今日のといず・くろすおーばーは!
特警ウインスペクター勢ぞろい、S.H.Figuartsよりバイクルおよびウォルターをご紹介!
「Yes, sir!」「まかせてチョ!」
○玩具解説
バイクル:2016年1月15日~3月22日受注、7月24日発送。
ウォルター:2016年2月25日~5月23日受注、8月19日発送、同時発送物は「仮面ライダーゴースト ムサシ魂」
ともに魂Web限定品で、ファイヤーのリデコ品(とはいえ同形状のパーツは首や上腕、脚部くらい)。いずれも2016年10月発送予定の「特警フルパッケージオプションセット」に対応している。
キャラクター解説:バイクル
身長:205cm 重量:400kg ジャンプ力:15m 走力:100mを3.5秒
荒地や難所での救助活動を目的とするサポートドロイド。超電導バッテリー駆動でファイヤーやウォルターよりもパワーに優れる。第7世代コンピューターとタンパク質を原料にしたバイオチップを内蔵しており「あいまい」の概念を理解できる。明るくひょうきんな人情派で、メカニックである西田さんの名古屋弁を聞きながら作られたため本人も名古屋弁で会話する。
胸部のタイヤを使うことで100km/hでの走行が可能だが方向転換が利かないため、のちに専用バイク・ウインチェイサーを与えられた。
その他に格闘/救助用ツール・バイスピアを装備する。
スタイリング
基本的にファイヤーのリデコ品(とはいえ新造部位の方が多い)なのでプロポーションやアクション性能はファイヤーと同等。
バストアップ
胸部タイヤは回転しない。バイザー開閉ギミックあり。
バイザーのシャドーがやや薄く、下の目が目立つかも。なお、小林靖子女史を特撮脚本家の道へ引きずり込んだ涙のエフェクトなどは付属しない。
背面のカバーを外すことでマルチパックを装着可能。
デイトリックM-2もファイヤーと同じく付属し、変形も可能。銃口付近のマーキング色がファイヤーのものとは異なる。
バイスピア
収納状態のスティックモードと刀身を伸ばしたロッドモード(上)、グリップを連結したランスモード(下)を再現可能……だがスティックモードは背中カバーへの接続ピンが残っているので、実質ロッドモードとランスモードの二形態のみ再現と言ってしまってもいいかもしれない。
刀身とグリップはそれぞれの形態で交換するのでブレーキレバー周りが共通パーツとなる。
デミタス
シリンダーモード 高さ:100mm
ロボットモード 高さ:140mm 重量:500g
特警ウインスペクターのメカニックマンである野々山真一隊員が製作した小型ロボット。裏面の電磁タイルによってあらゆる物体に吸着可能で、通信機能や電波妨害機能を有するシークレットメダルを内蔵する。
分解されてしまったバイクルを応急修理する補修能力も持ち、缶そのものの外観となるシリンダーモードでの潜入捜査もこなす万能っぷりで、憎めない性格だが口が悪くバイクルとよくケンカしている。
ロボットモードのみ付属。本来の設定カラーはアルミシルバーなのだが、周辺のものが映り込んだ超全集の写真を参考にしてしまっているためかフィギュアーツ版はシャンパンゴールドっぽくなってしまっている。
キャラクター解説:ウォルター
身長:210cm 重量:350kg ジャンプ力:50m 走力:100mを1.8秒
空中からの救助探索活動を主任務とするサポートドロイド。こちらも第7世代コンピューターを搭載しており、理知的で冷静な性格をしている。一歩引いたところでメンバーを支えるサポート気質なのか、情に流されるバイクルをたしなめるものの結局自分も流されてしまったり、竜馬不在の際はバイクルをリーダーと認めたりしている。
超小型プラズマ反応炉を内蔵し、バイクルほどではないが2,000馬力のパワーを発揮。専用装備ディスライダーを装着すれば750km/hで飛行できる。
スタイリング
というわけで三体目。こちらもほぼファイヤー・バイクルと同仕様だが、ウォルター独特のポーズを再現する専用手首が新たに追加されている。
バイザー開閉。バイクルに比べるとシャドーは濃い。
デイトリックM-2も変わらず装備。銃口のマーキングは緑色。
ディスライダー
長さ:185cm(ウイングモード)/140cm(シールドモード) 重量:100kg
ウォルター専用レスキューメカ。耐熱・耐衝撃装備であるシールドモードは障害物除去用のカッターとしても使用可能。ウォルターの意志で無線飛行することもできる。
フィギュアーツではグリップを倒すと凸ジョイントが出てくるようになっている。
背中のカバーを外して
中央のタービン部分を外してカバーを戻す。この部位は後々マルチパックを装着するためのジョイントでもある。
ディスライダー装着
飛行速度:750km/h 連続滞空時間:20時間 耐荷重量:2t
ディスライダーをウイングモードとして背部に装着することでウォルターは飛行可能となる。
劇中よりウイングユニットがやや上にずれているっていうか、本来はディスライダーを腰のちょっと上くらいに装着し、切り欠き部分からウォルター背面のタービンが見えるのでは……
まあ劇中でもアクションの都合かやや上寄りになっていたカットもあった印象なのであまり問題ではないかな、とも思うが、ディスライダーとマルチパックの同時装着ができなさそうなのは気になるところ。
オイル缶
バイクルトウォルターが飲むロボオイルがオマケで付属。角缶と丸缶一つずつと、保持用手首左右一組。テーブルは付属しない。
ただし付属の手首だと角缶はしっかり固定できない(写真のように何とかひっかける程度なら可能)。
出撃せよウインスペクター!
(この後障害物に激突)
バイクルにはのちに専用車両ウインチェイサーが与えられる。バイスピアをグリップに装着することで起動するスーパーバイク、というコンセプトはネーミングもろとも「クウガ」「アギト」のチェイサーシリーズに踏襲された感。
バイクルとウォルターが揃えば、ウインチェイサー配備前の空輸シチュエーションも再現可能。
というわけでバイクル/ウォルターでした!
バイクルをレビューしそびれていたのでウォルターと一緒にご紹介です。
どちらも微妙に痒いところに手が届かない点はあるんですが、それを補って余りある完成度です。特警フルパッケージオプションセットの到着も待ち遠しいですね。
しかしウインスコードとウインチェイサーがなければコンプリートとは言えませんし言わせませんぞバンダイさん。アンケートに書きつつ待っています。ウインスコードはファイヤースコードだけでもいいんでぜひともお願いしますよ!