今日のといず・くろすおーばーは!
ナイトサバイブの相棒たる疾風の翼、S.H.Figuartsダークレイダーをご紹介!
今回購入したのは単品版です。
○玩具解説
2016年3月25日~5月23日受注、8月26日発送開始の魂Web限定品。同時発送物は「キュアフローラ(Goプリンセスプリキュア)」など。
また、「仮面ライダーナイトサバイブ&ダークレイダーセット」も同時に受注、発送されている。先行するナイトサバイブとの連動が前提となっており、搭乗をサポートするパーツが同梱されている。セット品限定のボーナスパーツは特にない模様。
○キャラクター解説
全長:1m30cm 全幅(翼全開):3m90cm 全高:90cm 体重:100kg 飛行速度:950km/h
詳しくはこちらを参照。
スタイリング
尻尾を支えにして直立。尻尾の関節はそこまで渋みがないので、ツルツルした床の上だと倒れてしまう。
今回はバイクモードのスタイリングを優先した……というかモンスターモードの翼の薄さの優先順位は低いと判断されたか、結構肉厚な印象。
足を逆関節風に曲げることで尻尾に頼らず立たせることもできる。
比較
進化前のダークウイングがこんなに立派に。でももうこれ蝙蝠じゃないよね。
放映当時品のR&Mダークレイダーと比べてもこの別物っぷり……というか足の長さが倍になっているのと翼の多段スライド(後述)でかなり容積が広がっている。
アバウトに測ってみたらフィギュアーツ版は全幅39.5cmほどあった……
頭部
口の開閉ギミックあり。後頭部のタンクと独立して頭部を前後左右にスイングできる。
上側にクリック関節。
前後にも羽をスイングさせられる。
腰は変形用関節で回転。股関節ボールジョイント、膝は順方向・逆方向に曲げられる。また変形の際は足爪をまっすぐに伸ばすこととなる。
魂Stage接続ジョイント
尾部の上下にそれぞれ魂Stageの支柱を接続できる……が、ドラグランザー同様に重量がかさむので、特に下側の3mmジョイントは破損の危険性も小さくない。
搭乗前に
本商品に付属する搭乗用ダークバイザーツバイを装着。コンパクトな造形で特にギミックはないが、左手がフリーになる。
ライドオン
ダークレイダーの耳を掴ませ、背中に乗せる。ナイトサバイブ自身の関節保持力が高いので上側の支柱はあってもなくてもあまり変わらない。
……というか足を持て余す。
ファイナルベント
それではバイクモードに変形開始。右翼前後面の突起(トゲ?)パーツと頭部を取り外しておく。
右翼スライド
二枚目の写真の赤く塗った部分を埋めるように、弧に沿ってパーツをスライドさせて翼を縮める。
パッケージではバイクモードで入っており、モンスターモードに変形させる際にはここを逆に伸ばすのだが、説明書を一読してもわかりづらい部分(左翼も同様)。
さらに外側のパーツも二枚目赤く塗った部分でスライド。
脇腹のジョイントで固定。
そして右翼からハンドルシャフトを引き出す。
ハンドルシャフトと前輪が連動するので180度回転させタイヤカバーの位置を調整する。
右翼全体を内側にスライド。トゲパーツを左右入れ替えて再装着。
左翼は全体的に外側に引き出し、右翼同様に翼を二段階スライドで縮める。
左翼全体を跳ね上げる。ここはロックがかからないので気が付くと下がってしまうことも……
左翼の爪を折りたたんで脇腹のジョイントで固定。
ダークレイダーの後頭部カバーを前方にスライドし、90度回転、燃料タンクに。
ダークレイダー脚部を外にスライドしてステップにする。
下半身を90度回転し、尾翼を跳ね上げ、股関節をスライドして脚部も上げる。
続いてナイトサバイブ
いったんマントを外し、ダークレイダー付属のマント用アダプターパーツを装着。
そしてアダプターを介してマントを再装着。
これにより、マントの開き幅を広げることが可能になる。内側にカーブがかかる格好になるので、マントアクションの補助にも使えそう。
そして、ダークレイダーの頭を持ったナイトサバイブをセット。ダークレイダー頭部はハンドルシャフト上のボールジョイントに接続する。
尾翼内側から一対のスタンドを展開して、完成。
ダークレイダー(バイクモード)
全長:3m70cm 全幅:90cm 全高:1m23cm 重量:100kg 最高速度:900km/h
R&M版ではさすがに窮屈だったが、専用に作られたこちらでは余裕のライディング。
ナイトサバイブを降ろして
バイクモード単体で前後比較。先述したようにリアカウルのカバーは固定するロックがないので気が付いたら重みで下がったり衝撃で下がったりしがちなのが本商品の数少ない難点。
バイクとしてのギミックは前輪の左右スイング。
また翼のトゲパーツを前輪シャフトに装着することもできるが、この状態だと前輪のスイング幅が著しく狭まってしまう。
さすがにファイナルベント「疾風断」用のドリルマントまでは付属してくれなかった。
停車。
ドラグランザーと
バイクのボリュームはドラグランザーのほうが上だけど、搭乗者まで入れるとナイトサバイブのマントが横幅を取るのでどちらも専有面積がでかい。
オーディン相手のダブルファイナルベント、って結局よけられてたよね。
エピソードファイナルのラストシーン再現の方が需要あるかもしれない。背面に魂Stage差して固定するのが意外に難しいけれど。
というわけでダークレイダーでした!
待望のフィギュアーツブランド版ダークレイダー、ということで高い期待値にそぐわぬ出来になっています。
もちろん、リアカウルの固定が利かないのは困りどころですし、右翼トゲパーツは接続シャフトが細くて不安になるし、一部変形工程がわかりづらかったりもするのですが、一方で気の利いたオプションもついてきているので満足度は高いです。
何よりナイトサバイブを「完成」させるという点では不可欠の品ですから……
爪とかトゲとか鋭利なパーツが容赦なく刺さるので、使用には細心の注意が必要ですね。