今日のといず・くろすおーばーは!
ジェネレーションズラインでリメイクダイノボット勢ぞろい! さらにユナイト!
GENERATION SELECTSよりボルカニカスをご紹介!
「オレタチ、ボルカニカス!」
〇玩具解説
2020年9月9日~10月6日受注、2021年2月27日到着の、タカラトミーモール限定品。
同時発送物は「ER-EX17 オルタネイトユニバース オプティマスプライム」「ER-EX18 アイアンハイド&プロール」「ER-EX19 ラムジェット&ダージ」がある。
プライムトリロジー第三弾「POWER OF THE PRIME(以下POTP)」にて合体機構を搭載してリメイクされたダイノボットを、さらにアニメカラーへと近づけるとともに合体後の手足首パーツを刷新(GENERATION SELECTSキングポセイドンで採用された物を一部流用)し、オリジナル武器を追加したものとなっている。
〇ダイノボット
初代アニメ「戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー」においては、サイバトロン基地となっている宇宙船アークが突き刺さっている山から発見された恐竜の化石にインスピレーションを得たホイルジャックがラチェットを助手にして作り上げた恐竜型ロボット軍団として登場。
当初はグリムロック・スラッグ・スラージの三体が誕生し、一度はサイバトロン相手に大暴れしてしまったため封印されたが、コンボイたちの危機を救うためにホイルジャックがメモリーヘアバンドを追加して実戦に投入し、その存在意義を認めさせた。次エピソードにてスナールとスワープが追加され、サイバトロンの助っ人戦士という立ち位置となる。
総じてロボットモードでは飛行能力を、恐竜モードでは特殊装甲を持ち、一度暴れ出せばメガトロンでも止められないほどの戦力を持つが、やや知能は低く他者からの指図を嫌う傾向がある。「おれ、グリムロック」など名前を告げてから発言することも多い。
〇ダイノボット指揮官グリムロック
ティラノサウルスに変形するダイノボットのリーダー。最も強く賢いと自負しているが、ダイノボット自体の知能がイマイチとパーセプターには言われてしまっている。メガトロン曰く「傲慢」。一方でコンボイの強さやカーリーの度量を認める面もある。
「ザ・ムービー」「2010」ではより人懐っこい面が強調されるようになり、チャーの過去の戦いを聞くことを好む。またアクシデントによって一時的に天才化したが、自ら生み出したコンピューティコンに叡智を授け、自らは他のダイノボットとともに魚取りに勤しむ生活へと戻っていった。
CVはクリフやリジェ、アストロトレインなどと兼ね役の喜多川拓郎氏。
恐竜モード
尻尾を引きずるゴジラ体形のティラノサウルス。ギミックの都合でやや骨盤が広め?
頭部は上下に90度可動し、口も開閉する。前足は付け根がボールジョイント可動。
脚部はロボットモードの腕。ガニ股にしたり水平歩行させたりと自由度は高い。
ボルカバルカン
GSで追加された新武器。実は武器の左右が組み間違っていることが多いらしい。
一応取り外しと交換はさほど難しくはないが……
その他
合体後の足首パーツをグリムロックの恐竜脚部に装着可能。特に指定はないが、合体手首パーツもセットしてしまおう。
マグマブレードをボルカバルカンに接続して飛行モード。さらに二連スタナーレーザーもつけて余剰パーツをゼロにしてしまおう。
トランスフォーム!
尻尾が脚部、脚が腕部となり、恐竜ヘッドや前足周辺のガワを背面に回す構成はアニメやG1当時玩具を踏襲している一方ロボットモードの胸部~腕部の位置をクランク関節で上に移動させているのも特徴。。
ロボットモード
かなり上半身がマッシブだが、グリムロックの力強いイメージにはぴったり。
バストアップ
目の色はブルー。
肘は二重関節となっている……というか本来は上腕パーツだから肩側の関節は曲げない方がいいのだろうか。
War For Cybertron以降と違い足首のスイングはないが、腰の回転があるためポージングの自由度は高い。
合体を見越して全体的に関節は渋め。
二連スタナーレーザー・ロケットランチャー
本商品には二挺付属。一方でエネルゴ・ソードは付属しない。
オプションアーマー
合体足首パーツを両腕に装着してシールドクローナックルに。
ボルカバルカン
こちらも両腕に装着して使用。
マグマブレード
二本とも同一造形の巨大剣。さすがにボイジャークラスのグリムロックにはオーバースケールか。
フルオプション?
