今日のといず・くろすおーばーは!
名作TOYがロボットマスターズでリメイク! RM-11ビーストコンボイをご紹介!
申年だから類人猿。
キャラクター解説
身長:2.8m 重量:2t
大元は「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」に登場したサイバトロン(マキシマルズ)戦士。玩具における役職は「総司令官」だが、実際は探査船アクサロンの艦長である。
任務中にデストロンの戦闘艦テラクラッシャーを追跡することとなり諸共にワームホールを抜け、謎の惑星に不時着。エネルゴンの影響が強すぎる惑星の環境から身を守るためにゴリラのビーストモードを身に着け、メガトロン(G1メガトロンの後継者を名乗るプレダコン)率いるデストロン軍団と戦いを繰り広げることとなった。その後、戦いの推移に伴いメタルスコンボイ、パワードコンボイと進化を遂げていくこととなる。
生真面目な性格で当初は経験不足だったが、チームを率いて戦ううちに内面的にも成長していく。またサイバトロン側の初期メンバーでは唯一空中戦が可能だった。
ビーストウォーズではただの「コンボイ」名義であるが海外名は「オプティマス・プライマル」でありこちらもG1コンボイとは別人であるため、差別化のためにロボットマスターズ以降はビーストコンボイと表記される。
BWでの声優は子安武人氏。ロボットマスターズにおいては風間勇刀氏が担当した。
○玩具解説
2004年8月発売。G2期トイのリペイントを中心に様々な時代のキャラクターを手ごろなサイズで集合させた「ロボットマスターズ」において、G1コンボイやビーストメガトロンに次ぐ新規設計品として登場した。
BW放映当時品の「C-1 総司令官コンボイ」をいくつかのギミックを省略・整理しつつダウンサイジングしたもので、劇中通りの「マスクが上下に割れて唇が露出したフェイスデザイン」を再現した最初のトイでもある。
ロボットマスターズ独自の付属品としてミサイルランチャーが付属する。後に赤クリア成形の「バーニングビーストコンボイ+DVD」やホビージャパン限定の「ビーストコンボイ・ブラックバージョン」といったバリエーションが登場した他、彩色パターンを変更したテレもちゃ「TM-01コンボイ」、トランスフォーマー30周年記念司令官コレクション「コンボイ(ビーストウォーズ)」としても採用されているが、後二者にはミサイルランチャーは付属しない。
ビーストモード
これぞまさにゴリラ・ゴリラ・ゴリラ。カラーリングは「C-1」を踏襲しており、劇中のビーストモードとは印象がやや異なる。後のテレもちゃ版の方が再現度は高い。
フェイスアップ
思慮深き森の賢人感あるよね。
ロボットモードの二の腕の白が露出してしまっているのが惜しい。
アクション?
腕部はロボットモードと共通なので自由に動かせるが、脚部はデザインラインを崩さないように動かそうとするとなかなか難しかったりする。
掌の3mm穴に武器を保持可能。
お座り状態からフルオープン武装ゴリラ。
ビーストモード比較
ライノックスはテレもちゃ版で当時品のリカラー。RM版の登場でようやく劇中に近い比率でコンボイとライノックスを並び立たせることが可能となった。
……この時はまだ誰も、ライノックスがボイジャークラスでリメイクされるなどと想像していなかった。
スタンドアップゴリラ
C-1にあったドラミングや腕部回転といった連動ギミックは省略されている。
ゴリラのドラミングって実は手を開いた状態でやっているんだそうな。
コンボイ、変身!
足指を反転させ、ロボットモードの爪先を展開。
うおおおおお
肩アーマーを開いて下半身を180度ひねる。
背中の皮をクランク関節で持ち上げて。
ゴリラフェイスは下ろすとギア連動で反転して胸部のメカニックモールドへと変化する。後ろに傾いていた頭部を戻してトランスフォーム完了!
ロボットモード
紛う事なきゴリラ体型。まあ劇中でもこんな感じだった気はする。
フェイスアップ
劇中通りに唇が造形されている。後年のテレもちゃ版などに比べると口元の塗り分けが少々足りてない。
肘が90度曲がり腕も360度回転し横に90度開くことが可能。上腕ロールもあるため、ポージングには不自由しない。
股関節はボールジョイントで大腿ロールはないものの、下半身も必要充分な可動範囲を誇る。
武装ギミック
前腕のカバーを開くとスプリングギミックでメガブラスターがポップアップ。
背中のカバー裏には空中戦用のコンボイジェットと、プラズマキャノンおよびサイバーブレードが収容されている。
プラズマキャノン展開。
サイバーブレード
柄に二ヶ所ある3mm軸を掌の3mm穴に差し込んで保持。
さらに同梱されている連結パーツを用いればツインブレードとしても使える!
ただしこの連結パーツ、連結時以外は余剰となる。
ミサイルランチャー
ロボットマスターズ版G1コンボイに付属していたものと同じ。
スプリングギミックでミサイル発射だ!
5mmジョイントがあるため他TFに装着・保持させることも出来るのだがフィン状のパーツが干渉するため真っ直ぐに持たせるのは難しい。
3mm軸ということでサイバーバースにも対応している。
ロボットモード比較
C-1はおおよそ二倍のサイズだったからなぁ……
背中あわせで乱戦を乗り越えろ!
ダブルコンボイ
ビーストⅡの劇場版にて共演した組み合わせ。
技のG1、力のビースト、疾風のライオ
ライオコンボイは司令官コレクション版だしG1に至ってはロボマスより一回り大きいClasicsだしで統一感に欠ける並びになってしまった。
アクション!
首が上を向けるため飛行ポーズも決まりやすい。
フルウェポン!
関節の配置的に二刀流で斬り伏せるのが一番相性いいよね。
というわけでビーストコンボイでした!
もう12年前の型ですが、20年前(!)のC-1同様今でも現役で通用する優秀なゴリラです。アクション性能だけではなく各部のギミックも充実しており、サイズを考えると破格のプレイバリューを誇っていると言えるでしょう。
ビーストウォーズ20周年を迎える今年だからこそ手元に置いておきたいゴリラですね。
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RM-11 ビーストコンボイ
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