今日のといず・くろすおーばーは!
結構前に撮ってたんだけど何となくUPしそびれて……
ゾディアーツ最高幹部・ホロスコープスの最古参で、内部監査と制裁を担当する「裁判官にして処刑人」。重力をコントロールする能力を持ち自在に飛行が可能な他、携えた杖「ロディア」で空間をゆがめてワープゲートを生成、瞬間的に長距離を移動することが出来る。この能力を用い、ホロスコープスにとって不都合な人間を永遠の牢獄・ダークネビュラ送りにすることから、仲間内でも一定の畏怖を抱かれている。
この状態でのCVは、「ふたりはプリキュア!MaxHeart」の九条ひかり/シャイニールミナス役・田中理恵氏。
その正体は我望光明や歌星緑郎とともにコズミックエナジー研究を行っていた現・宇宙京都大学の教授、江本州輝。穏やかで理知的な人物ではあるのだが、我望を太陽、歌星博士を地球、自らを月になぞらえて語るなど、友人二名に対しては羨望とコンプレックスを抱いていたようで、特に我望のカリスマ性には逆らえず歌星博士暗殺の実行犯を担ってしまう。
しかし犯行現場である月面基地跡地(ラビットハッチ)に舞い戻った折りにコアスイッチから賢吾が生まれた場面に居合わせ、これを保護。歌星博士の子と偽ってその親類に預け、我望への反抗計画を練り始める。
我望の野望に巻き込まれて日本列島が滅んでしまう事態を防ぐために、彼が無防備になる瞬間を作りだすべくあえてゾディアーツスイッチの配布に協力する裏で、成長した賢吾にラビットハッチへと通じるゲートスイッチを授け、コズミックエナジー実験衛星を改装し反ゾディアーツ同盟のエージェント・タチバナを名乗ってもう一つの戦闘システム=メテオを用意するなど、三つの顔を使い分けて状況を進めていった、いわば善側の黒幕でもある。
2012年6月5日~8月7日受注、同年10月26日発送開始の魂ウェブ限定品。同時発送物に「マシンメテオスター 」などがある。
基本的なフォーマットは従来のフィギュアーツ・ゾディアーツシリーズと同様で、ゾディアーツスイッチ及びホロスコープスローブが付属している。
プロポーションは極めて良好。
星雲状の髪は軟質素材だが、流石にボリュームがあるために首の可動域は狭い。
おさげはジョイントでフレキシブルに動く。
肩関節は見た目以上に動くが肘はさほど深く曲がらない。
付け根のジョイントでフレキシブルに動く一方、残念ながら劇中で見せた「広げた羽」は付属しない。
結構大胆にツイスト出来る。というか360度グルグル回る(笑)
股関節は引き出し式。スカートパーツは軟質素材なので足の動きに合わせて曲がるのだが、少々違和感が強まる。
足首は多軸関節。ふくらはぎの突起は軟質素材製。
右拳は手甲に星が造形されている。メタリック塗装にて表現。
まずは拳と平手。
こちらはロディア持ち手。おとめ座らしく(?)小指を立てている。
ゾディアーツスイッチ+スイッチ持ち手。ここでも付属しなかったホロスコープススイッチはサジタリウス・ゾディアーツでようやく入手出来るそうな。
盾接続用の突起が付いている。スイッチ持ち手が存在しない以外の内訳は右手と同じ。
なお、チェーンは軟質素材製で、重力に応じて垂れ下がったりはしない。
平手/持ち手。
ABS製なので大型だが比較的軽量。ただしトップヘビーなので持たせ方によっては倒れるかも。
先端部にはおとめ座の紋様が造形されている。
ローブを着せる際には本体を分解して、羽・肩アーマー・スカートなどを取り払う。こんな太腿してたのか江本教授……
ピンクのラインが女子力高め。
ローブにはお馴染み対応星座の紋章が入る。
……まあ、ね。ちょっと肩が動くだけでももうけもんというか。
初出はMEGAMAX。ダブルライダーロケットパンチを食らって撤退していた。
……これはトンデモないことをしてしまったのでは……
ボリュームがあり過ぎて若干扱いづらいところもありますが、怪人系フィギュアーツのクオリティは安定して高いのでヴァルゴも安心していじくれます。
一方で印象的だった「展開した羽」がなかったのがちょっと残念でもありますが……通常羽の造型が良好なだけに。
まあ購入の時の一番のハードルは「実は中身がオッサン」ってところなんでしょうけれど、それさえ乗り越えてしまえば実にいいフィギュアです(笑)