コンストラクティコン集結
劇中ではこうしてロボットモードで一堂に会する機会はなかった。
「コンストラクティコン、ユナーイト!」
『応!!』
当然ながらこんなシーンもない!
というわけで合体開始
まずはロングハウルから。やっぱり荷台左右の装甲板を浮かせる。
ロボットモード大腿部を90度ひねってお辞儀させる感じで。
荷台後端パーツを倒してジョイントで固定。
荷台後端パーツを左右の装甲板で挟んでジョイント。後輪の位置を整えていったん完成。
ランページ
土台パーツを外して、ドーザーブレードのロックも外してクローラーを左右に開く。
クローラーの上半分を180度反転。その過程の中で爪パーツの位置も反対側に回り込ませる。
ボディを起こして両腕をたたみ、爪パーツのジョイントで左右接合。
ドーザーブレードをロック。カバーを開き、胴体全体をクランク状に畳んでひとまず完成。
オーバーロード
こちらはロボットモードからスタート。
外の副腕をビークルモードと同様に畳む。
主腕はビークルモードとは別のジョイントに固定する。
開いた肩パーツのストッパーを起こして形状を固定。
頭部をおろして万歳させて、上下ひっくり返してロングハウルとランページにスライド合体!
オーバーロードの両脚はビークルモードに戻しつつ広げて、その間に運転席を通して合体待機状態にしておく。
スカベンジャー
こちらもロボットモードから。
上ホイールと両腕を回転。
腕を折りたたみつつ下ホイールを分割。
シャフトを回転させて位置を調節。下ホイールから張り出した凸ジョイントが、肩アーマー上面の凹ジョイントに差し込まれる。
ミックスマスター
ビークルモードから車体後部を左右に開き。
股関節をロボットモード同様に左右幅を広げ、タンクをバラして上半分は内側(前方)に寄せる。
車体後部をまた内側に戻すのだが、ロボットモード胴体部の角度を下げて別のジョイントに差し込み、爪先もロボットモード前腕に差し込む。
説明書だと記載がないがロボットモード大腿部とロボットモード肘部もジョイントで固定する。
ひとまずこんな形に。
スカベンジャーの胴体シャフトフレームをミックスマスターの後輪で挟み、両脇部分をミックスマスターのC字ジョイントで固定する。
上半身ユニット。
スカベンジャー上部ホイールのスライドジョイントでオーバーロードと固定し、オーバーロード運転席周りでホイール側面のジョイントと固定。
オーバーロードの両脚は実はどことも固定されなかったりする。
スクラッパー
後部の四角いジョイントを起こす。
ロボットモードの股間パーツを起こして股関節を内側に寄せられるようにする。
バケットを反転させ、後輪の固定ジョイントを別位置に差し替え、全体的にホイールドーザーをゆがめた形にして完成。
ハイタワー
こちらも四角いジョイントを起こす。
クローラーの向きを斜めにしてジョイントで固定し、クレーンフックを外してハイタワーのうなじに付け直す。
スクラップメタル
シールドはやはり外す。
ショベルアーム根元のジョイントを起こす。
車体をぐるっとひっくり返し、肩のビークルモード側ジョイントを外して崩した感じに。
ハイタワーのジョイントと接続。
そしてスカベンジャー腕部のジョイントにそれぞれ合体!
劇中ではスカベンジャー中心に他の車体を吸い寄せるような合体をしていったが、でかくて重いので下から組み上げていった方が安全だよこれ……
スクラップメタルのシールドは説明書ではスクラップメタルの腕が変形した指にくっつける形だが、展示品などでは膝に装甲板をくっつけていたのでそちらに。
ランページの台座は腰の後ろに固定できる。
ミックスマスターの運転席はタンク後部に移して。
頭部を展開し、タンク部分にはオーバーロード付属のディテールアップパーツをかぶせて完成。かっちり固定はされないが、勝手に落ちたりはしないくらいの一体感。
デバステーター
コンストラクティコンが合体した超巨大トランスフォーマー。その名前はサイバトロン星を吹き荒れる暴風に由来する。あまりに巨大なので地球上では四つん這いにならないと自重を支えきれない。
口内のヴォルテックス・グラインダーで対象を吸引して粉砕してしまう(後部から排出)戦法でマッドフラップを吸い込んでしまったが頭部を粉砕され、その後もツインズと戦っていたが、いつの間にかピラミッドの精製マシンの回収へと移行。シモンズの通信を頼りに打ち込まれた米軍のレールガンで粉砕されてしまった……
劇中では多数の重機が合体する形で描かれているが、RD-16では6体合体、EZコレクションではオーバーロードが追加されて7体合体、そして今回のスタジオシリーズではスクラップメタルが追加されて8体合体となっている。
プロポーション
前述の説明と違って二足直立プロポーション。
ミックスマスターの変形を崩して四つん這いにすることも可能なのだが、両腕組はパーツ分割が細かく合体状態の自重を支える前提ではないので個人的には踏襲しない方向で。
オーバーロードの肩関節が転じた股関節と両足首組の可動のおかげで接地性は悪くないのだが膝関節がないので意外と扱いづらい面も。
両腕はかなり動かせる方だが、さすがに左腕にデラックスクラス二体、右腕にボイジャークラス一体を丸ごとぶら下げている構成なのでスカベンジャーの肩関節のクリックですら時に負けるし、肩の固定もたびたび外れてしまう。
頭部は口が開閉するがそれ以外は固定……と、アクション面では総じて扱いづらいのだが、それでもこの大迫力と変形合体の魅力は大きい。
ビークルモードでUWビルドロンと。
UWビルドロンのビークルモードもディテール密度を上げてきているのだが、やはりオリジナルデザインの比率が大きいとはいえ実在の巨大重機をモチーフとしているリベンジコンストラクティコンの方が色々と細かい。
ロボットモード
これ比較する意味あるのかな……みたいなことを考えてしまう異形感。
そして
デバステーターとデバスター。夢の共演!
上背だけならデバスターの方がまだ大きかった……
圧倒的巨体でオートボットを打ち砕く!
ツインズと
スタジオシリーズはロボットモードのスケール感を合わせているシリーズ、とされているが、ビークルモードにせよデバステーターにせよ、ツインズと絡めるならEZコレクションだよね。
捕食したら頭をぶち破られたり。って出てくる位置が違うけど。
というわけでスタジオシリーズ・デバステーターでした!
意外と劇中での出番がしょっぱいとか、「単体変形組と合体組がそれぞれ別個に存在しているのが実は劇中通り」とかあったりはしますが、何はともあれ単純に完全変形八体合体ロボットとしてのコンストラクティコン/デバステーターが完成したという満足感が全てを凌駕していきますね。
UW-04デバスターはタイタンクラスの単品TFを六分割させているので色々と制約の見える作りだったのですが(それでも満足度は高いです)、こちらは独立したデラックス~リーダークラスのTFを組み上げていっているので密度がものすごく高いです。
シリーズを追いかけて行ってよかった、と素直に思える一品ですね!