獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ29「だいげきとつ!おどれカーニバル」
トリンの正体
そしてトリンは自らを五連獣電剣で貫かせる!
トリンの告白
消え行くトリンにキョウリュウジンが手を伸ばし、五人はトリンの心に触れる。トリンは最初から、自分もまたデーボス復活に繋がる者として滅ぶ覚悟を固めていた。
変心の時
カオスは昆虫系惑星、トリンは地球に派遣され、そしてトリンは地球の自然に心打たれ改心した。
そうした過去を語りトリンは別れを告げる。
これが逆だったらどうなってたんでしょう……カオスは構わず恐竜を滅ぼしたとして、トリンは昆虫系惑星に同じ美を見出せたんでしょうか。弥生の分析だとあの昆虫惑星、あんまりブレイブなかったっぽいし。
石頭ガード
失意の空蝉丸をカリュードスの刃から救ったのは、鉄砕の石頭でした。そのヒッピースタイルは気に入ってたんですか。
っていうかスキンヘッドもまたヅラだったのかよ! 本当にどれが真の頭なんだよ! フェイントも交えての鋭い格闘でカリュードスを圧倒!
一方ラミレスはラッキューロを逆さづり。シュクシュクボールが空蝉丸の手に渡る。トリンは縮小され、キョウリュウジャーは鉄砕の幻術で撤退する。
トリン石化
仲間たちの目の前で、彼は物言わぬ躯と化す。そこにスピリットとなる気配もない……
このロケーションと集合具合からして、今のオープニングと一緒に撮ったんだと推測出来ます。ラストシーンも同じ場所と組み合わせだったし、撮影の時にまとめて撮ってたんだとしたらテンションの振り幅が両極端で役者さんの頑張りやチームワークも窺えます。
かつてないほどデーボス様は満足しておられる
つまりそれはエンドルフとカリュードスの大手柄ということでもある。そしてドゴルドはエンドルフに協力を申し出る。
エンドルフの実力を殊勝に認めたように見えるが……?
復讐は止せ
復讐に逸るソウジたちをダイゴは止める。仇を討つことは当然だが、怨みと怒りの感情を抱いて戦うことはトリンも望んでおらず、またデーボスの利益にもなってしまう。
しかし軽トラの荷台に乗せられているトリンはちょっとシュールだ。ダイゴは父に繋がるペンダントを躯に託すが、その時ペンダントの秘石が輝いた!?
ラミレスと鉄砕が探していた物
二人もトリンと最後の獣電竜のために秘石を集めていた。そしてスピリットベースに置いてあるイアンの秘石を加えるとトリンを蘇らせるかも知れない? キョウリュウジャー抹殺に動いていたエンドルフらもそれを聞き付けながら襲撃に来る。
希望を阻む者、それをまた阻む者
この場はスピリットレンジャーと弥生に任せ、一同はスピリットベースへ!
弥生の生身アクションが坂本監督の趣味全開だ! 挿入歌入りました!
そして変身!
しかし「我らスピリットレンジャー!」って弥生ちゃんまだ死んでないよ!死んでないよ!?
と思ったらセルフツッコミ入れてて吹いた。
エンドルフは三人の相手に趣き、カリュードスとドゴルドをトリンたちのもとへ向かわせる。
この場は拙者にお任せを!
空蝉丸ONディノチェイサー! 撮影用車両一台しかないから合成で頑張ってる感が何となく滲み出てますが、それを上回る迫力ある画が続きます。
到着、スピリットベース
秘石は光るが、トリンの躯に変化はない。しかし躯に触れたアミィはトリンから溢れるメロディを聴きとる。
ダイゴも、そしてイアンたちも聴く。祈り歌のメロディを。
劇場版と繋がる話
劇場版
では有史以前の超古代文明に関して詳しくは触れていなかったものの、一億年前に巫女がいたっていうのはつまりそういうことなわけで。
獣電竜を導く音楽、それに魂を乗せて戦える人間。人間の中に眠り宿る音楽たちが、キョウリュウジャー第一の資質。変身の時に、戦う時に体を躍動させる理由!
