今日のといず・くろすおーばーは!
最後のシンカリオンZ!? 新幹線変形ロボシンカリオンZより、Z合体シンカリオンZ H5ホクトセットをご紹介!
Z合体! シンカリオン!
〇玩具解説
2021年12月29日発売。同時発売の「シンカリオンZ 5Hホクト」と「ザイライナー 261ホクト」が同梱されたセット品となっており、本セットでZ合体を再現可能。
H5はやぶさ モードシンカンセン
2016年に開業した、新青森~新函館北斗間を結ぶ北海道新幹線の車両。東北新幹線との相互直通運転で、東京まで一つの新幹線で繋がる。
というわけでモードシンカンセン。いつも通りのスタイリング。
E5との相違点である彩香パープルやロゴマークもしっかり再現。
武装モード?
カンジキシールドとドウサンゴーグルは中間車の側面にセットすることでパーツの余剰をなくすことが可能。
ただドウサンゴーグルは中間車のカンテラガトリングの隙間に突っ込んで置いた方が安全な気もする。
というわけで
チェンジ! シンカリオン!
途中までは他のシンカリオンと同様。この時点でクリアパープルの前髪(?)がおしゃれ。
そしてドウサンゴーグルを頭部に装着!
シンカリオンZ H5はやぶさ
全長:26.5m 重量:110t
超進化研究所北海道支部所属のシンカリオンZ。人と話すのが苦手でアマチュア無線を趣味とする小学五年生、月野メーテルが運転士を務める。
おそらくは前作のH5はやぶさの改造機で寒冷地仕様という点は変わりないが、カイサツソードの剣戟を軸としていた前型と異なり、吹雪の中で視界を確保するドウサンゴーグルと雪の弾丸を連続発射するカンテラガトリングを装備した射撃戦タイプとなっている。また、足裏からは雪上で機動力を発揮するカンジキシールドを放出可能。
YHS(ユーバリ・ヒート・システム)についての言及はないが、前作のALFA-Xを経由してシンカリオンZには標準搭載されているのかも知れない。
スタイリング
頭部のドウサンゴーグルが最大の特徴。ゴーグルは軟質クリア素材でできている。
E5と比較。造形的には頭部のみ新造。ドウサンゴーグルが備わっている代わりに角の展開ギミックもなくなっている。
アクション性能も据え置き。そしてZグランクロスも搭載されている。
前作のH5はついぞ撃つことのなかったグランクロスだが、今作は果たして。
カンテラガトリング
二挺の小型ガトリングガン。デビューとなるソウギョク戦では当初メカフレーム部分のみだったが、ソウギョクが止まらないことを悟ったメーテルの決意に伴い雪だるま型の外装が追加された。
……が、玩具ではクリアの外装がピン打ち固定されているので着脱はできない。
銃口部分が手動で回転できる。
合体や収納の都合でグリップを前後に倒せる。こうして見るとメカメカしい雪だるまだ。
カンジキシールド
足裏に装着する軟質クリア素材のカンジキ。素材の性質上、実際に滑り止めとしても機能する。
5mmジョイントによる接続なので腕に着けてシールドにしたり、適当な5mm穴にくっつけて氷結エフェクトとしても使える。
東日本組!
メーテルの参戦が遅めだったのでこの四人で固まるケースは今のところ少ない。ニンジャ系のE3がいないのはやっぱり寂しいものがあるかも。
ザイライナー261ホクト
2000年に「スーパー宗谷」としてデビューし、2016年より特急「北斗」としても活躍するキハ261系電車をベースとしたザイライナー。
シンカリオンZに雪上での高速走行能力とホクトマシンガンを供給する。
一両編成ザイライナー。両サイドにホクトマシンガンを装着できる。
後述する変形ギミックのために前方の外装から飛び出す5mmピン同士が干渉しないよう、側面の5mm穴も位置がずらされているので、ホクトマシンガンも上下差ができる。
超進化ブレーカー起動!
というわけでH5とZ合体!
ホクトマシンガンを外し、本体を左右に真っ二つ。脚部強化ザイライナーはどうしてもこうなるよね。
さらにそれぞれを前方外装・クローラー・本体・スノーブレードに分割。
本体から足首を起こし、爪先にスノーブレード、踵にクローラーを装着。
側面に前方外装を装着。
これを両脚そろえて。
合体!
ホクトマシンガンの後部にグリップを折り曲げたカンテラガトリングを装着して完成!
シンカリオンZ H5ホクト
全長:27.5m 重量:128t
H5と261ホクトがZ合体したシンカリオンZ。カンテラガトリングとホクトマシンガンを連結させたホクトカンテラガトリングを装備し、クローラーとスノーブレードを駆使した雪上高速射撃戦を得意とする。
スタイリング
側面の外装の位置が下寄りといこともあってか、脚部強化型のZ合体の中でも細長い印象。
足首の可動も優秀。爪先を伸ばす動きも必要以上に出来る。
こうなるとストックもほしかったところ。
スノーブレードは取り外して脚部側面に装着可能。これなら雪上でなくとも高速機動ができる!
連射して敵を包め! ホクトカンテラガトリング!
ソウギョク戦といいヴァルドル戦といい、浄化っぽいニュアンスが強い。
オリジナルZ合体!
名前に文脈を乗せるH5アズサホクト。肩の上にホクトカンテラガトリングを乗せるとかなり物騒になるね!
というわけでH5ホクトでした!
番組だと予告で最後のシンカリオンZとアナウンスされていましたけれど、「ALFA-Xとかハローキティとか来るだろ……」と思われているフシが無きにしも非ず。
それはさておき通常型のZ合体シンカリオンですが、実はシンカリオンZとしては初めてクリアパーツを使っており、透けて見える目元がクールなゴーグル、特徴的な形のガトリング、中間車に収まらないボリュームのシールドとその使い方も充実感がありますね。
玩具的には前作のH5よりも「E5との差別化」という点が強化されており、999とのコラボを考慮しなくても単体で充分魅力的な仕上がりになっています。