前編はこちら
E5・ドクターイエロー・クロス合体しまーす!
とりあえず分解。さらに下半身の左右を入れ替える。
E5を上下に分割。膝当てが真下を向くように足を曲げ、ノーズ外装を上に向ける。
足首周りは新幹線モードと同じ状態に戻しておく……のだが当初戻し忘れて撮影していたので、爪先が露出している写真があります。ご了承ください。
膝をジョイントに差し込み、ドクターイエロー脚部をさらに一段伸ばす。
E5下半身の上にドクターイエロー4号車(3両目)をジョイント。
4号車の下からアームを引き出して。
アームの突起と、E5大腿部の溝(ノーズ外装を固定するもの)を、ドクターイエロー大腿部にジョイントしてロック。
1号車
横向きに伸ばした右腕を、1号車の「腹部」に連結。
伸ばして整えて巨大な右腕が完成。
7号車(5両目)も同様に。このモードでしか使わない「腹部」を引き出して。
左腕!
E5上半身は両腕を新幹線モードの体勢に畳み、ドクターイエローに接続。
両腕を接続して下ろし、ドクターイエロー単独変形と同じくアームをつないで胴体がバラけるのを防ぎ、胸部装甲の6ヶ所(+背面下側2ヶ所)を展開。
ヘッドギアを装着して角をオープン!
レーザーウイングを装着して……
シンカリオン E5×ドクターイエロー
全長38m 重量:275t
ドクターイエローの能力を最大限に引き出すため、E5とクロス合体した最強形態で、現時点で最大の7両合体シンカリオン。
背部ウィングから大気中のエネルギーを収集し威力を増幅させた「ウルトラグランクロス」を必殺技とする。
プロポーション
放射状のウイング、頑強そうな四肢と、大迫力のスタイルに。
一方で正面から見える意匠の大半がドクターイエローな辺りはE5×500やレスキューコマンダーに近いものがあるかも。
バストアップ
アクション性能は多少首を上下に動かせるのと、肩の回転・肘の曲げ伸ばし・手首の回転程度。
比較
設定上は3mくらいしか伸びていないので、E5×500(写真はN700A×500)と比較すると一回り大きい程度に留まっている。いや充分でかいんだけど。
こちらでもレーザースキャナーモードに移行可能。
放て! 必殺ウルトラグランクロス!!
クロス合体
基本的にシンカリオン各機は同規格なので、ドクターイエローとのクロス合体が可能。写真はN700A。
下半身外装をスワローウイングにする800つばめの場合、800の機体側面にスワローウイングを縦向きに装着する図が合体図鑑に掲載されている。
レーザーウェポンを変形させてレーザーアローに?
おまけ変形?
ドクターイエロー4号車(3両目)を抜いてもシンカリオンに組める。先頭車と下半身のジョイントが接合できるのはE5他との互換性を持たせたからだが、先頭車両脇に腕部接合ジョイントを設ける意味は本来ないわけで……しかも説明書には載っていないし。
ついでに7号車のノーズから下ろすジョイントもシンカリオン下半身とジョイント可能。ここは同型の部品で済ませているだけだろうからこれ以上の発展はなさそうだけど。
500+ドクターイエロー、ドクターイエロー+500
シンカギアでは合体非対応となっている二編成だが、ドクターイエローのジョイントのおかげで玩具的には行ける。なるべく車体が中途半端に残らないようにしたため、上と下の共存はできないけれど。
トリニティーは合体モードの腕部を合体できるけれど下半身は持て余すのが残念。他シンカリオンにギガブースターにすればいいか……
N700A+ドクターイエロー
通常シンカリオンにドクターイエローのヘッドギアは干渉するので省略。清洲合体!
というわけでドクターイエローでした!
まさかの合体要員二体目、まさかのリュウジ乗り換え、まさかのドクターイエロー、まさかの完全新造5両合体と、TVシリーズ開始当初は予想だにしていなかったうまみたっぷりのシンカリオンです。多分クリスマス商戦アイテムにして最終アイテム……だと思いますがTVシリーズを1クール延長なんて噂もあるのでまだ何か中型商品が来るかも?
そうした展望はさておき、玩具自体もダイナミックかつ手堅くできています。旧シリーズの小改修品だった500こだまを、基本コンセプトをそのままに大幅アップグレードした、といった感触で、手首の連結器が変形の時に連動収容されたり、合体の時に補強パーツを車体内側から引っ張り出して来たり、E5の下半身も使ったりと500こだまの時に感じた諸々の不満点を可能な限り改善した内容となっています。それだけにヘッドギアだけちょっと惜しい感じはしますが。
説明書に掲載されている仕様だけでも遊びごたえがあるのに、本来の遊びとは無関係のジョイントを設けてオリジナル合体の余地を残してくれているのもありがたく、現時点でのシンカリオントイの集大成と言っても過言ではないと思います。