リージョンクラス三体はこちら!
○キャラクター解説・グリムロック
アルケモア号に収監されていた囚人の一人でダイノボット種族。成り行きでバンブルビーたちがアンダーバイトを逮捕するのに協力し、バンブルビーの判断で仮釈放されチームの一員となる。
怪力を誇示したがる暴れん坊で逮捕容疑も器物破損によるものだが、根は優しく素直で協調性も高い。戦いの中では応用を利かせることも多いが、サイドスワイプの出まかせを頭から信じ込むなどかなり純真でお人よしで知能はあまり高くない。暗くて狭い場所と子猫が苦手。必殺技は恐竜モードで体を丸めて体当たりする「キャノンボールアタック」。
CVは山橋正臣氏。
○玩具解説
2015年3月発売。TFアドベンチャーの第一弾商品の一つでウォーリアークラス。TAV08グリジバーとの対決セット「TAVVS02 グリムロックVSグリジバー」も発売された。
恐竜モード
メカティラノサウルスにトランスフォーム! ティラノサウルスの割に腕はまあまあ大きく、劇中だとパンチもよく披露している。
前足が付け根から軸回転し、後ろ足も付け根と膝が可動する。
頭部のレバーを動かすと下顎が開閉するギミックあり。
トランスフォーム!
ティラノ頭部を背後に逃がし、後ろ足がロボモード腕部、尻尾がロボモード脚部になるグリムロック伝統の変形スタイル。後ろ足付け根をアームで移動させてロボットモードの肩幅を増している。
また尻尾は付け根側のカバーパーツを回転させて先端と一体化させるという一ひねり効いた構図。
尻尾の先端は折り畳んで左ふくらはぎ内側に。右ふくらはぎにも同形状のダミーパーツが配置されている。
手首パーツを引っ張り出して変形完了!
ロボットモード
がっしりしたマッシブ体型を見事に再現。アニメイテッドのアイアンハイドから「緑色=パワーキャラ」って枠が定番となっているよね。
首は左右に回転。肩は広げても右腕くらいが限度だったりする。
肘関節はティラノモードの後ろ足も兼ねるためクリック感がある物となっているほか、変形ギミック兼用で上腕ロールを搭載している。
大腿ロールがあるため下半身は必要充分に可動。
手は開いた形で造形されているが指の間が5mm径の穴となっており、他TFの武器を持たせることも可能。
ただしグリムロックとしては己の肉体が最大の武器という認識らしい。
グリムロック比較
うちにあるロストエイジ版、変形ヘンケイ版とともに。ウォーリアークラスは従来のデラックスクラス相当とされているが、コストカットの影響もあって一回り小さくなっているのが惜しいところ。
チームと
TAV01バンブルビーなどの主力メンバーがウォーリアークラスで展開している以上TAV02版はいささかサイズが不足しているためボイジャークラス版のTAV30バトルグリムロックが発売されてからはそちらが重宝がられている傾向がある。
一方でTAV02版もEZコレクションと並べると充分な(充分以上の?)ボリュームを見せてくれるため、決して不要な存在にはならない。
……リージョンクラスのグリムロックも出てるんだけどね。
以下色々と
キャノンボールアタック! 体を丸めるのはかなり難しい。
辿ってきた道のりを思えばバンブルビーがオプティマスに依存してしまいそうになるのも無理はない。
しかし、強敵との決戦を経て彼はリーダーとして真の一歩を踏み出すこととなる……
何がどうなったか分からないけど協調性の証?
一方こちらは衝突ばかりだったけれど徐々に絆を深めていった2人。同サイズのウィンドブレードとドリフトも欲しい……
いたずらっこバンブルビー君
正月に親戚の子供にお馬さんごっこされてわき腹を痛めるあんちゃんの図。
そう言えばアメコミだとアーシーやバルクヘッドとの再会も描かれたそうな……
そして今日も出撃の台詞でだだ滑りする我らが若き隊長殿であった!
というわけでチームバンブルビーでした!
収集傾向に一定の縛りを設けているために変則的な紹介になってしまいましたが(あと色々忙しくて日本版EZコレクションがもう出てしまったりして)、これがうちのクオリティですので……
コストカットの影響か、肉抜きが目立つとかリージョンクラスから武器がなくなったとか多少思うところはありますが、それでも一筋縄じゃ行かない変形ギミックを搭載し、組み合わせることでさらなるプレイバリューを発揮するのはさすがトランスフォーマーシリーズ、と行ったところでしょうか。
日本では2期目が終了(海外ではここまででシーズン1)しましたが、今後も展開していって欲しいシリーズです。このスケールに合わせたマイクロンは無理でしょうけれど、EZドリフトはぜひとも出して欲しいですね。
仮釈放を喜ぶグリムロックと巻き込まれる2人。