ロボライダーはこちら!
○玩具解説
バイオライダー:2014年9月20日発売。同時発売物は「アイアンマンマーク42(アイアンマン3)」「アイアンパトリオット(同)」「仮面ライダー鎧武 カチドキアームズ」。
マックジャバー:2014年7月25日~9月28日受注、12月17日発送開始の魂ウェブ限定品。同時発送物は「仮面ライダーデューク レモンエナジーアームズ(仮面ライダー鎧武)」「エリザベス-クリスマスver-(ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ)」
キャラクター解説
新たな仲間、霞のジョーを迎え、ひとみの救出に急ぐ光太郎。しかしマリバロンは、ひとみの兄である佐原茂を攫い人質とし、ひとみを急成長させたガロニア姫に彼らを処刑させようとする。
水の染み出す隙間しかない地下1,000mの処刑場に幽閉されたRXが怒りに吠えた時、またしても不思議なことが起こった。
RXの身体がバイオライダーへと変化し、さらに水晶の輝きを放つ水となって処刑場の隙間を伝い地上へと脱出、ジョーと茂を救出する。
さらにバイオライダーは怪魔ロボット・合体トリプロンのビームを無効化し、一刀のもとに斬り倒すのだった。
身長:198.8cm 体重:88kg ジャンプ力:72m 水中活動時間:無限
クライシスの卑劣な手口に怒りを爆発させたRXが獲得した第三形態。俊敏な動きと切れ味に特化したバイオブレードを武器とするが、最大の特徴は身体の液状化能力にある。
限定的ながら飛行能力を発揮する他、あらゆる攻撃を素通りさせ、わずかな隙間にも潜り込み、なおかつ「バイオアタック」として敵への打撃が可能という反則のような能力。さらにはRXやロボライダーの状態から瞬時に液状化したり、液状化状態から実体化しざまにRXキックを放ったりと、かなり何でもありの様相を呈していた。
その他、ロボライダーと同様にアクロバッターを専用マシン・マックジャバーに変化させる能力を有する。
スタイリング
撮影用スーツの質感を再現しているのだが、逆にややスマートさに欠けるかも知れない。首が太い……
比較
こちらもやはりリストビットくらいしか共通点なし。ベルトすら違うからなぁ……
頭部
ブリスターと接触して鼻の頭がちょっと剥げている個体が多い気がする。
クラッシャーがのっぺりしているのとはっきりとした鼻梁があるのがバイオライダーの顔の特徴。
肩周り
肩は引き出し式で、さらに引き出した胴体側パーツに肩アーマーをボールジョイント接続する方式。これにより肩アーマーの動きをより自然に演出出来る。
胴と股関節は引き出し式で足首は多軸関節。
しかし、股関節は常にパーツが干渉している状態で、数値面での可動範囲は狭くないのだが実際の手触りとしては固い印象。引き出した上で慎重に向きを整えながらポーズをつけないと、各部の塗装が剥げたりパーツが削れたりしてしまうタイトな設計になっている。
オプション手首として、まずは平手(上)とポーズ手(下)。ポーズ手は薬指と小指が曲がっているが、もっと鉤爪っぽいポーズにして欲しかったところ。
手刀が左右とも付属。
バイオブレード保持用に、垂直に持たせる手首と角度付きの手首がそれぞれ左右とも付属している。
バイオブレード自体はグラデーション塗装で発光状態を再現した物が一本のみ付属。リボルケインとは異なり消灯状態の方が長いので、この仕様は残念。
マックジャバーには搭乗用手首が付属している。
マックジャバー
出力:510馬力 最高速度:700km/h ジャンプ力:75m
アクロバッターが変化したバイオライダー専用マシン。速度こそ三形態中最も控えめだが走破性に優れ、バイオライダー同様の液状化能力で敵の攻撃を素通しすることが出来る。
ロボイザー程ではないが本編での出番は三回に留まっている。
妙に丸っこいデザインを余すところなく再現している。
……妙に寸詰まりな気もしないでもない。
ロボイザー同様、搭乗用手首と後輪スタンドのみ付属。
ライドオン
ロボライダーよりは動くバイオライダーと、ロボイザーに比べるとシートの区切りがはっきりしているマックジャバーなので、比較的まともに搭乗可能。
そもそも長々とライディングしているわけでもないので粗が目立ちにくいと言えなくもない?
「俺は怒りの王子!」
「R!」
「X!」
「バイオッ!」
「ライダッ!!」
(ここでクワッと指を曲げて構えなおす)
腕をクロスしてバイオアタック前のポーズ。
青炎エフェクト買っておけばよかったか……
アクロバッターをマックジャバーに変化させて疾走!
「「「弾が全部ヤツの身体を突き抜けてしまうぞ!?(合体トリプロン)」」」
「バイオブレードッ!」
敵を逆一文字に斬り裂け、スパークカッター!
そして決めポーズ。
というわけでロボライダー/バイオライダーでした!
まずは、ロボライダーとバイオライダーのみならず、ロボイザーとマックジャバーが出たこと自体が驚きというか、当時からのファンの中にも「出たら嬉しいけれどなくても構わない」みたいな見られ方をしていた印象があったので、出ただけで嬉しいものではあります。
ただ、ロボライダー・バイオライダー側の問題もさることながら、コスト削減のためか頑なに装着変身時代のフレーム(装着変身に対してすら小さすぎる)を使い回してしまったため、特にロボイザーが乗せにくく搭乗ポーズが締まらないことになってしまったのは残念です。
今後何かの勢いでアクロバッターがフレームごと完全新規造形になっても(というかSHF買うたびに魂アンケートで商品化希望出してる)ロボイザーとマックジャバーのリニューアルまではなされないでしょうし……
とはいえロボライダー・バイオライダーもこまごまとした欠点はありますが、全体の完成度が高いことには違いなく、RXと並べるだけで感無量です。
で、ライドロンの発売はまだですか?
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S.H.Figuarts バイオライダー
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