(2)はこちら!
ビルドロン師団トランスフォーム!フェーズ1!
というわけでビルドロンの真の力を見よ!
フル装備の写真を載せているけれど玩具としては装備なしのビークルモード、ロングハウルのみロボットモードからスタートしよう。
スクラッパー
まずはバケットアームを折り畳んで。
両腕を挙げてジョイントで再固定。
拳を外側まで回転させて。
前腕を拳がカカトになる向きに回転。ここでしっかりロックがかかる。
ひっくり返して、と。
脛~足首のパネルを立てる。
最後に運転席を180度回転させてロックをかけよう。
ミックスマスター
前腕を折り曲げて大腿部のロックを外しておく。この両腕が所在なさげなのが唯一の残念ポイントかも。
脚部を一旦タンクから外して左右に分割し、足首を内側に折り曲げる。
車体フロント部をがばっと引っ張り出して。
足首を畳んで両足を揃えて元のポジションへ。
カカトを引っ張り出す。スクラッパーの運転席同様に忘れがちなポイントなので気をつけよう。
ロングハウル
こちらはロボットモードから。
頭部を引っ込めて前腕を外に跳ね上げる。荷台のロックを一旦外して……
足首を畳んで脛パーツを180度展開。
腰から下も180度反転させたら荷台を改めて背中にロックする。
開いた脛パーツからパネルを開いて……
合体!
スクラッパー・ミックスマスターとも三ヶ所ずつのジョイントでスライド固定。
グレン
ロボットモード同様にクレーンを基部からスライドさせて。
前腕を下ろして。
中央のユニットを軸に、車体を横向きに畳む!
さらにグレンの胸部・腰部にあるジョイントを起こす。
フェイズ2!
ロングハウルの両肩と煙突、運転席と、グレン底面のジョイントを接合させて上半身完成。
運転席とクレーン基部からそれぞれジョイントを起こす。
スカベンジャーとボーンクラッシャー
クローラーのロックを外して前腕フレームを引きだす。
スカベンジャーのショベル、ボーンクラッシャーのドーザーブレードはそれぞれ畳もう。
胴体にスカベンジャーとボーンクラッシャーを接合! さらにクローラーの裏側をロングハウルの前腕で固定して補強。
前腕フレームの5mm穴に、拳パーツを展開したミサイルポッドを接合。
クローラー上、グレンのバンパーとリアバンパー、そしてロングハウルのフロントグリルそれぞれが固定ポイントとなっているので。
ブレストパネルを三体合体させて覆いかぶせて固定。
グレン中央部のボックスから頭部を展開して合体完了!
デバスターの誕生だ!
巨人兵デバスター
「うすのろども、覚悟はいいか。ビルドロン合体ロボットデバスターの前に、敵は存在しない!」
ビルドロン師団の六体が合体した巨大兵士で、リフレクターみたいな特殊な例を除けばサイバトロン・デストロン両軍通じて初の合体TF。
それゆえに後発の合体戦士/兵士に比べると総合力はやや劣るが、単純なパワーはそれでも高水準であり続け「ザ・ムービー」では唯一合体能力を披露してサイバトロンシティを蹂躙した。
弱点は合体中の強い振動に弱く妨害されやすいことと、(デバスターに限った話ではないが)構成メンバー全員の意志の統一がとれた部分のみが頭脳として機能するため知能が低下し単純作業しか行えないこと。また、サイバトロンがそのパワーを逆用すべくドミネイターディスクをセットしてデバスターごとビルドロンを洗脳しようとしたこともある。
海外名は「DEVASTATOR(デバステイター)」。CVはメガトロンを演じる加藤精三氏が務めている。
スタイリング
我々の待ち望んだデバスターがそこにいる。
……実は残りの写真だとミックスマスターのカカトパーツを引き出し忘れてたりして(汗)
可動範囲
UW版では肩の関節にクリックが追加されておりポーズの保持力が向上している。
首は軸可動のみ。上腕ロールに肘可動、手首回転+四指まとめて開閉と腕周りは実に優秀。
また、バケットの干渉こそあるが腰も多少はひねることが出来る。
膝関節は45度ほど曲がる。このサイズなので必要充分と言えるだろう。
スクラッパー・ミックスマスターには内側に折れ曲がるギミックがあり接地性を高めている。
各部の接合強度・関節強度は高くハイキックポーズでも自立する。
……まあ長時間こんなポーズで飾るとさすがに負荷がかかり過ぎるというかスクラッパー死んじゃう!
頭部ギミック
ひさしをガバっと開けて。
内側のバイザーを上げてひさしを戻す。
ツインアイバージョン
劇中では作画ミスなのかゴーグルアイではなくツインアイになっていることも多々あった。
CW版ではゴーグルアイをデフォルト、サンディエゴコミコン限定版をツインアイとして別個に販売したが、UW版では頭部を新造して任意での切り替えが可能となっている。
武装
武器はロングハウル武器Aとグレン武器Aを接合したビルドレーザー砲(G1トイ名称)。腕への固定ジョイントはなく、指の保持力頼みだったりする。
ビルドロンの手持ちビームガン類は、スカベンジャーとロングハウルのもの、残り四人のものでそれぞれまとめた上で荷台にセットすることで余剰パーツをなくすことが可能となる。
比較
SLビルドロン、ランドフィル(「TFカーロボット」ビルドキングの海外版リカラー品)と。リーダークラス相当のSLビルドロンが腰まで届かない……
レジェンズジェットファイアーやEZコレクション系だとこんな対比に。
スーパースタースクリームよりもさらに巨大。これがタイタンクラスの威容だ!
……メトロフレックスってこれよりデカいんだよなぁ。
「出た、デバスターだ!」
劇中だと本当にこれくらいデカく描かれていたことも……
旧LEGENDSクラスやサイバーバースなら掴みあげることすら可能だ。
そして後輩に対しても威圧。
というわけでUWデバスターでした!
海外だとIDWコミック展開と連動しているコンバイナーウォーズに「メトロフレックスに次ぐタイタンクラスを出そう」という企画が合流し、「第二のタイタンクラス」として白羽の矢がデバスターに立った、という流れだそうです(その流れがなければCWホットスポットのリカラーを中心に出す可能性もあったとか)。
そのため「ボイジャークラス6体」ではなく「タイタンクラス1体」を基準にパーツ数が決定し、剛性を確保するためもあって関節構造が簡略化されたのですが、日本版ユナイトウォリアーズはコレクター向けトイとして展開しているためよりマニアの満足度を高めるために関節などが新造された、とのこと。果たして効果的な改修を受けたビルドロン/デバスターは現時点での決定版として完成したと言えるでしょう(設計期間が短かったためMP化のために温めておいたアイディアも導入されているそうです)。
何しろデカイのによく動く上に扱いやすい。合体ロボとフル可動の相性は本来あまりよくなく自重崩壊の危険がつきまとうのですが、UWデバスターに限って言えばその心配はほぼ解消されています。
TFファンでお財布と置き場に余裕があるなら是非とも手に入れるべき、と言って過言ではない逸品です!
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UW04 デバスター(3)
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