今日のといず・くろすおーばーは!
仮面ライダービルドからボーイズトイギミックフィギュア第一弾、BCR(ボトルチェンジライダー)01 仮面ライダービルド ラビットタンクフォームをご紹介!
鋼のムーンサルト! ラビットタンク!
〇キャラクター解説
身長:196.0cm 体重:99.0㎏ パンチ力:右9.9t 左17.0t キック力:右23.7t 左17.8t
ジャンプ力:ひと跳び55.0m 走力:100mを2.9秒
第一話で東都先端物質学研究所に就職した自称物理学者で記憶喪失の青年、桐生戦兎がビルドドライバーとラビットフルボトル、タンクフルボトルを用いて変身する仮面ライダービルドのベストマッチフォームにして基本形態。
兎の敏捷性と戦車のパワー・頑強性を併せ持ち、謎の組織ファウストによって怪人スマッシュにされてしまった人間を撃破・救出する。この形態で放つ必殺技ボルテックフィニッシュは線グラフを実体化させて敵を拘束、グラフに沿ってキックを繰り出すというもの。また自作の武器ドリルクラッシャーも駆使する。
〇玩具解説
2017年9月16日発売。同時発売物に「DXホークガトリングフルボトルセット」「百発連射DXホークガトリンガー」などがある。
毎年恒例のギミック搭載タイプのアクションフィギュアで、後続のシリーズと連動して多数のトライアルフォームを再現可能。武器としてブレードモードのドリルクラッシャーが付属する。
ラビットハーフボディ/タンクハーフボディ
まずは分割状態。頭部・腕部・脚部が互い違いに造形されている。
それでは早速変身(ビルドアップ)!
「トンテンカーン♪ トンテンカーン♪」って感じの変身待機音いいよね。
しっかり嵌め合わせて変身完了!
スタイリング
分轄ギミックに伴う強度確保の都合かややどっしりした印象も与えるが、その分実際のスーツに近いとも言えるプロポーション。
分離の際は背中の丸ボタンを押して内部の接合ピンを押し出すことで固定を弱める……のだがあまりはっきりロックが外れるわけではなかったりする。
ビルドの右肩付け根辺りを持ちつつ左胸(無機物モチーフ側)を押し込むのがコツかな。
BLDラビットタンクヘッド
ライトアイタンクはメタリック塗装、レフトアイラビットはパール塗装。ディテールは結構精密だがクリアパーツは用いられていない。
ところで首元のマフラーを意識したっぽいアンテナ、テレ朝公式サイトじゃ何の解説も載ってないんだけど……
ビルドドライバー
ビルドの変身ベルト。戦兎がベストマッチ判定機能を追加したとのことで、大元の開発者は別にいる(ファウスト?)模様。
こちらもディテールは精密だが彩色は最低限……しかしタンクフルボトルの色が塗られているのは今後のトライアルフォーム的にどうなんだろう。ドライバーはラビットハーフボディ側に造形されているのでラビットフルボトルは塗った方が見栄えが良く、ならばとタンクフルボトルも塗装仕様にしたのだろうか……
可動
腕・脚の可動は例年のボーイズトイフィギュア準拠。首と腰は全く回転もスイングもしない。まあこの分割じゃ無理だわな……装動のように細かくパーツを分割すれば可動させやすかったのだろうけれど、ボーイズトイギミックフィギュアとしては「二つのボディをパチンと合わせてビルドアップ!」ってところに重点を置くのも至極真っ当な話で、手に取ってガツンガツン遊ぶ分にはむしろ正解か。
足首はそれぞれ別造形。タンクローラーシューズは履帯を、ラビットフットシューズは兎の爪先をそれぞれ備えている。
左のクイックラッシュレッグにバネの「ホップスプリンガー」が存在するのがラビットハーフボディの特徴で、ゴリラやハリネズミ、タカのハーフボディにはない個性になっている。
足裏のモールドは再現されていない。しかしFFRディケイド付属の台座に立たせるための足裏3mm穴も息が長いな……
ドリルクラッシャー
戦兎が自作した可変武装。ドリル剣型のブレードモードと大型ハンドガンのガンモードとなり、両モードでフルボトルを装填すると必殺のボルテックブレイクを発動する。
BCR01ではブレードモードのみ付属。裏側の肉抜きがちょっぴり豪快。フルボトル装填済の状態でPVC成型の単色仕様となっている。
スマッシュの肉体を切削せよ!
ボルテックフィニッシュ!
やっぱり写真を撮るには物足りない可動……
比較
やっぱり並べたくなるよねWFC・W。こうしてみるとエグゼイドはちょっと細身。
というわけでBCRラビットタンクフォームでした!
オプション装着ではなくボディを分割して組み合わせで様々なフォームを形作る、という点でWやオーズの直系といった感のあるコンセプトですが、FMCS以降定番となっていた腰の回転可動や目周りのクリアパーツがなくなっているなど仕様的にも先祖返りを起こしている印象です。せめて首が俯けたら……とは思うもののこのサイズと分轄では難しいのも理解できるところ。写真を撮ってネットにUPするには困るけれど手元でガシガシ遊ぶ分にはこれでもいいかな、というのが個人的な感想です。
一番意外だったのは「ビルドアップライダーでもベストマッチライダーでもなくボトルチェンジライダーってシリーズ名なのか……」ということだったりして。