今日のといず・くろすおーばーは!
9番目の仮面ライダー、S.H.Figuarts仮面ライダースーパー1とその愛車Vマシーンをご紹介!
それぞれ単品版です。
〇キャラクター解説
来るべき21世紀の人口爆発とそれに伴う困難に備え、国際宇宙開発局は惑星S1の開発を決定。しかし過酷な惑星S1に前線基地を建設するためには改造人間の投入が必要とされた。研究員である沖一也は科学者である亡き両親の遺志を継いで人類の未来を宇宙に懸けるべく改造人間第一号、コードネームスーパー1に志願し手術を受ける。
手術は見事成功したが、その研究成果を狙うドグマ帝国により変身装置を破壊され国際宇宙研究所は壊滅し、プロジェクトリーダーであるヘンリー博士らも死亡してしまう。
生前のヘンリー博士に「変身の呼吸」を身に着けるよう要請された一也は爆発する研究所から命からがら脱出する際に変身を実現。自力での変身を実現すべく赤心少林拳の門を叩いた……
身長:185cm 体重:80㎏ パンチ力:300t(スーパーハンド) ジャンプ力:無限
アメリカ・ネバダ州にある国際宇宙開発研究所の研究員、沖一也が変身した惑星開発用改造人間。当初は研究所のコンピュータからの指令コマンドを受けて変身していたが、第一話で研究所が壊滅。第二話で赤心少林拳の地獄稽古を経て変身の呼吸を掴み、自力での変身が可能となった。
スズメバチをモチーフとしており、体内に内蔵した酸素ボンベによって一ヶ月は真空状態での活動が可能。重力コントロール装置を内蔵しているため理論上無限のジャンプ力を誇り、多彩な能力を秘めたファイブハンドと用途に応じて使い分ける二種類のスーパーバイク、さらには自前の整備基地と自動メンテナンスルーム「チェックマシン」を持つと言った、歴代ライダーでも随一の充実っぷりを誇る。一方でそれ以前のライダーに比べると自力での回復力は低くチェックマシンでのメンテナンスが欠かせないといった面も描かれていた。
第二話で入門(第一話時点で拳法の構えをとっており仮面ライダーSPIRITSでは幼少時にすでに入門していたという解釈が描かれている)した赤心少林拳の拳法技もまた特徴であり、ドグマ帝国、ジンドグマと戦い抜いた。
〇玩具解説
「S.H.Figuarts仮面ライダースーパー1」は2012年12月10日発売。ZXまでの昭和ライダーとしては7番目の商品化となった。ファイブハンド換装ギミックに加え、稲妻電光剣が付属する。
「S.H.Figuarts Vマシーン」は2016年10月21日~12月20日受注、2017年4月25日発送開始の魂ウェブ限定品。同時発送物は「仮面ライダースーパー1&Vマシーンセット」「ハードボイルダー(リニューアル版/仮面ライダーW)」「スーパーセーラーマーキュリー(美少女戦士セーラームーンSuperS)」「バルタン星人分身体セット」「大空あかり(冬制服)DXセット(アイカツ!)」「アイアンマンマーク6(アイアンマン2)」「ホール・オブ・アーマー(同)」など。
Vマシーンは単品版とセット版で目立った違いはないが、セット版のスーパー1は頭部を新規造形するなど単品版からいくつかの改善がなされている模様。
スタイリング
昭和ライダー安定の体型。昨今のライダー系アーツの流れを見ると細いかなと思わなくもない……
比較
身長185cmと昭和10人ライダーの中では二番目に身長が高いにも関わらずフィギュアーツだとなぜか昭和ライダーの中で小さめに作られている不思議。
頭部
アンテナの太さや複眼の形状が異なっているため後年のセット版では改修がかかった部位。
壱伏はまあこれでもいいかなと思ってセット版未購入。
変身ベルトサイクロード
さすがに開閉ギミックなどはなし。変身の瞬間に開くだけで変身後は閉じっぱなしだしね。
マフラー
うなじにボールジョイントを差し込むことで通常時となびき状態を交換して再現できる。
アクション性能
基本的には昭和系そのままだが、ライダーマンやX同様に(というかスーパー1が先だが)上腕に明確なロール軸が設けられているため自由度は高い。さらにファイブハンド交換との兼ね合いで前腕も独自に回転する。
スーパーハンドのフリンジはほぼ真っすぐ垂れた物と大きくなびいた物が二つずつ付属しているため、アクションシーンに合わせて交換することで自然なディスプレイが可能となる。
放てスーパーパンチ!