己の心を偽ることなく体現できることが第一段階だけど、それが悪しき衝動ではなく正しき勇気であるかを判定するのが獣電池のスピリットなわけで、ちゃんとセーフティは働いているんですよね。
輝く秘石たち
スピリットベースの泉にひそませていた秘石もトリンの元へと飛び、光をもたらす。トリン復活!
秘石の力を届けたのは、闇を晴らすメロディ。ダイゴはカーニバルの真の力の使い方を悟る。
キョウリュウジャー合流
空蝉丸の救援にイアンたちが駆け付け、変身!
奮戦スピリット+弥生
しかしエンドルフの火力はなかなか馬鹿にならない。そこへダイゴが駆け付ける。ミニティラかわいいなぁ……!
そんなもん、生きてくために必要じゃねぇからだ。
思い出したぜ。世界のどの国でもそうだった。カーニバルは……祭ってのはそういう嫌な気持ちを吹っ飛ばすためのもんだ!
怨みを存在理由の第一義とするエンドルフをすっぱり切り捨て、ダイゴ変身!
そしてカーニバル!
キョウリュウレッド・カーニバルVSエンドルフ
エンドルフの方がわずかに勝る。信頼と不安がないまぜの弥生たちの元に現れたのは、トリン! 病み上がりとは言えゾーリ魔程度なら蹴散らす!
カーニバルのクライマックスだ、ブレイブに踊れ!
カミツキチェンジ!
流石に獣電池の交換ギミックを見せる都合上ちょっとテンポ悪いかなと思ったけれど、変身バンクの後ろで踊るステゴッチとドリケラがやたら可愛かったからまあいいか!
ダイゴ自身がキョウリュウジンとなる!
キョウリュウレッド・サンバカーニバル
通常の状態に対し、上腕の半分くらいから先とブーツ部分が変化。まあフィギュアーツのキョウリュウジャー素体はアームドオン再現のために腕を交換しやすくなっているはずだし、脚部はフォーゼ式で脛全体を交換すれば再現出来るとは思うけれど、パーツ数増えそうです。というか出るのかなフィギュアーツ……月末のインフィニティとキュアハッピーの時にアンケート書こうっと。
キョウリュウレッド・マッチョカーニバル/カンフーカー人バル
エンドルフの陰険なリズムを吹き飛ばせ。怪力のマッチョ! 技巧のカンフー!
こうして見ると、前腕のみ交換するというあまりデザイン的に代わり映えしないキョウリュウジンのカミツキ合体コンボ(ロボの印象を司る頭・胸・肩がそのまま)がアクション方針を変えることで個性発揮に務めていた経緯が、そのままカーニバルのフォームチェンジ理論に繋がっているようで面白い。
こちらもひとつ、戦隊櫓と行きましょうぞ!
空蝉丸ノリノリである。イアンたちが組んだキョウリュウタワーをくぐり抜けた空蝉丸が、四人の放った弾丸のエネルギーを纏い突撃。獣電ブレイブフィニッシュ・雷電斬光五連突き!
ゾーリ魔一掃
トリンと弥生、スピリットコンビも爆発バックに決める。
そしてダイゴはウェスタンカーニバルへ。百発百中って言いながらかなりパラサビームガンを乱射してる気もしますけど!
そしてサンバカーニバルに戻り、獣電カーニバルフィニッシュでエンドルフを吹き飛ばす!
ラッキューロはお休み
ドゴルドが色々くれたって、そのジグソーパズルとか少女漫画とかお団子とかをドゴルドが買ってきたのか……!? そこまでしてラッキューロを氷結城に足止めした理由は。
背後からの一撃
満身創痍のエンドルフを、ドゴルドが切り裂く。怒りと怨み、近しい感情だからこそ、エンドルフの心を消してドゴルドが乗っ取るのも容易い……?
ドゴルドはエンドルフを自らの寄り代に選んだのでした。オープニングにいないから退場早いかと思ってましたけど思った以上に早かった……年末か終盤に乗っ取り返し展開もありそうですけど。
改めて集結
生まれがどうあれ、トリンは共に闘う仲間だ。仲間たちに改めて受け入れられて、トリンは感激の涙をこぼした。
次回
秘石争奪戦!
