今日のといず・くろすおーばーは!
超神マスターフォース序盤のリーダー! トランスフォーマーレガシーよりTL-34メタルホークをご紹介!
「ただ強ければいいのではない……それを教えてくれた人間を守るために、私たちは立ち上がる!」
〇キャラクター解説
8000年前に地球に降り立ち、有機生物に擬態して生きることを選んだプリテンダーの、サイバトロン(オートボット)側のリーダー。現代では剛博士の元でホークとして宇宙工学を研究しており、博士の息子である秀太にも兄のように慕われていたが、デストロンプリテンダーの復活を機に戦いへと赴くこととなる。
剛博士の死後は研究所をサイバトロン基地として管理し、ヘッドマスターJr.となった秀太たちの保護者兼指導者としても活躍。サイバトロン側のゴッドマスターが一通りそろった後は、地球のサイバトロンの代表としてジンライを総司令官に任命した。
青年の姿から「スーツオン!」のコールで宇宙服のような強化スーツ姿へと変身し、さらに両腕で「人」の形を作りながら「プリテンダー!」とコールすることでトランスフォーマーとしての正体を現す。ビークルモードはスペースジェットで、地球と月を15分で往復可能な飛行能力を持つ。武器はジェットライフルとチタニウムサーベル。
CVは「機動戦士ガンダム」のガルマ・ザビや「美少女戦士セーラームーン」のネフライトを演じた森功至氏。
〇玩具解説
2023年8月26日発売。同日発売物は「TL-31グリムロック」「TL-32シャープネル」「TL-33プロール」「TL-35スカイクエイク」「SS-108チーター」「SS-109スカージ」「BWVS-01恒久ビーストの対決」など。
WFCトリロジー「キングダム」でリメイクされたKD-07サイクロナスの仕様変更品、なのだが一部パーツと変形機構が共通しているだけで目に見える部分はほとんど新規造形となっている。ボイジャークラス。
ダウロス(スカルグリン)とは異なり、当時品のインナーロボットのみを再現している。
ビークルモード
ジェットモードにトランスフォーム。ノズル部分の突起にはエフェクトパーツを装着可能。
チタニウムサーベルは天面に装着できる。
サイクロナスと比較。変形機構はほぼそのままなのだが、主翼周りのポジショニングで差別化している。
腕のポジションを揃えるとこんな感じ。サイクロナスと違ってメタルホークはランディングギアがないのが残念。
トランスフォーム!
チタニウムサーベルの他に尾翼も外すのは原典通り。
折りたたまれていた膝関節を伸ばして。
脹脛カバーを開いて足を取り出し、スラスターを畳んでカバーを戻す。
主翼周りのロックを外し、天面で180度回転。
拳を展開。
胴体前後のカバーを開き、ノーズを折りたたんだ機首をさらに反転。
頭部を露出させたら背中のカバーを閉じて両肩でロックをして。
さらに胸板を閉じたら変形完了!
ロボットモード
劇中のイメージに比べると割とたくましくなったロボットモード。
……いや劇中が細すぎるだけな気もするんだけどさ。
頭部
凛々しい。あまり上下には動かせないが回転は可能。
肩はパーツが大きく動くので真横に上げられるだけでもかなり効果的。手首が回転。
腰も回転するのだが、ポジションによっては大腿部の付け根が干渉したりもする。
片膝も180度開脚も思いのまま! なのだが足を各45度以上開くと脹脛の装甲のせいで足裏が接地できなかったりする。
ジェットライフル
尾翼は手に持たせて二挺銃に。先端にはシージ系エフェクトを装着可能。
足横にそのまま装着すると足裏より出っ張ってしまうので、直立の妨げになってしまったりして。
エヴォフュージョン!
ジェットライフル左右を合体させて二連銃に! これがメタルホークのエヴォフュージョンだ!
グリップが正中線上にないのがちょっと不満。
各所に5mmジョイントがあるので適当に装着。
チタニウムサーベル
ワンパーツ造形。大まかな形状はアニメで所持していた剣に近いけど、こんなパイプ付いていたっけ……
ビークルモードとは異なるジョイントを使うと背中に装着できる。背中のジョイントが六角形、サーベル側が長方形で、30度ほど傾いた形になる。
デストロンを切り裂く必殺剣!
腰裏には3mm穴があるため市販のジョイントで空中展示が可能。一方ジェットモードではそうしたジョイント穴はない。
ジンライに総司令官を託しても、秀太たちの保護者はやっぱりホークだった印象。その後も地球に留まったようだし。
というわけでメタルホークでした!
当時品は日本オリジナルアイテムでしたが、その後アメコミでも重要な役どころで出る機会があり、二度ほど限定品という形でのリメイクを経て、今回晴れて当時品の素直なアップグレード品という形での発売となりました。
先にサイクロナスを弄っているとあまり目新しさはなく、部分的には物足りなさもあるのですが、手に取って見るとほとんど新規造形のパーツですしジェットモードのシルエットも大きく異なるので、むしろ満足度は高いですね。
一方サイクロナスの仕様変更品、つまりボイジャークラスなので、ダウロスやテンタキルの相手をするには大きすぎるのが唯一の悩みどころかも知れません。