武装騎士ビクトリーレオ
体力:10 知力:9 速度:9 耐久力:10 地位:8 勇気:9 火力:10 技能:10
ゴッドマスターとは、それ単独では不完全な超ロボット生命体であるが、人間のパートナーを得ることで完全な生命体となる。そしてパートナーの人格が複写されたゴッドマスターはやがて独立した超ロボット生命体となる。
――最終回で人間ジンライと分離したゴッドジンライはその後サイバトロン第二方面軍司令官として戦っていたが、スターセイバーを助ける際にデスザラスの金属生命破壊砲を受けて瀕死の重傷を負ってしまう。彼を救うため、そしてデスザラスに勝利するため、パーセプター・ホイルジャック・ミネルバが招聘され、ビクトリー計画に沿ってゴッドジンライは新たな姿に生まれ変わった。
それこそが武装騎士ビクトリーレオである。
当初は心身のバランスが取れず野獣の本能で戦うばかりだったが、南風ジャンの助けを求める声にゴッドジンライとしての正義の人格が呼び起こされ、覚醒。以降はスターセイバーの頼れるパートナーとして活躍することとなる(第二方面軍司令官代理はグレートショットが任命された)。
一方、ジンライ時代に比べても気性が荒く好戦的なため、デストロンを倒そうと逸るあまりブラッカーたちに止められたりスターセイバーに殴られたりするシーンも……
必殺技はVロックライフル、Vロックキャノン、Vロックバルカンを一斉掃射するレオグランバースト。劇中未使用。
CVはジンライから引き続き、「機動新世紀ガンダムX」のランスロー・ダーウェル役、「鎧伝サムライトルーパー」羽柴当麻役の竹村拓氏。
ライオンモード
劇中の雰囲気をばっちり再現。劇中ではVロックライフルなしで変形していた。
口は開閉可能。前脚はロボットモードの腕なのでよく動く。
トランスフォーム!
タテガミを畳む工程があるのだが、特にロックがないので気が付くとタテガミが萎んでいたりして……
四肢を畳んでキャノンの向きを変えてウイングを展開。
ライオンヘッドを反転させ、パーツを展開したVロックライフルを装着!
ジェットブースターモード
ビクトリーレオの飛行形態。劇中ではこちらもVロックライフルなしで変形していたりする。
本来は後述するスターセイバーとの合体のために用意されていた形態なのだろうが、ちょうどいい感じに尖ったパーツが先端に配置されるのでアニメスタッフがそのまま飛ばしてみた……というところだろうか。当時品のパッケージでも単独の変形形態として紹介されていないようだし。
ギミックはないが砲口にエフェクトパーツを装着すれば一斉砲撃だ!
トランスフォーム!
武装を外してライオンヘッドの位置を戻し、背面パネルを畳む。
脚部を伸ばして分割、機首にしていたパーツを内側に畳み込む。
前脚を反転させて拳を出し、フェイスカバーを上げて。
Vロックキャノンを装着して変形完了!
ロボットモード
実は劇中だとVロックキャノンは背中から上に突き出すポジションだったのだが、当時品リスペクトということで。
ヒロイックだがゴッドジンライの面影がまるでないフェイス。
首は回転できるがタテガミが襟に干渉するのでやはり45度程度が限度。
その他関節はよく動くが、変形システムの都合上腰は回転しない。
また足首もないので接地は爪先のみの回転で何とか補う形。
Vロックライフル
劇中だと対比がもうちょっとコンパクトだったりする。
当時品のビクトリーレオは握り拳が埋まった造形をしていて武器を持たせられなかったが、今回は手持ちが可能。また旧玩具リスペクトで脇腹にVロックライフルを装着することもできる。
もちろんエフェクトパーツは引き続き使用可能。
対比
合体後のバランスを重視したためか、リーダークラス相当のスターセイバーに対してビクトリーレオはボイジャークラス相当。
当時品でもビクトリーレオは一回り小さかったが、今回はそれ以上の体格差が出来てしまっているのが少々残念かも。
そして逆転! 必殺のビクトリー合体へ