仮面ライダーウィザード第51話(本編最終回)「最後の希望」
笛木、散る
賢者の石を奪い取ったのはグレムリン。コヨミはその処分を願って消えた……
賢者の石を手に入れたグレムリンはそれを自らに埋め込み、強化態となる。
面影堂
晴人から経緯を聞かされた一同は、失意に沈む。何とかフォローしようとする仁藤さん男前です。
晴人にとってコヨミは、晴人が普通の人間でなくなったサバトの日から一緒にいて、コヨミの存在に晴人が常に救われていた(依存とも言う)わけで。
あまりに晴人が沈んでるもんだからこのままひび割れてドラゴン出てきちゃっても本当ならおかしくないんだけど、多分それを食い止めているのもコヨミの存在なのでしょう。
こんな時に何も起こんなきゃいいんだけどな
仁藤は魔法を失い、メイジ三人も魔法を捨てた。今戦えるのは、晴人しかいない。
はんぐり~
最近ご無沙汰。仁藤さん本名覚えられてない!
そこにグレムリン襲撃。ああ、移動店舗が爆発した!
駆け付けた仁藤は魔法も使えないのにグレムリン強化態に挑みかかる!
賢者の石のために魔力を集めている
誰彼構わず襲い、死ねば人間、ファントムになればゲート。そしてファントムを喰らえば賢者の石は完全となる。笛木もまた関東全滅に突っ走っていたけれど、グレムリンはさらに暴力的で刹那的で、この辺は元々サイコパスだったからか。未だに賢者の石が賢者の石として完成していないため、ソラの願いは叶っていない……グレムリンは場所を移し、グールを召喚して破壊を撒き散らす。
その光景を、山本さんがテレビで見ていた。
妻と生まれてくる子のために
人々を守れるのは、魔法使いしかいない。夫が魔法使いになって、かつサバトの人柱になって危うく死ぬところだったことを、妻は知らない。
いやまあサバトに巻き込まれて危うく死ぬところだったのは奥さんも同様のはずですけど、わけの分からないまま過ぎ去っていった怪奇現象扱いだろうし事なきを得ているんでしょうね。
譲と真由の手の中にも
手にした魔法の意味を、自らに問いかける。そして晴人はプリーズリングを見つめていた。
輪島のおっちゃんは、瞬平たちに無理しないよう言うしかない。今の晴人を戦いに向かわせていいか躊躇するが、それでも言わないわけには行かなかった。
賢者の石を取り返し、コヨミを救う
「コヨミを救う」というのは現時点では誰かを犠牲にする方法しかない。慌てて止めるおっちゃんに、晴人は応えず出ていく……この時点で自分の為すべき事は見定めていたはずなんですけど、あえて言わなかったのはやっぱりいっぱいいっぱいだったからなんでしょう。
破壊のさなか
グールにすら拳銃弾も通じないしなぁ。格闘で何とかなってたり、ロープやコーンで対処したり、仁藤や瞬平、大門さんはやっぱり場慣れしてるのが強いのかも知れません。グールの槍を振り回す仁藤はかっこいいんだけど、やはり不利は否めない。追い詰められる三人を救ったのは、真由のチェインだった。
力の意味
どういう理由で手に入れた力でも、使い方を決めるのは自分自身。誰かを守りたい気持ちは真実だから、真由も、譲も立ち上がる!
まだ分からない。足が震えて本当は逃げ出したい。だけど、俺の後ろにいる家族のために、俺が出来る事はもしかして……
山本さんも、妻子に危険が及ばぬよう、戸惑いを抱えながらも勇気を振り絞り合流。三メイジ変身!
