前編はこちら!
合体準備
まずは既存の13編成から先頭車両を分離。
合体に必要なのは先頭の13両のみ!
ハイパーレッシャテイオー側はターミナル形態から13ヶ所のジョイントを起こして合体準備。
DXでは烈車底面のジョイントでレール上に固定していく形となっていたが、ミニプラには車体底面のジョイントが存在しないため、後部の接合・烈車武装用ジョイントを利用することとなる。
駅舎側からトッキュウオー組・ディーゼル組&ビルド・武装烈車組という形で並べていくように合体!
実際は前端側から付けていった方が楽だったりするが。
そしてスタンドアップ!(協力:ガブティラ)
立ち上がれターミナル!
改めてこの状態から。
ストーンガードを下ろす。
エンブレムを180度回転させて。
起こして中央プレートをひっくり返す。
ハイパーレッシャー(小)を真ん中で捻って。
頭部にくっつけて合体完了!
トッキュウレインボー
全高:88.0m 全幅:42.0m 胸厚:26.0m 重量:11,700t 最高速度:1,000km/h 最大出力:10,200万馬力
ハイパーレッシャターミナルに秘められていた特別合体モードを起動させた超巨大烈車ロボ。起動には13両の烈車が必要となるが、そこに元クライナーであるドリルレッシャーまで含まれているのは総裁がドリル好きだから、らしい。
脚部に装備したレインボーキャノンは腕部に装着することでレインボーブレードを発生させることが可能となり、必殺のトッキュウレインボー・ファイナルスラッシュを炸裂させる。
所謂「全合体」なのだが、必要とされるのは各先頭車両のみなので2両目以降が豪快に余剰パーツとなる割り切った構成となっている。
これはDX版が、DXロボを全て揃えていなくとも食玩・カプセルトイなどで展開しているトッキュウレッシャーシリーズ(DX版と連結、トッキュウチェンジャーにセット可能なもの)を入手すれば再現可能な全合体ロボを志向したため。しかし一方で元々一両編成のシールド・ドリルを除けば先頭車両のみの販売を行っていないミニプラ版ではありがたみが薄くなってしまっている。
なお、この形態では関節可動は絶無。
首も回らないし肩も上がらないし、せいぜい変形ギミックの副産物で爪先を伸ばせるくらいである。
武器を装着
腕の横にあるジョイントを起こして、脚部から取り外したテイオー腕部を装着!
ここに収納ジョイントを仕込めるんだったら肩に1軸くらい追加出来たんじゃないかな……腕のビルドや足のドリル辺りがギリギリのクリアランスでくっついているので、これ以上パーツを分割することは出来なかったのだろうけれど。
さらに手にはフミキリケンも持たせられるぞ! 振り上げたりできないけどね!
比較
実際、2000円かけて作った板に13両貼りつかせているのでボリュームは満点。前後に薄いけど。
G12と比較したかったけれど奥に仕舞い込んでしまい……
前年の最強合体と
最終ロボが最強合体の中核になるのって珍しいよねと思ったけれど、おととしがそれだった。
心の目で必殺技!
というわけでハイパーレッシャテイオーでした!
クリアバージョンの購入予定はないのでこれが当ブログ的にはトッキュウジャーシリーズ最終ロボとなります。
ハイパーレッシャテイオー自体はハイパーレッシャターミナルありきで後の形態はオマケと言い切ってもいい構成と言えるでしょう。既存のミニプラシリーズのサイズを元に、ターミナルの上に烈車を配置するためのサイズと、余計な分割線や凹凸を可能な限り排するパーツ配分、低年齢層にも扱いやすい剛性を追求した結果、この価格とギミックになったものと思われます。
トッキュウレインボーのアクション性能のなさ(DXよりも動かない、肩を上げることすら出来ないのは1999年のビクトリーロボ以来)も、DX版の持つ醍醐味をミニプラの制約の中で可能な限り再現しようとした物と考えれば理解はできます……が、せめて肩を上げるくらいはして欲しかった、と言うのが本音ですね。
トッキュウジャーシリーズは前年度に引き続きパーツ数の削減、組み立てやすさの追求といった点を考慮しつつアクション性能も向上させたり、クリアバージョンを一般販売したりと見るべき物の多いシリーズとなったので、来年度以降の動向も楽しみですね。
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ミニプラ 烈車合体EXハイパーレッシャテイオー(2)
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