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LG-EX グレートショット

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 今日のといず・くろすおーばーは!

 自称ならず者の義理堅き傭兵! トランスフォーマーレジェンズよりLG-EXグレートショットをご紹介!

グレートショット

 ここのところTFVづいていたのでこの機会に。

 

 

〇キャラクター解説

キャラ解説1

 ビクトリー戦争期に活躍した流れ者の傭兵。以前の仕事で自分を裏切ったブルーバッカス・ブラックシャドーを追ってマイクロ星に滞在していたところ、旧知の仲であるスターセイバーと再会。

「拙者には正義など似合わん」「ならず者の拙者を戦士として、友として認めてくれたスターセイバーに惚れただけよ」と言う理由でスターセイバーと共闘し、マイクロ星衛星刑務所での戦いでは自分を助けようとするホーリーとも絆を結んだ。そうした経緯からサイバトロン側の戦士として信頼されており、ゴッドジンライ亡き後の第二方面軍司令官代理をスターセイバーに要請され、条件付きで就任。最終決戦でもスターセイバーを助け、戦後は傭兵に戻るもグリマルト戦役で消息を絶つ……

 六段変形の他、二刀流の使い手でもあり「グレート剣法・二刀斬り」や「グレート忍術・微塵隠れ」などが得意技。

 CVはシックスショットと同じく池水通洋氏。

 

解説2

 シックスショットとは同型ボディで声優・口調も同じということからファンの間では同一人物説が囁かれており、「トランスフォーマーレジェンズ」ではその説を採用。

 宇宙平和連合議長となっていたスパイクが反TF組織コンカレンスの手で偽物にすり替えられたことでスターセイバー(当時は総司令官就任前)が冤罪で逮捕。スパイクの息子ダニエルは友情を結んだシックスショットと連携してスターセイバーを助け出し、レジェンズ世界へと逃れ、同人作家となっていたクロームドームと合流を果たす。クロームドームとシックスショットは和解するも、シックス一族の裏切り者として追われたシックスショットはナイトバードに討たれて瀕死の重傷を負う……というのが「LG50」付属コミックでの顛末だった。

 さらにその後、ヘッドマスター化していたおかげで一命を取り留めたシックスショットは、潔白が証明されたスターセイバーからトランステクターを贈られ、シックス一族から身を隠す意味も込めてグレートショットとなり、オーバーロードの力を借りてクロームドームの親友ジャックを復活させ、自らは意思を持つトランステクターへと転生。

 ジャックに根負けしたグレートショットは地球防衛軍EDFに加勢しコンカレンスを撃滅した後、通常のトランスフォーマーとして再生した……というのが、TFV本編のグレートショットである、と語られている。

 とは言えこれはあくまで「トランスフォーマーレジェンズ」独自設定であり、TFVのアニメ・コミック原案である金田益実氏は「アニメ版・テレマガコミック版においてグレートショットとシックスショットは別人である」という旨のコメントを出している。

 

 

〇玩具解説

玩具解説

 2017年10月11日~11月2日受注、2018年3月下旬発送のタカラトミーモール限定品。同時発送物に「LG-EXグランドマキシマス」がある。

 原典トイ同様にLG30シックスショットの仕様変更品となるリーダークラス。

 劇中で印象的だった刀は(やはり原典トイ同様に)付属しない。

 

 

ヘッドマスター・ジャック

ヘッドマスター後ろ

 先述の通り、「ザ☆ヘッドマスターズ」においてクロームドームの親友として登場し、シックスショット(とワイプ)の手で非業の死を遂げたヘッドマスター、ジャックその人となっている。カラーリングはかなり違うが胸部のモールドが一致。

 

比較

 LG50付属のヘッドマスター・シックスショットはTFレジェンズ導入にあたって完全新規造形されたもので、海外展開「タイタンズリターン」の際にシックスショットに付属したタイタンマスター(ヘッドマスター)・リボルバーが実はジャックを意識した形状だった。

 ……ということで、背面の頭部を除くとLG-EX版は海外限定だったリボルバー型タイタンマスターが日本でも日の目を見ることになった形となる。

 

 

タンクモード

戦車後ろ

 両サイドから突き出した副砲やカラーリングを除けばシックスショットのそれと同仕様。

 

コクピット比較

 比較。

 

 

