今日のといず・くろすおーばーは!
仮面ライダーキバの最強フォームにして真の姿、S.H.Figuarts仮面ライダーキバ エンペラーフォーム(真骨彫製法)をご紹介!
「僕は、僕として生きると決めたから」
〇キャラクター解説
身長:210㎝ 体重:100㎏ パンチ力:18t キック力:32t ジャンプ力:ひと跳び180m 走力:100mを3秒
「黄金のキバの鎧」の封印鎖(カテナ)を魔皇竜タツロットが全て断ち切ることで究極覚醒(ファイナルウェイクアップ)したキバの真の姿。
初恋の人、鈴木深央を傷つけられた渡の怒りに呼応して、キャッスルドラン内に封印されていたタツロットが覚醒し、変身可能となって以降は渡やキバットの呼びかけに応じて(たまに呼ばれなくとも)タツロットが飛来し、自在に変身可能となった。
タツロットのインペリアルスロットの絵柄を揃えることで従来の4フォームの必殺技をさらに強化したフィーバー技を発動する。主な必殺技はウェイクアップフィーバーで繰り出すエンペラームーンブレイク(150t)。
のちに「命吸う魔剣」ザンバットソードを取得したファイナルザンバット斬を用いるようになる他、ハーフファンガイアのみが至れる最強形態「キバ飛翔態」への変身も可能となった。
元々はファンガイアの王のために用意された三着目の鎧であり、「闇のキバの鎧」をベースにしつつも安全性・安定性を高める方向で調整されたもの。また最高級の素材を先に闇のキバの鎧に用いたため、魔皇石の純度などは一段落ちるものとなっている。
初登場が第24話と最強フォームにしてはかなり早い部類だが、これはタツロットが従来の中間強化フォーム用アイテム、ザンバットソードが最強フォーム用アイテムに相当する位置づけのためと考えられる。また放映当時は飛翔態へと変形する「超絶変形! DX仮面ライダーキバ飛翔態」が発売されていた。
〇玩具解説
2021年6月4日~7月11日受注、11月24日発送開始の魂Web限定品。同時発送物に「仮面ライダーカリバー ジャオウドラゴン(仮面ライダーセイバー)」「ウルトラマン 55th Anniversary Ver.」などがある。
先行して一般販売された真骨彫ダークキバの一部仕様変更品であり、ザンバットソードが追加された他、ボーナスパーツとして最終回に登場したキバットバットⅣ世が付属。キバフォームに装着することで紅正夫バージョンのキバを再現できる。
スタイリング
先述の通りダークキバの仕様変更品なのでプロポーションやアクション性能はほぼ同じ。
なお壱伏は旧フィギュアーツ版不所持。あの頃マシンキバーが発売されていなかったので……
比較
エンペラーキバの胸板・ヘルズブレストやマント・ブラッディウイングが赤いのは魔皇力の影響。ダークキバのダークネスブレストが黒いのは抑制剤のダークネスタールを塗布しているため。ダークネスベールも似たような理由だろうか。
エンペラー・ペルソナ
口元が黒いので残忍に笑っているようにも見えるフェイス。派手な蹴り技と相まって「笑う覆面レスラー」感がある。
キバットバットⅢ世
エンペラーフォームの影響で目が虹色になったキバット。当人も通常時の5倍に強化されているそうな。飛翔態の時は魔皇力が暴走した時に相殺させ、差し違える覚悟でしがみついているらしい。
魔皇竜タツロット
ゴルディ・ワイバーンを改造して作られたキバの最終覚醒キー。専用のフエッスルを使って召喚することも可能だが、基本的に呼べば来るし呼ばなくても来る。
「テンションフォルテッシモ!」が口癖のハイテンションな性格でキバットの弟分的な立ち位置。キバの封印鎖(カテナ)を断ち切った後に左腕に留まり「変身!」コールもしてくれる。
ホーントリガーをひくことで四種類の絵柄がシャッフルされ、揃った絵柄のフィーバー技を発動。ガルルセイバーやバッシャーマグナム、ドッガハンマーの強化アタッチメントになる。
CVは「銀魂」の桂小太郎を演じる石田彰氏。
残念なことに、劇中や旧版と異なり左腕に固定されており脱着不可。
