今日のといず・くろすおーばーは! 脊柱手首ホルダー 決めポーズ用手首もしっかり付属している。左右一体型であることと数的事情により先述の手首ホルダーからはあぶれ気味。
「ドキドキ!プリキュア」の頼れるリーダー、S.H.Figuartsキュアハートをご紹介!
8月4日はマナ会長の誕生日なのです。
○キャラクター解説
困っている人があれば助けに行き、生徒会業務以外にも運動部の助っ人などもこなす大貝第一中学生徒会長、相田マナ。彼女は社会科見学に訪れたクローバータワーにて怪物ジコチューが出現し、展望台に向かうところを目撃する。直前に迷子だったところを保護した女児が展望台にいることに気付いたマナは高さ999mの展望台に階段で駆け上がり、ジコチューを制止しようとする。
そこでマナはトランプ王国から現れた妖精シャルルと出会い、自分を助けてピンチに陥ったキュアソードを助けるための力を求める。
勇気の出るおまじないをシャルルが変化したラブリーコミューンに描いたその時、謎の青年ジョー岡田からもらったキュアラビーズが光を放ち、マナは伝説の戦士プリキュアへと変身を遂げた!
大貝第一中学生徒会長を務める中学2年生、様々な頼まれごとを並はずれたバイタリティでこなす「幸せの王子」、相田マナが妖精シャルルとのコンビで変身する、トランプ王国のハートのプリキュア。チーム内では最大の浄化力を持つため、前衛兼主砲的な役割を果たす。
スポーツ万能、学力優秀といった面がクローズアップされることも多いが、何より現実認識力が高く、与えられた選択肢以上の方法を常に前向きに模索していく精神力と発想力がチームリーダーとしてのカリスマ性に繋がっている。
そのため周囲がマナに依存することもあったが、物語が進むにつれて「マナがそうしたように、自分も誰かに愛を与えていく」という形で影響が現れていった。
弱点は音痴と、やや車酔いしやすいこと(ただし回復は早い)。家が洋食屋を営んでいるため、料理スキルも高かったりする。
単独での浄化技は胸のハートから光を放つ「マイスイートハート」、ラブハートアローから光矢を放つ「プリキュア・ハートシュート」、マジカルラブリーパッドを用いて巨大なハートに敵を閉じ込め恍惚化・浄化する「ハートダイナマイト」。
合体技の「ラブリーフォースアロー」および「ラブリーストレートフラッシュ」「ロイヤルラブリーストレートフラッシュ」でも事実上の中核をなしている。
CVは「まぶらほ」の宮間夕菜役、「武装錬金」の早坂桜花役などを担当した生天目仁美氏。
○玩具解説
2014年5月31日発売。同時発売物に「仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ」「仮面ライダーバロン バナナアームズ」「ルカリオ(ポケットモンスター)」がある。
「ドキドキ!プリキュア」の一番手であり、パートナー妖精のシャルルの他、ラブハートアロー二種とマジカルラブリーパッドが付属するなどプレイバリューは高い。
スタイリング
年々完成度を上げているフィギュアーツ・プリキュアシリーズ。今回は長いポニーテールをPVCムク構造ではなくABS素材中空構造にすることで格段に軽量化しており、足首の可動範囲と相まって自立性を高めている。
アクション
基本的なアクション性能はキュアハッピーに準じ、引き出し式の股関節やスパッツ境界での大腿ロールなどを踏襲している。上半身の装飾のせいで肩の可動範囲(特に上方向)はやや狭い。
フェイス
ウィンク。
どれも造形的に不満点はなく、アイプリントの発色も綺麗なのが嬉しい。
後ろ髪の内側二房はボールジョイント可動。写真は掲載していないが、角度固定用首関節も付属している。
後ろ腰にはシャルル。スカートと一体化しているため着脱はできない。技発動などシャルルにキュアラビーズをセットするバンクはあるが、実際にキャリーから取り出している描写はされていないので仕方のないところか。
今回から導入された、交換用手首をセットしておくホルダー。一節ごとに分割可能で順番を入れ替えたりもできる。
この写真でセットしているのは上からラブハートアロー持ち手・平手・開き手・マジカルラブリーパッド操作手。
シャルル
トランプ王国滅亡に前後して誕生した妖精三姉弟の長女でマナのパートナー。スマホ型のアイテム・ラブリーコミューンに変身しマナを変身させたり、キュアラビーズの力を引き出したりできる。マナの順応力に驚かされることもあるが本人もなかなかのしっかり者(シリーズ屈指の有能妖精ダビィの陰に隠れがちではあるが)。中盤ではマナよりちょっと幼いくらいの人間態(中学1年生相当?)への変身能力を会得し、生徒会長としてのマナもサポートしていくようになる。
