今日のといず・くろすおーばーは!
トミカハイパーシリーズNEXT STAGEの新たな力、ハイパーブルドーザーとハイパーチェーンソーをご紹介!
救助するのさ、勇気のNEXT STAGE!
○玩具解説
2016年7月16日、同時発売。ハイパーブルドーザーにはビルダーイエローバイパーが付属する。
それぞれが作業モードへの簡易変形機構を備え、さらに連結して大型作業車両となり、先行するホワイトホープとシンクロ合体が可能となる。
ハイパービルダーはハイパーチームにおける建築スペシャリストセクションと位置付けられているが、2016年7月現在ではNEXT STAGE組より前の商品は絶版になっていたりする……
ビルダーイエローバイパー
基本的な仕様はホープバイパーと同様のコクピット車両。「トミカサイズのミニカー」と位置付けられており、やはりダイキャストは非使用。
合体変形ギミック以外では、後部のアンテナパーツの角度を変えることが可能。
ホープバイパーと比較。車種自体が違うのね。
というわけで早速合体
ハイパーブルドーザー
所属:ハイパービルダー
全高:3.312m 全長:9.900m 全幅:6.195m 全備重量:14.200t 装備:ビルダークロー
強力な二基のクローを備えたハイパービルダーの新型車両。ビルダークローはアタッチメント式となっており、作業モードではアーム先端に再コネクトする。巨岩をも握りつぶしてしまうハイパワーが特徴。
単体でのシンクロ合体では頭部・腕部の交換にとどまるため、ホワイトホープに比べるとコンパクトとなっている。
バイパー部分も同一規格なので交換可能。
このモードでのギミックは転がし装甲とクローの開閉。
スタンドアップ作業モード!
後部クローラーを支えに機体を直立させ、展開した腕部にクローを装着!
ハイパーブルドーザー作業モード
すごく簡素な作業ロボ形態。ビルダーイエローバイパーからの遠隔操作で障害物を取り除け!
腕の付け根(?)が前方に90度上がり、さらに肘のボールジョイントで前腕を90度上げ、ロール可動させることも可能。
後述するヘヴィーブレードに比べると横方向の可動範囲が狭い。
ハイパーチェーンソー
所属:ハイパービルダー
全高:5.353m 全長:17.306m(本体7.678m) 全幅:6.581m 全備重量:18.400t 装備:ビルダーチェーンソー
高速回転する特殊切削チェーンにより岩をも易々と切り裂く工作車両。おそらくはビルダーイエローバイパーからの遠隔操作で動くものと思われる。
ビルダーチェーンソーは三ヶ所の可動ポイントでスイングする。左右方向に動かないのが残念。
変形!
バンパーを後方に逃がして。
スタンドアップ。クローラーアームとアウトリガーを展開して。
アーム先端を引き出し頭部にチェーンソーを装着!
ハイパーチェーンソー作業モード
ビルダーチェーンソーで高所切削が可能となり、さらにクローラーアームを用いればその場で簡単な加工もこなしてしまうモード。
トミカタウンの平和と山林地帯の開発は俺たちに任せろ!
緊急事態発生。ハイパービルダー出動せよ!
チェーンソーのバンパーを作業モード同様に後部に逃がして。
連結モード
特に固有名は設定されていない直列作業車モード。二台の出力を六基のクローラーでアウトプットすることにより迅速に現場へと駆けつけることができる。
ちょちょいといじれば作業モードにもなる?
それではいざ、シンクロ合体!
まずはブルドーザーからクロー前方クローラー、ビルダーイエローバイパーを分離。
両腕パーツをホワイトホープと換装。レバーをスライドさせると拳が出てくる。
ホープバイパーの代わりにビルダーイエローバイパーをセットして頭部展開。どことなくブレンダル似。
一旦出した拳を涙を呑んで再収納して。
クロー装着!
ホワイトホープ へヴィーブレード
ホワイトホープとハイパーブルドーザーがシンクロ合体した姿。
より強力になったビルダークローが武器だ。
今度はハイパーチェーンソーとシンクロ合体!
後部ユニット、ビルダーチェーンソー周りを車体から分離。
脚部合体、アウトリガー展開!
背部にビルダーチェーンソーを装着して合体完了!
ホワイトホープ ヘヴィーストロンガー
ホワイトホープとの合体により、さらなる高所作業が可能となった合体モード。
そして……
ハイパーブルドーザー・ハイパーチェーンソーとシンクロ合体!
右腕クローとビルダーチェーンソーを交換して。
ホワイトホープ ヘヴィーブレードストロンガー合体完了!!
ホワイトホープ へヴィーブレードストロンガー
ハイパービルダー屈指のパワー型のパーツを装着したホワイトホープ。
通常のウォーカービークルフォームに比べると格段にパワーが増しており、ホワイトホープでは持ち上げられない巨木を軽々と除去することができる。
ただしチェーンソーの威力が高すぎるため精密破壊にはやや不向き。
上半身の可動性能は先行するホワイトホープやスラスターエンペラーと同様。
背面のアームは後ろに向けてもスイング可能。
第2話では両腕をビルダークロー、背部アームにビルダーチェーンソーを装着した状態で倒木に巻き込まれた車両を救出した。
ビルダーチェーンソーを右腕に装着し、左の拳を出せば両手持ちもできる。
足
これまでの2形態と比較してダイナミックな造形が魅力のおみ足。
足裏中央のスラスターらしき部位は内側にスイング可能で股関節を1クリックずつ開脚させたあたりまで追従する。
さらにアウトリガーを展開することで作業の安定性は格段に向上するぞ!
ただしこの機構のために足が若干長くなっており、混成合体させるとバランスが崩れるので注意が必要。
クローラーアーム展開。これが文字通りの奥の手だ!
カーフォーム
ビルダークローは残念ながら余剰となる。
一方ビルダー側の筐体にホワイトホープのパーツを組み込むことも従来通り可能だ。
シンクロ合体で状況を打開。トミカタウンの平和を守れ!
スラスター足だと機動性は高くなるけれど踏ん張りがきかないとかあるんだろうか。
「何だと? もういっぺん言ってみろ」
「何だ、耳が悪いのか? いや、知力2だから頭が悪いんだな。何度でも言ってやるよ、お前たちの違法建築は俺たちがひとつ残らずぶっ潰す!」
「やれるもんならやってみろってんだ!」
UWボーンクラッシャーが手近なところにあったので。
というわけでハイパーブルドーザー、ハイパーチェーンソーでした!
比較的コンパクトで合体してもシルエット的に代わり映えのしなかったレスキューヘリコプターとは異なり、こちらは二体別売りとはいえボリュームたっぷりで単体でも簡易変形し、合体すると大きく様変わりするなどプレイバリューが高められています。
ホワイトホープがあるなら是非とも揃えておきたい機体ですね。
なお、へヴィーブレードストロンガーの構成を基に一部リデコしたトイザらスオリジナルのパーフェクトビルダーなる商品も用意されているようですが、カーフォームでビルダークローが余るという欠点も引き継いでいるようなのでちょっと悩みどころです。