銀のスーパーハンドは宇宙怪物との戦闘を想定した最も汎用性に優れたハンド。基本的なハンドであるため最も多くの手首オプションが用意されている。
開き手。
指を揃えた平手。ジャンプの際や赤心少林拳諸手頸動脈打ちや合掌の時などに使おう。
赤心少林拳の構えに用いられる手首が他に二種付属。
持ち手&稲妻電光剣
最終回で奪い取った悪魔元帥の守り刀とそれを保持する専用手首が付属。悪魔元帥からマジョリンガに与えられたがスーパー1は封じ込まれた宇宙プラズマを吸収した後に剣も奪取しマジョリンガを打倒。その後ジンファイターも切り捨てている。その後悪魔元帥に奪還されるが戦いの中で再度奪取し、サタンスネークの首を切り落としトドメを刺した。なおマジョリンガ戦ではパワーハンドで使用している。
この持ち手はVジェットへの搭乗にも用いられるが親指と他の指がくっついた造形なので注意が必要(後述)
エレキハンド
ハンドチェンジは前腕を交換することで再現。エレキハンドは3億ボルトのエレキ光線を発射可能で元来は開発機器のバッテリー切れに対応するための装備。終盤では黄金病をまき散らすカビを消し去る浄化光線も組み込まれた。
手首は平手のみ付属。ファイブハンドはいずれも軸穴がキツく変な隙間が開いてしまいがちなのでピンバイスやリューターで穴を拡張した方がいいかも知れない……(あくまで自己責任。壱伏はちょっとやりすぎて後でパテを使ってリカバーする羽目に)
冷熱ハンド
右手から超高火炎、左手から冷凍ガスを噴射するハンド。手首は握り拳のみ付属。
パワーハンド
60tの鉄球が降ってきても受け止めて投げ返す怪力ハンド。
こちらは開き手が付属。手の甲が何か可愛い顔に見える。
レーダーハンド
レーダーアイを発射することで半径10km圏内のサーチが可能で、状況は手の甲の円形モニターに表示される。
レーダーアイは小型ロケット弾として使うこともでき、窮地を脱するための切り札としても使われている。
手首は平手のみだがレーダーアイを取り外し可能。
Vマシーン(Vジェット)
最高速度:600㎞/h(Vマシーン)/1340㎞/h(Vジェット) 出力:2000馬力
第1話から登場しているスーパー1専用マシーン。大型の原子力パワーユニット「マイクロ・ソーラー・システム」を搭載しており、高速性を維持したまま長距離移動が可能。一方で悪路の走行やバイク戦には不向きなため状況に応じてもう一台のマシン「ブルーバージョン」と使い分けが必要となる。
まずはVマシーン形態
強度確保の関係か後部左のアンテナは実車に比べると太く、後部右のランプはスプリング状のコードが省略された状態になっている。
ヘッドライト左右の三連ライトはパッケージから出したのちに組み付ける方式なのだが外れやすい……
横から
今回は後輪を挟み込むタイプのスタンドは付属せず、車体底面に台を固定する方式。
サイドパネルはスイングと取り外しが可能。取り外した後は左サイドにフットレバーを装着する。
クリアランスの関係でフットレバーとサイドパネルの同時装着は不可能。
バイク本体のスタンドは前後に設けられており、前方のスタンドだと車体を斜めに傾けた状態、後方のスタンドだと真っすぐ立たせた状態で自立する。
コンソール
スピードメーターはタンク上部。コンソール類は単色なので塗装追加すると見栄えがよくなるかも?
ハンドルはいったん取り外してスーパー1に持たせてから再接続した方がいいだろう。またハンドルからミラーを取り外すことも出来るので、変な力のかけ方をしてへし折ったりしないように「ハンドルを外す」「ハンドルからミラーを外す」「スーパー1に持たせる」「ミラーを付け直す」「ハンドルを付け直しつつスーパー1を搭乗させる」といったプロセスを踏んだ方が安全。
ライドオン
かめんらいだーすーぱーわん(OP字幕)。
変形開始
フロントカウルを左右に開く。
後部ユニットをそれぞれ展開。
ウイングオープン。
変形させやすいようナンバープレート周辺は取り外しが可能となっている。ウイングは水平まで上がり切らなくて正解。
Vジェット
変形完了。初期OPなどではサイドパネルを装着した状態で変形までしているが、運用の邪魔になるためか早々に外されている。
ジャンプスタンド
魂Stageに接続できる3mm穴付きアダプターパーツが付属。しっかり固定しよう。
仮面ライダースーパー1!
チェーンジ、エレキハンド!
エフェクト類は全て別売りのものを使用。
戦いの中において可憐な梅の花をいつくしむ心。それが赤心少林拳・梅花!
とう!
スーパーライダー……
月面――
キィィィック!
宇宙でオプションで拳法な後輩たちと
並べるとゴージャス感あってお気に入り。
というわけでスーパー1/Vマシーンでした!
スーパー1もVマシーンも昭和ライダー随一のプレイバリューを誇る設定で、それを忠実に再現してくれたこともありどちらも実に遊びごたえがあります。単品版スーパー1のファイブハンド交換があまりにやりづらいというのが困りものですが……特にギミックを用意しなくても済むブルーバージョンを差し置いてのVマシーン商品化は嬉しいものがありますね。
スカイターボも到着を待つばかりとなり、後はヘルダイバーが出れば昭和10人ライダー展開も一段落ですが、かえってブルーバージョン発売のタイミングが読めないのでまだまだヤキモキすることになりそうです(笑)