星史からダイレクターで指令を受けて合体だ!
まずアースライナー。左側面・右側面の順でサイドパネルを車体裏に折り込む。
そして伸長! ここは特にロック解除ボタンなどを用いないが、保持力は充分。
そして真っ二つに折る。
向かって左側(右足)が先頭車両。
いったんフロントスカートを上げて、サイドスカートをクランク関節で浮かせ、側面に回り込ませて脚に添わせる。
劇中の合体バンクや当時品だとサイドスカートはアースライナーの右側面中央部パネルだった。
続いてダ・ガーン。ビークルモードから足を展開させ、ブロック状に折りたたむ。
踵パーツを展開してリアルーフのスリットに差し込んで固定しよう。大体前輪が赤色灯に被さるくらいの位置関係。
アースファイターは機首を持ち上げて後方に折りたたむ。
裏返して胸アーマーをクランク関節で位置を上げる。
ダ・ガーンを差し込んで、胸アーマーのクランクアーム中間にあるジョイントをボンネットに差し込んで固定。
THE合体版はダ・ガーンをコアに組み込む場合、アースライナーと直接ジョイントする機構がないため、劇中のようにアースライナー→アースファイターの順に合体させられなかったりする。
アースファイターのジョイントにアースライナーをスライドイン。
胸アーマーを下ろしてロックをかける。
爪先を前方に伸ばし、ふくらはぎカバーを一度開き、足首を展開。踵パーツも回転させて、ふくらはぎを閉じる。
アースファイター主翼の機銃=アースキャノンA・Bを両脚側面に装着。
メイングリップがある方が左脚用。センサーがある方が右脚用。
「合体!」
アースファイター後部のカバーを開いて頭部を持ち上げる。アンテナ開閉ギミックはなし。
頭部を隠していたカバーはうなじに向かって折り込む。
アースファイター本体機銃のカバーを開き、銃身を反転させると手首が出現。
デフォルトでは後述の握り拳を装着してあるが、可動指でも完全変形可能。
「ダ・ガーンX!!」
アースファイター尾翼を下ろしてX字を描いて完成!
ダ・ガーンX
身長:22.5m 重量:66.3t 最大飛行速度:マッハ3.5 走力:165km/h ジャンプ力:250.8m 最大出力:450,000HP
知力:9 防御力:10 攻撃力:11 器用さ:9 素早さ:11 総合点:50
星史からダイレクターを介して合体指令を受けたダ・ガーンがアースファイター、アースライナーと合体して完成する巨大戦闘形態。
陸海空宇宙を問わず活躍でき、遠近中あらゆるレンジの武器を持つ万能型。
左腰のボックスから取り出すダ・ガーンブレード、腕を機銃に戻して放つアースバルカン、胸の放熱板から放つ光線アースグレイザー、両脚のパーツを組み合わせるアースキャノンなどを有する。
最強技は胸の地球型宝玉から10万度のプラズマ光線を放つブレストアースバスター。光条が大気圏を突破して宇宙まで届くスケールの大きさが特徴だが、その分エネルギー消費は激しい。
エネルギーを絞って拡散・連射を可能にしたブレストアースフラッシュやエネルギーを反転して冷凍光線を放つブレストフリージングフラッシュと言ったバリエーションも存在する。
また本作登場勇者の共通装備として、地割れをつなぎ留める引力エネルギー波を両手から放つことが出来、一時期はアフリカの大地を守るために戦線離脱していたこともあった。
スタイリング
まずは完全変形バージョン。この時点できわめて良好。
首はボールジョイント接続。遮る物もないのでぐりぐり動かせる。
肩は前後にスイング可能。
上腕にロールがあり、肘は二重関節。肩は真横まで上げられるので、腕部は基本的な動きを大体こなせる。
可動指は親指がボールジョイント、残り四指がそれぞれ根元で軸可動する。
掌に武器保持用の平ピンがある。
交換用手首
グー。実はデフォルトでアースファイターに装着されているのはこちら。
可動手首で変形させているのは自己流アレンジだったり。
パー。指の反り具合がいい感じ。いつでもアフリカの大地を繋げられる。
ダ・ガーンブレード持ち手。親指が立っているのが特徴。
脚部
変形ギミックの都合もあって脚はほぼ180度開脚可能(サイドアーマーの分だけ干渉するが)。
さらに大腿ロール軸があり、膝も90度以上曲がる。
ダ・ガーンブレード。収納を諦めているのは当時品と同じ。劇中では柄のみが左腰サイドアーマーに収納されており、抜刀すると光の刀身が発生して実体化していた。
両手持ちはちょっと厳しいか。
アースバルカン。腕をアースファイター時の状態に戻すだけ。
両脚のパーツを外して張り合わせ、グリップとセンサーを引っ張り出して。
砲身を伸ばせばアースキャノンが完成!
頑張ればフォアグリップを用いた両手持ちもできるのだが、明らかに巨大化していた劇中に比べると迫力不足というか、うまく構えさせるのが難しい……ここは必殺技再現用の大型キャノンも欲しかったかも。
そして胸アーマーをスライドオープン!
放て、ブレストアースバスター!
スタイリング重視パーツ
まずダ・ガーン本体を外し、代わりに腹部パーツをセット。
劇中だと合体バンクの途中からダ・ガーンが白い塊になっていた……
膝裏のロックを押し込み、分離。
そしてスタイリング用脚部と交換。
スタイリング重視版
というわけで劇中アニメーションに印象を近づけたバージョン。腹部がすっきりしている他、脚も情報量が減ったり、膝アーマーが大きくなったり末広がりになったりしている。
アクション性能は据え置き。交換用手首と合わせてかっこよく飾ろう!
なおこのスタイリング重視版、しっかりアースライナーに完全変形できるという粋な計らいがされている。もちろんグレートダ・ガーンGXへの合体も視野に入れた設計となっている……が、さすがに形状がピーキーなこともあって、ダ・ガーンジェットへの合体は出来ない。
比較
さすがに小ロボが内部フレームになる(劇中や当時品に比べると比率は小さくなっているものの)キングエクスカイザーに比べると、小ロボが腹部コアブロックにしかならないダ・ガーンはでかくなるよね。
さあ、ブレイブサーガを始めようか!
というわけでダ・ガーンXでした!
まさかのダ・ガーンというチョイスで驚きましたが、かなり堅実な作りとなっており、かゆいところに手が届く一品となっています。ダ・ガーンX股関節のクリックが左右非対称になってしまっている、というエラーも報告されていますが個人的にはまあ許容範囲内かな……と。個体差かもしれませんが肉眼だと何となくズレてるように見えなくもないかな、レベルなので。
今後ガ・オーンにセブンチェンジャー、そしてマイトガインと勇者シリーズだけでもどんどん続いていきそうなブランドなので期待が膨らみますね。