幸いエンペラーフォームの左腕は上腕ロールで簡単に引き抜ける(※自己責任)ため、タツロットなしの左腕やタツロット合体仕様のアームズモンスターがガルルフォーム他に付属してくれればガルルフィーバー他も再現可能……そもそも出るのかなガルルフォームとか。
ダークキバと異なりフエッスル持ち手が付属し、腰のフエッスルを手に持たせることができる。まあエンペラーフォームだとウェイクアップフエッスルは使わないんだけど。
足裏の魔斬口は黒。
魔皇剣ザンバットソード
ファンガイアの王のために作られた専用の剣。元々は過去キングさんが所有していたが「ファンガイアの秩序を守る王である自分が嫉妬で真夜を殺さないために」キャッスルドランの壁にぶん投げて埋めた物を渡が引き抜いた。
渡の力だけでは制御できずバーサーカー化してしまうため、次狼、ラモン、力が思念体ザンバットバットを生み出して一体化させることで制御可能となった。
ザンバットを介して主に次狼が渡に助言を行う他、ザンバットのデュナミスクラウンを介してキバの魔皇力をシャーペンスファングに伝達し、ザンバットをインペリアルブレード上で往復させることで刀身を研磨して常に最高の切れ味を保つことが可能。
ザンバットの仮面のように装着されているウェイクアップフエッスルをキバットに吹かせることでその威力は最大のものとなる。
後年の客演だとキバフォームが所持している場面もいくつか見られる。
というわけで後半主力武器のザンバットソード。ザンバットを往復させることが可能。
旧版とことなり刀身はクリア成形ではないが、ホロ塗装がなされており見栄えは良い。
ザンバットバットからウェイクアップフエッスルを取り外し可能……なのだがジョイントが丸見え。なんでここ外せるようになってるんだろう。
ザンバットバットの顔の上半分をフエッスルなしのものに交換し、キバットに吹かせる用のウェイクアップフエッスル(別個に付属)を持たせることで必殺技アクションを再現可能。
なお、ザンバットソードからザンバットバットは取り外し可能。パッケージではソード本体とザンバットが分かれた形でブリスターにセットされている。
そしてダークキバ付属の武器持ち手に保持させることで、劇中未登場の在りし日の過去キングさんが実現する。
さらにマシンキバーに乗せるともう誰にも止められない。
もちろんエンペラーフォームもマシンキバーに乗せられる。運命のごときフィット感!
王の登場
重量級ファンガイア(代理)も片手で軽々持ち上げる。
殴らないわけではないが膝蹴りや前蹴りを多用する印象。
ウェイクアップフィーバー!
エンペラームーンブレイクは踵のルシファーズナイフがザクザクと切り刻んで追加ダメージを入れていくのが特徴。
まあ初登場回だとシナリオの都合もあって敵は即死しなかったんだけど。
ザンバット!
しれっとタッつぁんの口から飛び出してくるザンバットソード。
ウェイクアップ!
実はフエッスルの突起配列がダークネスムーンブレイク用ウェイクアップフエッスルと同一だったりするそうな。
刀身にパワーを漲らせ……(画像加工しています)
一閃!
そして最後の一研ぎと同時に敵は爆発!
飛翔態への道
バイオリン演奏用の手がないので安定した保持がちょっと難しい。
ダークキバと
ある時は母の前夫、ある時は実父、最終的に異父兄と、ダークキバとの関係が複雑すぎる。
「ウェイクアップ2!」「ウェイクアップフィーバー!」
キバ顔ダブルウィッシュ。
というわけで真骨彫エンペラーフォームでした!
ダークキバがハイクオリティな一品だったので、エンペラーキバもやっぱりハイクオリティです。
タツロット周りがやや物足りなくはあるものの、ハッタリが利くブラッディウイングや構えさせると絵になるザンバットソードなどでプレイバリューも充分ですね。
気になるところがあるとすれば武器持ち手のザンバットソードの保持力がやや弱いこと。ダークキバに持たせた時には何ともないので、どうも素材が若干柔らかくなっているのが原因のようです。
できればフォームチェンジ三形態(+ドガバキ2種)も出してほしいですしよく動く飛翔態なんかも出してコンプリートしてほしいところですが……難しいかなぁみんな出番少なかったし。