今日のといず・くろすおーばーは!
ミニプラ騎士竜合体シリーズ02、キシリュウオーファイブナイツ&ディメボルケーノをご紹介!
レビューするのは実際の3/8。
〇玩具解説
2019年5月27日発売。1~5はキシリュウオースリーナイツの再録となっており、そこに「6.タイガランス」「7.ミルニードル」「8.ディメボルケーノ」が追加される形となっている。
全8種が揃うボックスセットも同時発売された。
騎士竜タイガランス
全高:17.0m 全幅:26.0m 全長:48.0m 重量:500t スピード:350㎞/h 出力:250万馬力
疾風の騎士リュウソウグリーン・トワのパートナー騎士竜。未発見の新種恐竜タイガーサウルス(本作独自の架空恐竜)を改造した騎士竜で、特にスピードに優れている。勇猛果敢に敵に飛びかかり爪で切り裂くのが主な攻撃方法。
スタイリング
変化をつけるためにサーベルタイガーをラインナップに加えたいけれどサーベルタイガーは恐竜ではないので架空のタイガーサウルスを設定する、という力業が眩しい。
右側面のナイトランスが特徴。
四肢が可動する他、尻尾を左右に振ることもできる。
口にはキシリュウオーの拳と同径の穴が設けられており、ナイトランスを咥えるポーズも可能。劇中だと未披露だけど。
竜装合体!
キシリュウオースリーナイツと合体せよ!
分解
左側面のブースターと同じものが尻尾の付け根の延長パーツになっていたりする意外性。
キシリュウオースリーナイツは胸部ティラミーゴヘッドと両腕の武装を外す(余剰)。
右腕に前半身、左腕に後半身をセット。
両腿にブースター装着。
ナイトランスにタイガランスの頭部を装着して手に持たせて。
尻尾パーツを胸部に装着。
頭部を交換して完成!
キシリュウオータイガランス
全高:50.0m(肩上まで61.5m) 全幅:50.0m 胸厚:28.0m 重量:2,750t スピード:400㎞/h 出力:1375万馬力
キシリュウオースリーナイツをベースにタイガランスが合体した疾風のナイトロボ。トワが操縦のイニシアティブをとる。
機動性に優れ、両脚のブースターを活かした剣術戦を得意とする。必殺技は敵に飛びかかりナイトランスを一閃するタイガーソニックランサー。
スタイリング
両腕のタイガランス四肢は玩具だと噴射孔か銃口のようなものが造形されているのだがミニプラでは再現されていない。
可動範囲自体はキシリュウオーのそれと変わらない。
騎士竜ミルニードル
全高;22.0m 全幅:14.0m 全長:40.5m 重量:400t スピード:250㎞/h 出力:200万馬力
リュウソウブラック・バンバのパートナー騎士竜。未発見の新種恐竜ニードルサウルス(本作で設定された架空恐竜)をベースとしており、鋭い棘ナイトニードルを連続射出する中距離戦を得意とするが、体を丸めての体当たり攻撃も見せたことがある。
スタイリング
ステゴサウルスなどの剣竜類、特に名称からしてミラガイアがモチーフかとも思われるが、タイガーサウルスに合わせるためか架空のニードルサウルスに設定されてしまった様子。
一応四肢が付け根で回転するが短いのでそんなに表情付けはできない。
早速竜装合体!
全体的に劇中やDXに比べると今回収録の騎士竜たちは対比が小さめ。
ドリルは膝にコンバートするので、余剰パーツ数はキシリュウオータイガランスと同じ。
頭部・尾部・前半身・後半身・背板右・背板左・ニードルに分割。
キシリュウオー肩前面の四連竜装ジョイントにミルニードルの背板をセット。
右肩にニードル、左肩にミルニードル頭部を固定。
尾部をキシリュウオー胸部に合体。
頭部を交換し、両腕にミルニードルの前後半身=ナイトメイスを持たせて完成!
キシリュウオーミルニードル
全高:50.0m(肩上まで51.0m) 全幅:50.0m 胸厚:30.0m 重量:2,650t スピード:300㎞/h 出力:1325万馬力
キシリュウオースリーナイツにミルニードルが合体した威風のナイトロボ。バンバが操縦の主導権を握る。四股を踏むスモウスタイルからナイトメイスで押しまくるパワー戦を得意とする。
ナイトメイスを合わせれば強固なシールドとなり、胸部や肩からはナイトニードルを射出する。
必殺技は両手のナイトメイスを連続でたたきつけるニードルクラッシャー。
スタイリング
両肩全面のアーマーのおかげでかなり印象が変化する。
連結シールド形態もそれっぽく再現。
ニードル連続発射で隙を作れ!
五体合体!
ソウルを一つに! 五大騎士竜が合体!
右肩にトリケーン前半身、左肩にアンキローゼ前半身をセットし、その上に砲台を積む。
右腕にナイトランスとタイガランス前半身、腰全面にブースターを前垂れとして装着。
ミルニードル尾部をドリルで挟んだものを胸部に装着!