CVは西原久美子氏。プリキュアシリーズではかつて「Yes!プリキュア5GoGo!」のクレープ王女、「スイートプリキュア♪」のクレッシェンドトーンを演じた経歴がある。
首が回るため多少の表情付けが可能。キャンディとだいたい同じくらいのサイズ。
専用スタンド
ベースの文字がこれまでとは逆向きに印刷されているのが特徴。これは正位置で展示した際(上から4枚目の写真参照)に文字が正面を向くようにしたものと思われる。
「みなぎる愛!」
「あなたに届け、マイスイートハート!」
ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソードの中では最強の浄化力を持つキュアハートの、基本技にして奥義。左胸のハートマークからハートの波動をぶつけてジコチューを浄化する。
ハートシュート登場後はしばらく鳴りを潜めていたが、プロトジコチューとの最終決戦ではパルテノンモードとなったキュアハートがこれを放ち、浄化に持ち込んでいる。
「ラブハートアロー!」
ラブハートアロー
謎の赤ん坊・アイちゃんの導きによってプリキュアが手に入れた武装アイテム。キュアハート・キュアソードはパーツを開いた状態、キュアダイヤモンド・キュアロゼッタは閉じた状態で個人技を発動する。
全員の力をひとつに束ねるための器という側面を持ち、劇中ではキュアロゼッタのロゼッタリフレクションにハート・ダイヤモンド・ソードの力を加えて強化した「ラブリーフォースリフレクション」といった応用技も披露している。
「プリキュア・ハートシュート!」
さらに大型のラブハートアローも付属しており、迫力満点。ただし両モードともレバーは収納できず、しかも細長い硬質素材なので破損には注意されたし。
ウィンクフェイスはこの時のためのもの。ジコチューの闇を撃ち抜け!
マジカルラブリーパッド
一万年前のプリキュアたちが使っていた三種の神器のひとつで、当時のプリキュアのパートナーだった妖精メランから受け継いだ。当初は用途の分からない「鏡」だったが、リーヴァグーラによって砕かれる――も、決して絶望しないマナたちの奮起に応え、タブレットコンピュータ型アイテムとして強化再生された。起動用ラビーズはやはりアイちゃんが生み出している。
劇中ではさらに聖なる竪琴「マジカルラブリーハープ」へと進化し、プリキュアたちをエンジェルモードに強化する能力も見せた。
こちらも専用手首で保持可能。残念ながらマジカルラブリーハープやエンジェルモード用の翼は付属しない。
「集合! ハートダイナマイト!」
敵をハートに閉じ込めてメロメロにしてしまう、キュアハートのパッド技。登場は5人中最も遅かったが、最終決戦では多数のジコチューをまとめて浄化する威力を見せた。
「「「「私たちの力をキュアハートの元へ!」」」」
「プリキュア! ラブリーストレートフラーッシュ!!」
実際はフォーカードっぽいんだけどね。
カード状エネルギーを押さえて放つ右手首も付属している。
L!O!V!E!
「そうか、マナちゃんもアギトになったんだね」
「どなたかと勘違いしてません?」
まさか万能カリスマ系リーダーが被るとは思わなかったあの頃のニチアサ。そんな中、普通の青年が精一杯背伸びして「誰かの希望になろう」としていた晴人はある意味いいアクセントだったと思ったり。
というわけでキュアハートでした!
一説ではプリキュアのフィギュアーツを放映期間中に出せないのは、対象年齢未満のお子様が間違えて手に取ってしまうのを防ぐため……なんて噂もあったりしますが、ドキドキ!の場合は目立ったフォームチェンジがない割に手持ちアイテムが順番に増えていく強化がされていくので、本編で一通り出揃ってから商品化企画が動くくらいでちょうどよかったのだと思われます。
まあ、できればラブリーハープとエンジェルモード用の翼は欲しかったところですが……オプションセットという形で出ないものかな、と。
何はともあれ、プリキュアーツ自体そこまで多く持っているわけではありませんが、着実に進歩して扱いやすくなっているのは見逃せません。
商品単品の完成度も高く、ドキドキ!チームを揃えてもよし、ネタ的に剣ライダーたちと絡めてもよし、非常に遊びごたえのある一品だと言っていいでしょう。
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S.H.Figuarts キュアハート
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