しっかり決め台詞は言う真由ちゃんかわいいです。
しかし魔法使いとして戦闘訓練を受けているわけじゃないからか、山本さん指輪つけた手でぶん殴ってますね。
襲撃グレムリン
その力は凄まじく、三人は変身解除に追い込まれる。三人を殺して魔力を奪い取ろうとするグレムリンは、まず真由に狙いを定める。それを阻む、銀色の銃弾。
操真晴人
ソラは未だに人間に戻ることに執着していた。コヨミという、既に死んだお人形さんのために化け物の体にされた犠牲者として。
当ブログのコメントにもありましたけれど、ネット上だと「たいしてデメリットがなさそうなのに、そこまでして人間に戻る必要はあるのか?」という意見が見られましたが、やっぱり滝川空は戻りたかったんでしょう。
この辺特オタクラスタは逆に人間捨ててる作品を多く見過ぎて自分含めて感覚が麻痺している傾向があるようですけど、例えば仮面ライダー1号本郷猛がもし自分の力を人間の自由を守るために使おうとせず、IQ600の頭脳をフル活用して他者を踏み台にしてでも自分の体を元に戻そうとしたら、と仮定するとソラの弱さと恐ろしさも分かるんじゃないかと。
そんなソラは魔法使いである晴人を同類だとするが、晴人はあえてそれを認め、自分の希望を叶えると宣言する。
見つめる大門さんたちの不安をよそに、晴人はインフィニティへと変身!
最終決戦
グレムリン強化態+ハーレムケインハーメルケインはインフィニティのスーパーアーマーすら凌駕するのか。お互いあんまり防御の事を考えてなさそうな攻防。しかし賢者の石の力に弾き飛ばされ、晴人はフレイムスタイルへ。
……インフィニティに直接変身したのにフレイムスタイルになっているのは、吹っ飛ばされる時にアックスカリバーの実体化が解除して晴人の体内に戻ったからかな。
劣勢
インフィニティでも劣勢だったのに、フレイムスタイルでは滅多切りにされる。しかし。
砕けた指輪
晴人はコヨミの心を救おうとしていた。過去に戻ろうとするグレムリンとは違い、晴人は前に進むと決めた。
コヨミを安らかに眠らせるために。コヨミの想いを胸に抱いたまま、しかし執着とは決別する。プリーズが砕けたことで逆に晴人の前進を意味している展開は、これまで心の支えを失うことで絶望しかけていたゲートたちの延長線上にいながら一歩先の境地に踏み出した暗喩なのかも知れません。
鉄拳がグレムリンを貫き、晴人の意識はドラゴンの背に乗って賢者の石へと手を伸ばす。
繋がれた手
賢者の石は引きずり出され、グレムリンは元通りに。そして賢者の石は新たなウィザードリングとなった。
フィナーレ
元がインフィニティだったからか、ドラゴンの力をさらに引き出したからか。最後のストライクエンドがグレムリンを打ち砕く。
キックストライクを使わずに放つキックっていうのは劇場版「剣」冒頭の「ブレイドのライダーキック」を思い出しました。
ウィザードリングって言うのはあくまでも体内のファントムの力を引き出しやすくする触媒みたいなものであって、魔力は晴人と一体化しているわけで、精神的な条件が重なればリングの力なしでもドラゴンの力は引き出せる、ということでしょう(だからインフィニティを解除されてもフレイムになれた)。
人の希望を奪って、それでも君は魔法使いなのかい
人の心をなくしたお前は、人じゃないだろう
ばっさりと切り捨てられて、グレムリンは塵へと帰る。
この指輪はもう使わない
誰も知らない静かなところにコヨミを眠らせることが、コヨミの希望だから。
涙をこらえて、別れを受け入れる。
キマイラを捕まえに行く
ここからは後日談パート。仁藤は譲をお供にキマイラを探し出すことを決意する。探検は土日限定って、それ国内というか日帰りで行ける範囲でしか探索出来ないのでは……冬休みになったら海外へ繰り出すんでしょうか。ああ、MOVIE大戦ってもしかしてその時期の(気が早い)
大門さんは国安ゼロ課として残党を警戒。瞬平は輪島の弟子になり、いつか帰ってくる晴人のために指輪を作れるようになると語る。何かさりげなく、最後の最後まで素性が謎だったよね君!