ジェットモード

ジェットジェット

 シックスショットの頭部・胸部・肩が新規パーツに置き換えられているため最も影響が出ている形態。

 

コクピットメット事情

 というのもグレートショットの角を変形の際にメット裏側に収納する都合でヘッドマスターをヘッドオンさせたまま変形できなくなっているのだ。ここはちょっと残念なところ。

 

比較

 比較。尾翼が大型化している。

 本来はクローラーは腕と翼の間に差し込むのが正解なのだが、クリアランスがギリギリなので外に逃がしている。

 なおシックスショットともどもアニマルモードの顎裏に3mm穴があるのでスタンドでの空中展示が可能。

 

 

バトルカーモード

バトルカー後ろ

 資料によっては前後反転して描かれているが、アニメ本編を見る限りではシックスショットと同じ向きが正位置。

 つまり赤い二連筒はエグゾーストパイプ?

 

運転席

 前述のとおりヘッドオンしたままの頭部収納が出来ないので、素直にジャックは運転席に乗せよう。

 

比較

 比較。

 

 

怪獣モード

怪獣後ろ

 サイのような一本角が特徴。

 

アクション頭部アップ

 肩のクランク関節で腕全体の角度を変えればかなり表情豊かになる。

 

比較

 四肢がぶっといのと羽が生えているのとで狼より怪獣の方がしっくりくるところあるよね。

 

 

サブマリンモード

サブマリン後ろ

 

操縦席?

 ……まあやっぱり強引というか、日本限定なので素直にレーザーガンにしてもよかったんじゃないかな、というか。

 

 

反転

 というわけで反転。変形ギミックの都合もあってトリガーパーツはない。

 

 

比較

 比較。

 

 

ロボットモード

ロボットモード後ろ

 こうして見るとグレートファイバードみたいな胸してるな……(※グレートショットの方が先)。

 原色バリバリのカラーリングが和製ヒーローロボ感を強めている。

 

比較

 比較。アクション性能などは据え置き。

 シックスショットだと人格はヘッドマスター側だがグレートショットではボディに主人格、ヘッドがアシスト役となっている。レジェンズはトランステクターやウェポンドローンが意志を持っているケースが割と多く、和製TFをベースにしつつも「ザ・リバース」のヘッドマスター・ターゲットマスター観も流入させているように見受けられる。

 

 

クロスヘッドオン

ヘッドチェンジ

 どうも微妙に寸法が合わないというか、特に右はヘッドマスターそのものを深く差し込めない。個体差?

 

 

レーザーガン

 武器は変わらず二門のレーザーガン。

 劇中だと刀も振り回していたが原典トイ同様に付属せず。TFVは剣戟戦に重きを置いていた作品で、主にデストロン側が玩具に付属しない槍だの斧だのチャクラム付き三節棍だのを振り回していたが、グレートショットもそうした一体だった。

 

 

調達

 というわけで刀を調達。トイズスピリッツのカプセルトイ「伝説の武器マスコット・3」(2021年)の「E・物干し竿(二天記伝説)」二本のグリップを改造してみた。

 

 

突き

 変形機構を利用すれば突きポーズも決まる。

 

 

グレート剣法……

二刀斬り

 二刀斬り!!

 

 

ホーリーと

 新たな友ホーリーと共に。

 

怪獣咆哮

 マイクロ星に吠える!

 

 

スターセイバーと

飛行まとめ

 当時からグレートショットの玩具は合体戦士ばりに大振りなのだが、実はアニメ劇中だとセイバーとかヘルバットみたいな合体前の通常サイズのTFと同じくらいの体躯だったので、劇中とはスケールが合わなかったり……。

 

 

デスザラス

 でもまあ第二方面軍司令官代理なんだし、でかくて強そうな方がいいよね(?)。

 

 

ヴィクトリーキャノン!

 TFVリメイクサイバトロン組の力を結集し、放て大筒変化ビクトリーキャノン!

 

 

というわけでグレートショットでした!

 せっかくだから刀も付属させてほしかったのとヘッドオンしたまま頭部を収納できるようにしてほしかった……という不満点はありますが、LG50ともどもそつなく出来ていると思います。リデコなので当然ですが、良くも悪くも遊びの感覚は同じですね。

 ビクトリーセイバーやデスザラスがリメイクされた今、さらに輝ける一品だと思います。


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