今日のといず・くろすおーばーは!
ウルトラ兄弟No.5! 最近だとゼットの名付け親!
S.H.Figuartsウルトラマンエースをご紹介!
優しさを失わないでくれ。
弱い者を労り、互いに助け合い、どこの国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。
例えその気持ちが、何百回裏切られようと。
それが私の……変わらぬ願いだ。
〇キャラクター解説
身長:40m 体重:4万5000t 腕諒:14万tタンカーを持ち上げる ジャンプ力:900m
走行速度:1000km/h 飛行速度:マッハ20 水中速度:220kt/h 地中速度:マッハ4
年齢:1万5千歳(現役時) 趣味:作詩
宇宙警備隊に所属するエリートチーム、ウルトラ兄弟の5男。実の両親を知らない孤児であるためウルトラの父・ウルトラの母の養子として育てられた経歴を持つ。
超獣退治の専門家にして光線技のエキスパートであり、息をつかせぬ猛攻と切れ味の鋭い切断技が特徴(後年、痛みと恐怖を感じない生物兵器である超獣に対抗するための戦い方として説明された)。
やや短気な直情家だが、同時に偉大な神々しさを滲ませる二面性も特徴。
当初は北斗星司・南夕子の二人と融合し、彼らのウルトラリングを用いたウルトラタッチによる合体変身という形で戦っていたが、実は夕子が月星人であることが発覚し同胞の待つ冥王星へと旅立ったため、途中からは北斗の単独変身というスタイルに変化。他者を信じる気持ちを失いかけた子供たちにメッセージを告げるべく彼らの前でエースへと変身した北斗は、一体化したまま地球を去ることとなった。
その後「ウルトラマンタロウ」「ウルトラマンレオ」にも客演し、前者では北斗の姿で他の兄弟たちと共演している。
平成に入ってからは「ウルトラマンメビウス」劇場版にて初代ウルトラマン、セブン、ジャックとともに神戸にUキラーザウルスを封印したことでウルトラ戦士として戦うエネルギーを失い、エース自身は北斗星司としてレストランのコックを務めて地球に暮らしていたことが語られ、Uキラーザウルスネオ討伐後は揃って光の国に帰還、「メビウス」終盤でも他の兄弟とともにメビウスを支援した。
以降も「超ウルトラ8兄弟」「ウルトラマンサーガ」のように他の兄弟とともに出演することも多いが、「ウルトラファイトビクトリー」ではレオ兄弟を率いてギンガ・ビクトリーと共闘する最年長者としての姿が描かれ、「ウルトラマンZ」ではついに単独客演を果たす。
CVは本放送当時はルパン三世の銭形警部でおなじみ納谷悟朗氏、メビウス以降は北斗を演じる高峰圭二氏が主に担当している(後者も掛け声のみ納谷氏のライブラリ音声を使用することが多い)。
〇玩具解説
2020年7月18日発売。同時発売物は「ギニュー(ドラゴンボールZ)」など。
基本的な仕様は昭和ウルトラシリーズ系フィギュアーツに順じ、メタリウム光線とバーチカルギロチンのエフェクトが付属する。
またブラザーズマント(同年6月20日~8月23日受注、11月24日発送開始の魂Web限定品)も当然のことながら対応している。
スタイリング
たたずまいが昭和。もちろん近年のウルトラアーツ同様に円谷プロダクション徹底監修で当時の映像作品の雰囲気を見事に表現している。
……平成・令和版のもう少しスマートな感じのエース兄さんも見たいけれど。
古代ローマの兵士をモチーフのひとつにしつつも中性的な風貌をしっかり再現。瞳(目の覗き穴)もばっちり。
ウルトラホールもしっかり開口されている。
腕部の可動域も標準的。肩の引き出しによって完璧とまでは言い難いが腕をクロス寸前まで内側に寄せられる。
前屈と後屈。トサカのラインが美しい。
側屈とひねり。特に腰のひねりはエースを語る上では欠かせないポイント。
開脚と片膝立ちも難なくこなす。
交換用手首
まずは基本のグー。
指を揃えた手刀。スペースQ、そしてスペースZだ!
親指を開いたタイプの手刀。飛行ポーズなどはこちらで。
平手A。指の揃え方や開き方からするとウルトラネオバリアー用? マン兄さんからバリアエフェクト借りてこなきゃ。
平手B。もう少し力の抜けた表情になっているが、左右で別ポーズになっているのが地味に謎。
パンチレーザー手首。額のビームランプからピンポイント攻撃だ!
交換用カラータイマー
ウルトラアーツの定番オプション。結構深めに刺さっている。
メタリウム光線エフェクト
ストリウム光線エフェクトより長い! 手首とエフェクトの接続部がちょっと目立つかも。
バーチカルギロチンエフェクト
こちらも手首と一体となっている。エフェクトはクリア成型だが、シルバー塗装がやや濃い目。
残念ながらZ客演でも印象的だったエースブレードや他の光線技エフェクトなどは付属しない。
というわけで今だ! 変身!
あの斜め下からぐるぐる回ってくるぐんぐんカットは再現が難しい……
ヤプール! かつてお前は言った。
『勝った者は負けた者の怨念を背負って生きるのだ』、と!
それでも私は、『ウルトラマンは』戦い続ける。
この宇宙に真の平和が訪れるその日まで!
戦う覚悟を持つと同時に、ゼット君に「戦いを終わらせる最後の勇者となれ」という願いを込めて名付けたエース兄さんの心情を思うとしんどくなるね……!
「あんたがエースか。タイガから聞いてるぜ、光線の切れ味が自慢だってな」
「そうか、君がタイガの仲間の!」
「あと何か変わった敵とも戦ったんだってな! 話の中に何回河童が出てくるんだよって」
ボイスドラマだとフーマが手合わせ願ってたんで、一度くらい並び立ってほしい。
エース
でも五つの誓いはジャック兄さんじゃないかな亜久里ちゃん。
何はともあれ
大きく振りかぶってメタリウム光線!
何かこのアングルだとコートをなびかせているデカ長っぽくも見えるな。
というわけでウルトラマンエースでした!
本体クオリティはもはや安定の高さ。今にも納谷さんボイスの「テェーイ!!」って叫び声が聞こえてきそうな再現度の高さです。
強いて不満点を挙げるならやはりエフェクトやオプションの少なさ。付属のエフェクトがどちらも充分なサイズなので満足感はあるのですが、エースブレードや豊富な光線技が再現できないのはちょっと惜しいかなと。
本編でも客演でも印象的な戦闘が多いので、いずれ超獣たちもフィギュアーツ化してほしいですね。