はんぐり~再建に向けて
旅立つ前にプレーンシュガーを注文する晴人は、ついに新作を注文する……コヨミのために。
僕専用
ああ、譲もマヨラーにされてしまったおのれディケイド! 真由は大門さんの計らいで晴人の後任のようにして国案ゼロ課の協力者に。
山本さんのところは無事に赤ちゃんが生まれました。
そして晴人は、旅に出る。
というわけでウィザード最終回でした。
玩具者としてはWAP!シリーズの展開が何故か遅い(ドラゴタイマーはフィギュアーツ同様にランドドラゴンに付属させれば、フレイムドラゴンとかもっと早くリリース出来たはず)とかちょこちょこ不満があったものの、ドラゴン
に大満足したのでいいかなと。
その時その時の細かい演出を除けばこれまでの平成ライダーの中でもキャラが薄いというか、まさに「普通の人々が戦いに巻き込まれたら」という物語を一貫して描いていたと思います。
終盤まで二話完結のエピソードを堅持する姿勢も、「本質的に普通の兄ちゃんだけれどコヨミや輪島たちに心配かけまいと強がって格好付けている操真晴人」というキャラが、例え自分たちを取り巻く状況が真綿で首を絞めるように悪化していると分かっていても、ファントムに襲われ絶望に追いやられる人々を救うことを止めるわけにはいかない、と言う個々の戦いに勝利しても精神的には追い詰められていく様に繋がっていて、見応えがありました。
その分「戦力的にはアーキタイプゆえの限界を抱えつつも、生来のヒーロー気質で切り抜けて行こうとする仁藤攻介」がカウンターとして配置されているのも確かな物語設計に基づく物だと気付かされます。
ただこういう後々効いてくる要素を早いうちに仕込んでおきつつ開花するまではやや放置気味、という傾向が少々見受けられた(その筆頭が、仁藤の登場で本格的に存在感を発揮した瞬平だと思う)のが多少残念ではありましたけれど、比較的綺麗に話がまとまることの多い平成二期の中でもきちんと収まるべきところに収まった物語だったと思います。
さらに言えば東日本大震災を受けて低年齢層向けアニメ特撮は影響を受け、むしろ生まれてしまった大きな悲しみに対するアンサーを提示してきたわけですが、年間のストーリー計画を修正して「起きてしまった悲劇をリセットできないけれどしっかり受け入れて背負って立ち上がるしかない」ことをまずは示した「ゴーカイジャー」・「オーズ」・「スイートプリキュア♪」があり、続いて「笑って元気を取り戻せ!」とテンションを上げていく方に特化した「フォーゼ」・「スマイルプリキュア!」を経て、「過去に縛られるのではなく、前に向かって進め」と示す「ウィザード」に到達したことを思えば、各エピソード・各ストーリーとも適切に語られたものだったと思います。(そうなるとゴーバスターズはまた違った意味で悲劇とどう向き合うかアプローチを試みていたわけですが、タイミングが早過ぎた感)
「キョウリュウジャー」と「ドキドキ!プリキュア」が、ともに強力なリーダーシップの元にまとまった集団が節目節目で自己を肯定していく共通点を持っているのもこうした流れの延長線上と言えるでしょう。
……「仮面ライダー鎧武」に関する武部Pの発言を追って行くと、「そろそろこの辺に囚われてないで作りたいもの作ろうぜ」的なほとぼり冷めた感が無きにしも非ずなんですけど、まあその辺は鵜呑みにせずに実際の作品を見て感じとって行こうかと。
……次回?
番・外・編! さすが声優さん引っ張ってこられる分、モモさん自己主張が激しい。
スタッフの皆さんにお疲れ様を言うにはまだ早い!
