今日のといず・くろすおーばーは!
今や「名探偵コナン」でお馴染み、figma SP-088怪盗キッドをご紹介!
「よぉボウズ…知ってるか?」
「怪盗はあざやかに獲物を盗み出す創造的な芸術家だが…」
「探偵はその跡を見てなんくせつける…ただの批評家に過ぎねーんだぜ?」
〇キャラクター解説
国際犯罪者番号1412号。18年前のパリに出没し、8年前に忽然と姿を消したものの現在蘇った、神出鬼没の怪盗で、推理小説家工藤優作が「1412」を「KID.」と呼んだことから「怪盗キッド」として人々に親しまれることとなる。
「月下の奇術師」「平成のルパン」といった異名を持ち、標的に予告状を送り付け、巧みなマジックと変装術・変声術を用いて警察を手玉に取るのが特徴。義賊兼エンターテイナー的な性格が強いためか一般大衆人気も高い。
身長:174cm 体重:58㎏ 視力:左右とも2.0 IQ:400
その正体は江古田高校の2年生、黒羽快斗。名マジシャン黒羽盗一を父に持ち自らも高い知力と運動神経、マジックの腕前を持つ明朗快活な高校生だったが、事故死したと聞かされていた父が実は怪盗キッドであり、不老不死の秘密を握るビッグジュエル・パンドラを狙う謎の組織に暗殺されたことを知ったことで、パンドラの発見と破壊を目的として怪盗キッドとして活動している。
江戸川コナンの正体が工藤新一であることを知っており、元々の顔立ちや声が似ていることもあって髪形と服装を整えるだけで工藤新一に変装することも多い。
CVは「ビーストウォーズ」のラットル、「勇者指令ダグオン」の宇津美雷/サンダーライなどを演じる山口勝平氏(工藤新一との二役)。
元は「名探偵コナン」の作者・青山剛昌氏が週刊少年サンデー増刊号にて連載していた作品「まじっく快斗」の主人公だったが、氏が週刊少年サンデー本誌で「YAIBA」「名探偵コナン」を掲載することが決定。「快斗」は休載状態となっていたが、「名探偵コナン」にゲスト出演して以降は度々そちらに出演することで知名度が上がり、以降は不定期に「コナン」を休載している間に「快斗」をサンデーで展開する形でストーリーを継続している。
〇玩具解説
2017年6月21日発売。同時発売物は同じく(?)名探偵コナン出典の「SP-089 真・犯人」。
夜の静寂を壊さぬように…そいつは静かにオレの眼前に降り立った…(スタイリング)
キッドの特徴的なタキシードと白マント姿を再現。艶消しの上品なホワイトが暗闇に映える。
片眼鏡(モノクル)と逆光で顔ははっきりしねーが…意外に若いぞ…(フェイス)
フェイスは二種類。まずはデフォルトの「何もかも見透かしたような不敵な笑み」。
モノクルと前髪の一部はシルクハット側に造形されており、シルクハットを脱がすことでその内側の眼差しを見ることができる。
……こうもうちょっと手心というか……
フェイスチェンジはシルクハットを外し頭部全体を交換して被せ直すスタイル。
「よお名探偵」って感じの口開きフェイス。
ポーカーフェイスを忘れるな、が合言葉の怪盗キッドだけに表情バリエーションは少ない。まあ本編でも結構慌てたり呆れたりといった顔を見せてくれてはいるんだけれど。
アクション
肩は水平まで上がる。手首は昨今のfigma基準となっている球体多軸関節。
脚部はデザインの割に高く上がるが、後述する「交換用裾」を使うことでハイキックも可能。
麻酔銃を撃ち込むチャンスは一度だけ…逃げようと背中を見せるその一瞬!!(マント)
マントは外側に3mm穴が設けられている他、スイング展開した内側の背中にもう一つ3mm穴がある。
マント自体はあまり薄くないPVC製で風になびいたり変形したりはしない。
手首
まずは拳と平手。両手とも付属。
汎用持ち手。こちらも両手とも付属。
本商品の付属品に持てるものはないが、f「igma(真・)犯人」と同規格なのでそちらのオプションを保持可能。
トランプ銃&持ち手
こちらも両手分の手首が付属し、トランプ銃を持たせられる。
トランプをコンクリに突き立てる威力って結構シャレにならんよね……
バラを持った(というか手中からマジックで取り出した)右手(上)と、鳩を止まらせた左手(下)
トランプ&持ち手
持ち手は右のみ付属。
プラスチックプレート二枚にシールを貼りつけることで表現している。
プレートには手に持たせるためのくぼみがあるのだが、保持力は低い。
絵柄はAとJOKER。予備も含めてシールは二組分付属。
持ち手自体はSHF龍騎系や剣系のカードを二枚まとめて持つくらいがちょうどいい感じ。
ポケット突っ込み用
両手首と上着の裾を専用のものに交換することで……
ポケットに手を突っ込んだ状態を再現することが可能となる。
比較
まあ同一ブランドからして縮尺を統一しているわけではないが、設定身長160cmの澪よりは少し大きくあってほしかった気もする。
Ladies♡ and… Gentlemen!!
Blue Wonderの名の如く…歩いて頂きに参上しよう
付属のfigmaスタンドを使えば天地の定めを蔑ろにできる。
声繋がり
「(あれ、これ監獄とかいう比喩抜きに墓場に入れられるピンチじゃねーか?)」
警察と探偵に囲まれる。
実際に追っかけられることになったらフィリップの検索が凶悪すぎる。
そして逃亡中、出会った少女には紳士的に接するのがキッドの流儀。多分。
というわけで怪盗キッドでした!
第一弾が「figFIX江戸川コナン&figma犯人」、第二弾が本商品とオプションを強化した「真・犯人」と、figmaコナンシリーズの展開はいささか変則的ですが、裏返すとこのくらいしかアクションさせ甲斐があって集客力のあるキャラクターはいないのかな……とも思ったりして。カラテアクションがビシバシ決まる蘭姉ちゃんとかも欲しいところですが、そもそもシリーズが今後続くのかすら分からない状態で、今後を見守りたいところです。
蘭姉ちゃん以外にも格闘巧者の多い漫画なので、需要はあると思うのですが……