は「DXS01 シンカリオンE5はやぶさ」「DXS02 シンカリオンE6こまち」「シンカリオンを格納! ビッグ基地ボックス」など。
超連結セットはDXS01とDXS02のセット品となる。一部店舗ではキャンペーン特典としてクリアカイサツソードのプレゼントも行われている。
〇機体解説
全長:26.5m 重量:100t(シンカリオンモード)
謎の黒い新幹線とそれが発生させる巨大怪物体に対処すべく、新幹線超進化研究所が作り上げた新幹線変形ロボットの一体で東日本支部所属。バランスの取れた機体で大ジャンプからの空中機動を活かし、カイサツソードを駆使した接近戦を得意とする。
東日本指令室指導長・速杉ホクトの長男、速杉ハヤトが父の忘れ物であるShincaを届けようと表向きの職場である鉄道博物館を訪れた際に巨大怪物体レイルローダーの再起動事件に遭遇、父の本当の仕事を知るとともにその力となるため運転士に志願したことで起動を果たした。
超進化速度(1225㎞/h)に達することで新幹線モードからシンカリオンモードへと変形。96.5%の適合率を持つハヤトと車掌ロボ・シャショットのインターロック(意識連結)により必殺剣カイサツソードや胸部ビーム砲グランクロスを発動し、巨大怪物体を粉砕していく。
シンカンセンモード
アニメではシャープな8両編成だが、TOYではプラレールに合わせたデフォルメ3両編成となる。元々プラレールの派生玩具だしね。
バックビュー……と言っても新幹線だから先頭車と後尾車の差異は少ないのだが。
転がし走行が可能で連結部から曲げられる。
電動走行こそないがプラレールのレール上を走らせられるぞ! レールや橋脚は別売りだ!
電動車との連結走行は想定されていないので、直線・曲線レール以外での走行は非推奨?
先頭車両の天面四ヶ所、側面二ヶ所、後尾車の側面二ヶ所に5mm凹ジョイントがあるので他玩具から武器を持ってくれば武装強化も可能。
後尾車天面に小さな穴が開いてはいるが径が3mmに満たないのでそちらは単なる成型上の都合でできた穴、かな?
前作主役機との比較
……いやまああんまり意味はないんだけど。スケール自体が違ってくるのはご愛嬌。
Shinca
超進化マスコン・シンカギアにタッチしたりセットしたりしてシンカリオンを起動、変形させるICカード、という設定。
玩具では単なるプラの板だが、認識ピンが造形されている他にQRコードも記されており、春発売のDXシンカギアとの連動を期待させてくれる。
分割
連結器もプラレール規格なので先頭車と後尾車だけを連結したり、間に別のプラレール車両を連結したりできる。
中間車
シンカリオンの変形には直接関わってこない車体。
展開すると内部にはカイサツソードとウイング、E5はやぶさ仕様のヘッドギアが収納されている。
また中間車自体が台車と外枠左右の計3パーツに分割可能。
それでは早速変形開始
チェンジ、シンカリオン!!
まずは後尾車から
外装を展開。
パネルを畳む。
畳まれていた膝関節を伸ばし、車体を左右に割って。
爪先を伸ばし、連結器をシルエット内に収めつつ足首を起こす。
下半身ほぼ完成。ここから外に張り出している外装を斜めに向けよう。
先頭車
まずは割る。
腕部を展開しながら肩基部を固定。
連結器を畳んで拳を出す。
前輪を下ろして車体裏から「腹部」を引っ張り出すと……
スプリングギミックで運転席カバーがオープン。
上半身と下半身をドッキング!
……劇中だと旧シンカリオン準拠で車両同士の連結から変形していたけれどDXS版は上半身と下半身を別々に変形させてから合体させることになる。
うなじにあたる部位のスイッチを押すとスプリングギミックで頭部が飛び出す!
角を起こす。
中間車から取り出したカイサツソードを持たせて刃を展開して完成!