ドキドキ!プリキュア第32話「マナ倒れる!嵐の文化祭」
大貝祭
文化祭です。おい誰だ、でかでかと「道」「富士山」持ってきたのは。今日も会長は頑張ってます。
そして笑顔のまま本当に倒れちゃいました。
38.1℃
過労でした。こないだの事件の後も休まず飛び回っていたのでついつい張り切っちゃったという。
六花さんのドクターストップで明日はお休みさせられることに。
幸せの王子
六花の形容を聞いて、亜久里は童話を手にとる。てか、知らなかったのね。桃太郎やシンデレラなんかと比べるとマイナーではあるし、戦い以外のことに意識を割く余裕がない亜久里なら触れてなくてもしょうがないか。
そして亜久里はまだ、六花がツバメを自称していることを知らない。
返り咲きトリオ
ベールはブラッドリングをイーラとマーモに渡す。強力な魔力を宿したアイテムです。
しかしみんな「ナンバートゥー」で呼称統一なのか。ブラッドリングには反逆防止機能もあるし一度装着すると外れないしと、イーラとマーモは正式にベールの手下にされてしまう。
マナ休みの中の文化祭
シャルルが監視していたはずが、マナ来ちゃってました。シャルルじゃ止め切れず、六花の制止のも何のその。
見かねた亜久里はマナを保健室に連行する。昨日の今日で童話に影響される小学生と見れば結構微笑ましいかも知れません。
お目付役にありすお嬢様を置いておくのはソツがないなぁと(笑)。六花さんや真琴じゃ止められないけれどありすお嬢様なら大丈夫だと思ってらっしゃる(笑)
十条副会長の重圧
早速怒涛のようにトラブルが持ち込まれる。そこに容赦なく説教する亜久里だった。実行委員である以上、まずは自分が努力すべき。ド正論です。
想像以上に大貝第一中学はマナに依存していたわけで、本人たちも自覚があるだけに言い返せず。
真琴さん給仕中
国民的アイドルは辛いよ。2年2組の他生徒にも店員として毅然と接するようダメ出しして、亜久里の世直しの旅が続く。
保健室に帰還
亜久里さんマジスパルタ。このままでは大貝第一中学は人に頼るばかりでジコチュー化してしまい、マナも倒れてしまっている、というのは確かに現在の事実に即した意見。
しかし、マナ会長だって何でも出来る訳じゃないし、助け合う気持ちも大切なわけで。
崩れるキャンプファイアー(点火前)
マナ会長がせっかくいい事言っているのにお前らと来たら!
崩れた櫓
怪我人が出なかったのが奇跡だよ! しかし二階堂くんたちが自主的に手伝いに走る。お前喫茶店の宣伝はやる気なかったくせに。トラブルになると活き活きするタイプか!
そしてみんな、自分たちの力でトラブルを解決していく。
亜久里が現在を憂慮する一方で、マナ会長は未来を信じていたのです。
それはそれとして
迷惑なお客さんは迷惑だった。というか心の闇を自分で縮小させなかった大貝町民(制服着てるけれどライン色が違う。第二中学辺りの人?)って初めてのような気がする。大抵の場合「いけないいけない、自分にも非がある」って自制してましたし。
イーラの手でコーヒーカップジコチューが校庭に現れる! しかし一旦は「俺たちが相手だ!」って立ちはだかろうとする辺り、マナ会長の影響力のおかげか勇ましいな君ら。
人目につかない占いの館でプリキュア変身!
堂々とプリキュア登場
もはやヒーローショーのノリである。そしてイラりつのフラグは未だ健在のようです。
ブラッドリングの力で強化されたジコチューは、やはり強い! ああ、マナが吐きそうな感じに。
ちゃんと降ろしてくれる辺りは優しいかも知れない。病み上がりのマナは倒れてしまった。
私が時間を稼ぎます!
乗り物酔いには強い亜久里がマナ回復のための時間稼ぎをする。大貝第一中学の生徒たちは、ちゃんと愛を与えることを知っていた。
その思いを守るため、エース奮戦!
ラブリーパッドを使った新技、エースミラーフラッシュ炸裂!
マナ回復!
そしてラブリーパッドで即浄化。
というか、ラブリーフォースアローを使うことなくいきなり最大火力をぶつけること前提で動いているマナ会長たちが、販促の都合もあったりするけれど容赦ないな!(どっちにせよマナ会長がいないとラブリーフォースアローも使えないけれど)
エースショットを使わなかったのもそういう事情なんだろうけれど、逆に既存技の弱体化印象を防げているかも知れない。
手合わせでこれまでのジコチューとはレベルが違う事を感じ取り、無駄弾を撃たずに最大火力の発動を軸に動く、という流れが根底にあるようで、やっぱりドキプリは優秀です。
後夜祭
その光景に亜久里は、人々がジコチューに屈しない未来の可能性を見つけた。多分将来この子も生徒会長になるんだろうなぁ……
次回
ありすお嬢様のお父様登場!