凹凸ともに5mmジョイントは豊富なので完全武装が可能。
POTP版(右)と比較
POTPは海外と日本で同一仕様で出しており、あちこちステッカー処理されているのが特徴。GS版は塗装処理となっており、他の部分も色数が増えている。
POTP版は旧玩具を意識して、両モードで目が赤い。
火炎戦士スラッグ
恐竜モードでは口から吐く3000度の炎や角からのビームで戦う、トリケラトプスのダイノボット。
特に好戦的な性格でグリムロック相手でも突っかかることがあり、メガトロンからは「喧嘩好き」と評されている。グリムロック不在時にはダイノボットの指揮を執ったこともあるサブリーダー格。主なCVはプロールやスパイクの父スパークプラグも演じる石井敏郎氏。
恐竜モード
変形の都合もあり、四肢が可動。
口も開くが、開き切るとラインが不自然になる他ロボットモードの頭部も見えてしまう。
後ろ足の付け根や背面、前足に5mm凹ジョイントがあるため武器を装着可能。
トランスフォーム!
一旦尻尾の先端を曲げておかないと左右に開けないので注意。
ふくらはぎからカカトパーツを引っ張り出そう。
ロボットモード
脚が結構がっしりしている。
胸中央の5mmジョイントは、POTP版で合体手首パーツをプライムアーマーとして装着するギミックの名残。
エレクトロンブラスターが付属。合金サーベルはない。
比較
POTP版は赤い角に黒いロボットモード頭部など、やはり旧玩具版リスペクトが強い。
密林戦士スラージ
ブロントサウルスに変形するダイノボット。特にパワーに優れ、地割れを起こしてフレンジーを飲み込みトラウマを与えたこともある。その一方で呑気でおおらかな発言も多い。メガトロンには「馬鹿」と一蹴されたが、スラージに「あー……このマークを付けているのが仲間だ。おれ、そうだと思う」とアドバイスするなど、意外と知恵の回るところも見せている。
主なCVはハウンドなどを演じる堀内賢雄氏。
恐竜モード
実は胴体の後ろ半分パーツがスラッグと共通となっている。
口が開閉。
後ろ足付け根と胴体側面に5mmジョイント。
トランスフォーム!
脚部のパーツ移動などスラッグと同様だが、腰の反転が入るなどしっかり差別化されている。
ロボットモード
腰から生えたウイング状のガワが特徴。
武器はブラストガン……だがGS版ではスラッグと同型の銃。やはりサーベルは付属しない。
比較
今回のダイノボットの中では一番POTP版との差異が少ない。
砂漠戦士スナール
ステゴサウルスに変形するダイノボット。snarl=歯を剥いてうなる、ガミガミ言うという名の通り「おれの名前、スナァァァァァアアル!!」とうなるように自己紹介していた。
背びれが太陽光パネルとなっており集光すると10倍のパワーを発揮するが、普段の戦闘力も他メンバーと遜色ない。「ザ・ムービー」で一言もセリフがなかったことでも一部で有名だからか、スペシャルコミックでは寡黙キャラになってしまっている。
CVはパーセプターやフレンジーも担当する城山堅(当時・城山知馨夫)氏。
恐竜モード
後ろ足の角度が独特。
ダイノボットの恐竜モードでは唯一口が開閉しない。側面にサーベルを装着。
また背鰭の内頂点の一対は横に倒してタイタンマスターやプライムマスターを立たせる足場になるようピンが設けられている。
トランスフォーム!
ぱっかり割れる恐竜頭部が豪快。
肩関節の軸位置を移動するギミック、恐竜モードに戻すときについ忘れがちに……
ロボットモード
尻尾が左右に割れてウイングになっているデザインが特徴。ちょっと胴体がボリューミー?
武器の合金サーベル、無色クリア成型なので結構撮影の時に大変だったりする。
レーザーピストルは付属しない。
比較
POTP版は前腕がゴールドなのが特徴。
砲撃戦士スワープ
スナールとともに誕生した、プテラノドンに変形するダイノボット。そのため最も空中戦に優れる一方で、他のメンバーに比べるとやや耐久力が低い。
チーム全体がサイバトロンから決別した後もスパイクとカーリーの話に興味を示すなど、ダイノボットの中でも特に知能が高く人懐っこい性格。
CVはバンブルでおなじみ塩屋翼氏。
底面(ロボットモード腰)に3mm穴があるため、適当なスタンドで飛行状態を再現できる。
首を90度曲げ、後ろ足を立てれば降着状態にもできる。
翼の可動の他、武器のサーベルを顎下に懸架可能。
プテラノドンなのに歯がある。
トランスフォーム!
ロボットモード
モチーフのおかげでダイノボット一細見。
四肢や腰の可動以外にウイングも付け根で上下、途中で折り曲げ、先端もスイングできるため表情豊かに動かせる。
比較
何よりPOTP版はサーベルが赤彩色されているのが目を引く。
POTP版も大体青基調のデザインとなっているが、旧玩具リスペクトの「RED SWOOP」バージョンも存在する。
リメイクダイノボット集結!
サイバトロンとデストロンを向こうに回し、一世一代の大喧嘩が始まる!