シンカリオン E5はやぶさ!
シンカリオンモード
旧シンカリオンに比べるとバランスが改善されて力強さが増したフォルム……って旧シンカリオン持っていないのだけれど。
肩上に二対四ヶ所、肩背面に二対四ヶ所、背面に二ヶ所と足裏に一対二ヶ所、前腕に一対二ヶ所、脚部外装に一対二ヶ所と5mm穴が結構多く設けられている。
また背面中央の突起は5mm凹ジョイントとほぼ適合する。
首はボールジョイント接続で左右に向けたり多少見上げさせたりが可能。ちょっと角が緩めですぐ畳まれてしまう。
肩の開きは前腕を動かさないと外装同士が干渉してしまってこの程度。
肩付け根で360度回転可能。
上腕にロールあり。変形の都合もあって肘は深く曲がる。
股関節は脚を肩幅に開くだけでそれ以外の可動はない。
足首は接地性を高めるために内側に若干スイング可能。猛禽っぽい爪先がプリティ。
膝は変形の都合で二重関節になっているのだが、股関節が動かないのであまりカッコいいポーズが取れない。タカラトミーモールで股関節がよく動く後尾車セットとか出してほしいかも知れない。
とはいえDX戦隊ロボに比べれば十二分に動くし、強度面も考慮すると対象年齢の子供たちにとっては充分な部類だと思われる。
ウイング
中間車内でカイサツソードにくっついているウイングは肩後ろのジョイントに装着して空中機動を助ける装備となる。
クリアレッドの輝きがE5に翼を与える!
カイサツソードに接続すれば超カイサツソードに!
旧版だとカイサツソードとウイングは、単体では全グレー成形色、セット版ではクリアレッドとなっているがDXSではセット単体いずれもクリアレッド仕様。
胸部カバーを開くと砲口が展開。
装着
中間車両を背負い、ヘッドギアを装着すれば余剰なし! このヘッドギアは本来リンク合体の時に他シンカリオンに装着させるものだが、規格が統一されているのでE5自身にも装着可能。
クリアカイサツソード
「DXS購入特典クリアカイサツソードプレゼントキャンペーン」ということでクリアグリーンバージョンが先着者にプレゼントされる。
エネルギーを高めて切断力アップ! という感じが醸し出されていて実にかっこいい。
他玩具と
ドライブヘッドやNextStageのウォーカービークルたちと比べると一回り大きい。
設定上は三倍くらい体格差あるんだけどね。
せっかくなのでブリッツフォーミュラやブリッツジェットファイターから装備を借りてみる。
足裏の5mmジョイントの活かし方が気になるところ。
巨大怪物体ミックスマスターと戦え!
「誰が巨大怪物体だって?」
カイサツソードの停止信号が唸る時、敵は改札に囚われ定刻通りに迫る刃をその身に受ける!
そして今必殺の、グランクロス!!
ドライブヘッドもまだまだ続くぞ! 共演してくれないかな。
というわけでE5はやぶさでした!
ドライブヘッド同様に「玩具オリジナルシリーズからTVアニメ仕様へのリニューアル」という形をとったシンカリオンですが、展開順はシンカリオン→トミカハイパーレスキューNextStage→トミカハイパーレスキュードライブヘッド→シンカリオンTA、なのでドライブヘッドに比べるとスパンが長く(というかNextStage→ドライブヘッドのスパンが短い)、そのため全面リニューアルしての登場となりました。壱伏は旧シンカリオンを所持していないのですが、タカラトミーからのメルマガによれば旧版との互換性もあるとのこと。
股関節の可動がほとんどないのが多少残念ではあるものの、TFのボイジャークラスを超えるボリュームのロボを子供が手に持って遊ぶことを考えるとちょうどいいというか、むしろ腕部の可動なんかは破格の域なのではないかな、と思います。
元々のシンカリオンが多種多様なバリエーションを誇っているので、果たしてここからどんなロボ展開をしていくのか、今後も楽しみですね。