今日のといず・くろすおーばーは!
満を持して登場、S.H.Figuarts仮面ライダーキバ キバフォーム(真骨彫製法)をご紹介!
Wake up! 運命の鎖を解き放て!
〇キャラクター解説
身長:200cm 体重:98kg パンチ力:6t キック力:8t ジャンプ力:ひと跳び85m 走力:100mを6.5秒
ファンガイア族のキングのために作られた三着目の鎧、「黄金のキバ」の基本格闘戦形態。
基礎設計は先代「闇のキバ」の鎧に準じるが、安定性・安全性を重視して全身を封印鎖「カテナ」で拘束して力を抑制している。また先代キングが封印したウルフェン・マーマン・フランケン族の生き残りを「アームズモンスター」として召喚することで魔皇力を取り込み状況に応じたフォームチェンジも可能となっている。
本来はファンガイアのキングのために設えたものだが、本編においてはキバットバットⅢ世が鎧を管理し、ファンガイアの元クイーンである真夜と天才バイオリニスト・紅音也の間に生まれた紅渡が変身する。
知る人ぞ知る凄腕バイオリン職人の渡は自らの出自を知らされておらず、普段は気弱で引きこもり気味な性格をしているが、音也が遺したバイオリン・ブラッディローズの音色に導かれて本能を覚醒させ、ファンガイアと戦う。
当初はただ状況に流されるままだったが、運命的な出会いと別れを経て、やがて己の戦う意義を見出していった。
未来においては渡の子、正夫がキバットバットⅣ世とともに変身して戦っている。
〇玩具解説
2019年4月27日発売。同時発売物は「ウルトラマンベリアル」「ライドウォッチ型台座セット 平成ライダー-前期-」「同・-後期-」等。
また4月25日から本商品に対応した「マシンキバー オプションパーツセット」がプレミアムバンダイで受注開始している(9月発送予定)。
スタイリング
真骨彫製法ならではのリアルプロポーション。1/12スケールに落とし込んだ際に肉眼で見て違和感がなくなるよう調整することと全身のカテナ表現が難航したことが窺える、というか実際ホビー誌インタビューでも触れられている。
数年の間にフィギュアーツの解釈も変わってきたし……
キバペルソナ
意外と丸くて大きい頭を忠実再現。放映当時の装着変身は小顔かつシャープに造形しようとして逆に違和感が否めないことになっていたし……
キバットベルト
後述するがキバットの目はクリアパーツ。
左右のフエッスロットにはフエッスルが装填されており着脱可能。
上(左腰)は左からガルル・バッシャー・ドッガフエッスル。
下(右腰)は左からブロン・ドラン・ウェイクアップフエッスルをセットする。
今回は(少なくとも壱伏の所有個体は)逆さにしても脱落せず、スムーズに取り外せるほど良い保持力となっている。
首可動。うなじ部分のガードは上下スライドが可能。
大ぶりな鎧に比して首の可動域は広い。
さすがに腕を伸ばしたまま胸の前でクロスすることはできないが、腕部可動も良好。
BLACK・RXリニューアル版みたいな引き出し式関節を採用してくれてもいいと思うの。
前屈は深いが後屈はまあまあ。
下半身の可動も良好。ただ片膝立ちさせようとすると微妙にバランスを取りづらい。右脚はヘルズゲートが造形されているにも関わらず左脚と同じくらい膝を曲げられるのだが、接地させると左右のバランスが……
ヘルズゲートの造形で可動範囲が狭まるため、右足首のみ関節引き出しギミックを採用。
左足首アンクレットの宝玉はクリアパーツで再現。
手首オプション
まずは拳と平手。
そして特徴的なポーズ手首。
フエッスル持ち手は右のみ付属。
キバットの下顎にフエッスルを差して閉じる。ガルルッ、セイバー!
ガルルセイバー付属しないけどね。
キバットの足がベルトのバーを掴んでいるので、キバットを脱着する時は足を軸に起倒させるべし。というか力のかけ方を間違えるとキバットの足もげるんじゃないかなこれ……
キバットバットⅢ世
魔皇力の制御に長けておりファンガイアと協力関係にあるキバット族、その名家キバットバット家の三代目。渡とは小さなころからの付き合いで、渡の世話を焼く野村静香とも仲がいい一方、ガルルたちへの態度はクールでドライ。ノリが軽く様々な雑学に詳しい。CVは杉田智和氏。
顎の開閉と翼の開閉が可能。また専用アダプターを背面に装着すれば魂Stageなどで空中展示できる。
右の膝下を交換すればウェイクアップ状態に。こちらも間接は可動する。
魔皇石は塗装で表現されている。
アクション
変身しているけどガブッ。ある種のアクティブフォースである魔皇力を注ぎ込む、って言うけどそもそもアクティブフォースってそこまで一般に浸透した言葉でもない。
前傾ダッシュ!
キバってこの巻き込み投げ(?)を多用している印象がある。
逆さ吊り強襲。
エンペラーでもやるニー連打。
キバットアシスト。
「ウェイクッ、アーップ!」
周囲を夜の闇に包み、キバットがカテナを切ってヘルズゲートを解放!
片足ジャンプ。
ダークネスムーンブレイク
キバットが禁断の笛と呼ばれるウェイクアップフエッスルを吹き鳴らすことで周囲を三日月の夜に包み、キバ右足のカテナを切断してヘルズゲートを解放、ハイジャンプからの急降下キックを放つ初期必殺技。敵の背面には余剰エネルギーでキバの紋章が描かれる。威力は30t。
メキッ。
「あなたとは初めて会った気がしません。どこかで会ったことないですか?
それはそうと最終決戦で強すぎる力に手を出してそのあと死んじゃったりしませんよね?
……あのこっち向いて目を見てもらっていいですか?」
というわけでキバでした!
当時の装着変身がプレ・フィギュアーツ的存在で、フィギュアーツ化が先延ばしにされていく内にフィギュアーツの解釈やユーザーからのニーズも変化し、なかなか実現しなかったキバ(キバフォーム)ですが、長らく待たせただけあり完成度は非常に高いです。このサイズと価格帯では決定版と言ってもいいでしょう。
また放映当時品が小スケールだったマシンキバーもフィギュアーツブランドで(玉座とブラッディローズとセットで)出てくれるので、バイク必須派としても一安心。
恐らくエンペラーフォームも出てくれるとは思いますが、ガルルフォームら3+1形態はどうなんだろう……真骨彫は造形が大きく異なる並列形態を出すのに消極的なイメージが強いのでそこだけは不安ですね。