ナイトメイスにミルニードルの背板を並べて。
ティラミーゴの頭部が合体。
頭部にレッドリュウソウル、その後ろにタイガランス尾部を合体させてオープンすれば完成!
キシリュウオーファイブナイツ
全高:50.0m(肩上まで57.1m) 全幅:62.0m 胸厚:37.3m 重量:3,150t スピード:400㎞/h 出力:1575万馬力
五体の騎士竜が竜装合体した騎士竜の王たるナイトロボ。ナイトランスで切り裂くタイガースラッシュ、右肩のトリケーンで追い打ちをかけるトリケーンカッター、アンキローゼのエネルギーを砲塔に注ぎ込んで撃つアンキローゼショット、胸部のミルニードルアタック、ナイトシールドのティラミーゴヘッドから雷撃を放つティラミーゴバーストと、それぞれの騎士竜の力を活かした技を持つ。
必殺技はキシリュウオー4大バリエーションの幻影とともに切り裂くファイブナイツアルティメットスラッシュと、胸部キャノンにエネルギーを集中して放つキシリュウオーファイナルキャノン。
スタイリング
左腕のナイトシールドが一際目を引くが、ナイトシールドを手放すと実は素のキシリュウオー腕部だったりする。
可動範囲はやはり据え置き。
そして余剰パーツ。
大騎士竜ディメボルケーノ
全高:23.1m 全幅:16.2m 全長:54.0m 重量:550t スピード:300㎞/h 出力:275万馬力 CV:高木渉
あまりの強力さゆえにリュウソウ族に真っ先に封印されたディメトロドンベースの騎士竜。人語を話し「什麼生、汝に問う」とクイズを出し、間違った相手には容赦なく火炎を浴びせかける……のだが、「ピザを10回言ってみろ」「それでどうだ?」と内容はかなりリアクションに困るものばかり。実際はかなりの寂しがり屋で「自分の姿かたちを恐れず楽しくおしゃべりしてくれる相手」を求めていた。
目の手術を控えた遥斗少年と交流するが、彼の目が見えるようになったらやはり自分を恐れるのではと気にして正体を明かせなかったというナイーブな一面も持つが、遥斗少年には無事に受け入れられている。
スタイリング
ディメトロドンは、恐竜では、ない。頭部以外のオレンジ部分はクリアパーツ成型となっている。この形態では特に可動箇所はない。
竜装合体!
キシリュウオーから武装とティラミーゴヘッド、リュウソウルを外す。
頭部・背びれ・尻尾・右半身・左半身・アーマーに分割。
胴体左右を肩の上にセット。
アーマーはティラノテイルの上に乗せ。
尻尾と背びれは武装として両手に保持。胸部に上下反転させたディメヘッドを装着。
メラメラソウルをヘッドオンして完成!
キシリュウオーディメボルケーノ
全高:50.0m(肩上まで64.6m) 全幅:33.2m 胸厚:33.8m 重量:2,700t スピード:350㎞/h 出力:1350万馬力
キシリュウオーとディメボルケーノが竜装合体した炎のナイトロボ。合体にトリケーンやアンキローゼが絡んでこない初のフォーメーションで、リュウソウレッド・コウが単独操縦する。
右手のナイトメラメラソード、左手のナイトファンによる炎の二刀流を得意とし、離れた敵にはボルケーノキャノンをぶっ放す。
必殺技はボルケーノスラッシュ。
スタイリング
両肩のキャノンとクリアオレンジの刃が特徴。背面にとりあえず付けました的なアーマーとナイトメラメラソードには後々の展開を示すディテールがあったりするのだが、それについては後日。
「言い終わる前に斬ったな……」
余剰なし
ちょいちょいどっかに転がされるティラミーゴヘッドだけど、騎士竜の意思ってどの辺に宿っているんだろう……(それを言い出すとトリケーンとアンキローゼが並んで一番不可解)。
余剰なしファイブナイツに挑戦
いずれの騎士竜も竜装ジョイントminiを備えているので自由に組み替えが可能。自分だけの最強フォーメーションを作り出せ!
もちろん六体合体も。ミニプラではディメボルケーノの頭部と襟元も分離できる。
六体合体を別アングルから。
タイガーソニックランサー!
直前の精神統一っぽい構えが好き。
押して押して押しまくれ! ニードルクラッシャー!
ぶっ放せボルケーノキャノン!
そしてとどめのボルケーノスラッシュ!
というわけでファイブナイツ&ディメボルケーノでした!
竜装ジョイントminiのもたらす際限なき合体バリエーションに加え、ミニプラはDXよりコンパクトなので重量的な制約も比較的小さく、より自由度は高いと言えるでしょう(この手の自由合体はパーツを盛りすぎると根元から脱落するリスクが高まる)。
スリーナイツが丸ごと再録されて全8種となっているのはキシリュウオーディメボルケーノ以外のフォーメーションにトリケーン・アンキローゼが絡んでくるので仕方がないところでしょうか。
むしろ本弾の新規三体だけだと武装パーツでしかないのでせめてキシリュウオー本体は欲しいところですし。