今日のといず・くろすおーばーは！
ドライブ前半のライバルキャラ、魔進チェイサーをご紹介！
まずはTKシリーズから。
○キャラクター解説
身長：202.5cm 体重：112kg パンチ力：7.3t キック力：12.2t ジャンプ力：ひととび24m 走力：100mを6.9秒
ロイミュード幹部と行動を共にする謎の青年チェイスが変身拳銃ブレイクガンナーを用いて変身（ブレイクアップ）した姿。ロイミュードの番人にして死神と恐れられる存在で、行き過ぎた行動を取るロイミュードに制裁を下しコアプログラムに還元することを使命とする。
それゆえに、コアプログラムすらも破壊してしまうドライブに対しては強いライバル意識を抱く一方で、ドライブと戦いを重ねるたびに本当の自分を見出していく感覚に囚われていく他、「人間を守れ」という精神の奥底の声により詩島霧子を撃つことができないと言った「弱点」を抱えていくこととなる。
その正体はかつてプロトドライブとしてドライブドライバー（クリム・スタインベルト）とともにグローバルフリーズを戦い抜いたロイミュード・プロトゼロ。ハート・ブレン・フリーズらの手で記憶を消去され改造された身ではあったが、本能とも言える基幹プログラムまで手を入れることは叶わず、人命を優先するドライブを見逃す行動にまで至ってしまう。
そこでチェイスの「死神」としての地位を狙うメディックの手で守護対象と攻撃対象をスイッチされるというプログラムの改竄を受け（これによりロイミュードを攻撃出来なくなったチェイスに代わりメディックが独自の思惑で死神部隊を組織することとなる）、メディックを妬んだブレンの妨害、それを受けてのメディックの再調整を経て、仮面ライダーを倒すために街を襲う暴走状態となるが、新たな姿・タイプフォーミュラーを会得したドライブに敗れ姿を消す。
しかし、チェイスはプログラムの改竄部分を吹き飛ばされながらも生存しており……
○玩具解説
2014年12月27日発売。ブレイクガンナーの他、本編に登場した武装パーツが付属している。TKシリーズオリジナル要素として背部のサーキュラーダイナミクスにタイヤを装着することが可能な他、別売りの「合体四輪DXライドクロッサー」とも連動する。
スタイリング
ジャンクな雰囲気でまとめられた細かなディテールを精密再現。
頭部周り
頭部のナイトメアヘルムは、ドライブとは異なりクリアパーツは使われていない。また右目・シャッタードアイも内部構造までは再現されていない。
左肩のスカルペイントはタンポ印刷で再現。ライドチェイサーといい、このスカルマークは誰の趣味なんだろう……
可動
肩アーマーは下側に可動軸を設けることで、デザインラインを崩すことなく腕の動きに追従する。
腰が回転、上腕と大腿にロール軸、肘・膝が90度曲がり首や足首はボールジョイント、指は二本ずつ可動……と、一般的なボーイズトイ系の可動性能を持ち、やや腿を上げにくいもののポージングに不自由はしない。
ブレイクガンナー
特にギミックはない。ガードウイングルが塗り分けられているので、あまり安っぽくなっていないのは嬉しい。
サーキュラーダイナミクス
劇中ではタイヤ交換を披露しなかったが、玩具オリジナルギミックとして背中にTKシリーズのタイヤを装着・回転が可能。
武装パーツ
3ユニット構成の武装パーツを組み立てて背中に装着！
武装チェイサー・バット飛行形態
ウィングスナイパーを背部で展開した飛行形態。ちゃんと回転防止のためのピンがあるので、この状態を安定して保持できる。
ここから変形
クローパーツをめくりあげ、E-サーキュラーに巻きついていた軟質パイプをほどくように展開。
そして右腕アームドエンハンスの凹ジョイントに差し込む。
武装チェイサー・コブラ
身長：202.5cm 体重：127.0kg パンチ力：8.1t キック力：12.5t ジャンプ力：ひととび24.0m 走力：100mを7.1秒
チェイサーコブラバイラルコアをブレイクガンナーにセットすることで発動する中距離戦形態。テイルウィッパーを打撃・拘束と変幻自在に用いる。
E-サーキュラーと右腕をチューブ状の軟質パーツで繋いでおり、ある程度はアクション可能だが、末端の断面が半月型なので無茶な動かし方はしない方がいいかも……？
武装チェイサー・バット攻撃形態
身長：202.5cm 体重：127.0kg パンチ力：7.3t キック力：12.5t ジャンプ力：ひととび24.0m 走力：100mを7.1秒
チェイサーバットバイラルコアをブレイクガンナーに装填、ウイングスナイパーを展開して弓矢にした形態。遠距離の相手に対し光矢を撃ち込む。
武装チェイサー・スパイダー
身長：202.5cm 体重：127.0kg パンチ力：8.6t キック力：12.5t ジャンプ力：ひととび24.0m 走力：100mを7.1秒
チェイサースパイダーバイラルコアを用いて発動する接近戦形態。強力なクロー、ファングスパイディで敵を貫く。
玩具オリジナルギミックでファングスパイディは外して手持ちが可能。
一方で、劇中で披露した「トリプルチューン」は再現できない。あれ、バットの翼が二組必要だし……
タイヤ交換？
武装パーツはTKシリーズ共通規格となっているため、もちろんドライブ達にも装着可能。
……何か臓物に寄生していた生物が腹を食い破って出てきたみたいになった……
アクション
DXライドクロッサーもいずれレビュー予定。
足の裏しか見えない！
何はともあれ、ライバル怪人がいるとﾌﾞﾝﾄﾞﾄﾞもはかどります。
というわけでTK魔進チェイサーでした！
今となってはもうちょっと融通利かなくて天然とも取れる頼れる味方となったチェイスですが、発売時点ではまだまだ敵キャラだったわけで、平成ライダーのボーイズトイで非仮面ライダーのライバルキャラが発売されたことそのものが注目を集めていた印象があります。
また、商品的には敵キャラであるというハンデを補うように、他TKシリーズに比べてもプレイバリューが強化されているところも見逃せません。
そしてフィギュアーツ版も登場！