今日のといず・くろすおーばーは!
ちょっとS.H.Figuartsからロボライダー、バイオライダーをご紹介!
まあ前に「世界に駆ける」で遊んでますが。
○玩具解説
ロボライダー:2014年7月19日発売。同時発売物は「セーラージュピター(美少女戦士セーラームーン)」。
ロボイザー:2014年5月23日~7月28日受注、10月17日発送開始。同時発送物には「グリンクローバー(仮面ライダー剣)」「仮面ライダー黒影 マツボックリアームズ(仮面ライダー鎧武)」がある。
2013年10月のS.H.Figuarts「仮面ライダーBLACK(リニューアル版)」発売から始まる「BLACK/RX」コンプリート計画の一環で、関節構造の一部はリニューアル版BLACK、RXを踏襲している。
○キャラクター解説
クライシス皇帝の後継者であるガロニア姫を部下のミスで死なせてしまった諜報参謀マリバロンは、ガロニア姫と同じ素質を持つ少女を誘拐し替え玉に仕立て上げようと計画する。その少女の中には南光太郎の従妹にあたる佐原ひとみの姿もあった。
目の前でひとみを攫われてしまった光太郎は、RX抹殺のために現れた怪魔ロボット・デスガロンの能力を利用してクライシス帝国への侵入を果たすが、デスガロンともども脱出不能の牢獄に幽閉されてしまう。
そしてデスガロンが攻撃を続ける中で牢獄内にひとみが現れ、凶刃に倒れて息を引き取ってしまう。
慟哭するRXに対して、マリバロンの声が響く。お前が抵抗したからひとみは死んだのだ、と。
しかし、デスガロンのさらなる猛攻にさらされたRXの身体に変化が起きた。死を覚悟したRXの悲しみの涙が、秘められた再生能力を活き活きと発動させたのだ。
そして、RXはデスガロンの能力を上回るロボライダーへと進化を遂げ、牢獄を脱し、デスガロンを打倒した。
爆散する直前デスガロンが明かした真実――牢獄で死んだひとみはRXを欺くために造られた偽物であることを知ったRXは、本物のひとみと攫われた少女たちが向かう奇跡の谷を目指すこととなる。
身長:198.8cm 体重:88kg ジャンプ力:48m 水中活動時間:30分
RXの悲しみの激情がキングストーンの新たな力を呼び覚ますことで変身可能となった「悲しみの王子(後に炎の王子に改称)」。
パワーと耐久性に優れた形態で、炎のエネルギーを吸収することも可能。動きは固くなるものの、敵の攻撃を先読みするかのごとき挙動で捌き痛烈なパンチを叩き込む格闘巧者でもある。
専用銃ボルティックシューターを生成し、必殺のハードショットで敵を撃ち抜く。また、コンピュータに触れるだけで操作可能なハイパーリンク能力や加速能力もあるとされている。
弱点は、身体に鉄分を多く含んでいるために強力な磁力に吸い寄せられてしまうこと。
スタイリング
BLACKシリーズのリニューアルに合わせ、ボリュームを重視した造形になっている……が、首のおかげで多少細身な印象になっている感もあり。
RXとのツーショット。リストビットくらいしか共通点がない……
頭胸部
胸の紋章はモールドに白塗装で表現されている。
腰のベルト内部の歯車も精密に再現。
首はフレイムドラゴンなどに見られる二重関節となっており、多少伸ばせる。二の腕のロール軸は相当固く癒着してしまっていることが多いらしく、温めた上で隙間からシリコンスプレーを吹いた方がよさそう。
肩関節は引き出し式。また肩アーマーは肩関節軸と同軸でスイングするため、隙間を隠すように動かせる。
胴と股関節もまた引き出し式。これにより可動範囲を稼ぐことが出来るのだが……
元デザインの制約が大きく(撮影用スーツでは材質の弾性に任せて身体を曲げていることが多い)、引き出し関節を駆使すると曲がるには曲がるけれど不自然さが否めない。
足首は多軸関節。
オプション手首は、平手が左右一組。
そして、ボルティックシューターと専用右手首が付属している。ロボライダーの付属品はこれだけというシンプルさ。
S.H.Figuartsロボイザーにはロボライダー搭乗用の手首が左右とも付属している。
ロボイザー
出力:550馬力 最高速度:800km/h
ロボイザーがアクロバッターに触れることで変化した形態。アクロバッターが有する三形態の中で最大の速度を持つが、やや走破性に難があるのか、実際の活躍は初登場の第16話のみだった。
後部には二門の機関砲を持ち、あらゆる敵を追い抜かした上で砲撃を加えることが出来る。
ライダーバイクの中でもトップクラスにシンプルで、乗りにくそうなスタイリング。外観そのものは忠実に再現されているのだが、フレームは「装着変身EXバトルホッパー・アクロバッター」の物を流用している。
そのため、サイズそのものに難があり……
ハンドルは「装着変身」版のやや太い軟質素材製のものなので、予備との交換ギミックはない。後輪用スタンドのみ付属。
機関砲はそれなりに。コンソール周りはほとんど再現されていない。
ライドオン
乗せてみたはいいが、元々のスタイリング(バイクが小さくハンドル位置も低い)にロボライダーの身体の固さ(曲がらなさに加え、脚部周りが実際のスーツのように変形しない)が加わり、何とも言い難い姿に……
パッケージや魂Webのページでも片足をついた姿しか映しておらず「まともに座らせられない」ことはコレクター事業部も分かっていた模様。分かっているなら何とか搭乗させられるように作ってほしいんだけど……
気を取り直して
「俺は悲しみの王子!」
「R! X!」
「ロボライダー!!」
(ぐっ、と左拳を握り直す)
敵のパンチを防いで叩き落とし。
グーで往復ビンタして。
顔面に入れた後に両拳でロボパンチ!
「逃がさんっ!!」
自分でぶっ飛ばしておいてそりゃないぜ光太郎さん。
「アクロバッター!」
呼び寄せたアクロバッターに触れ、新たな姿へ!
追い抜かしざまに砲撃。
「ボルティックシューター!」
右手に生み出した光を右腿に持っていくことで実体化させた光の銃。
反動がなく、小学生でも扱える仕様だったりする。トドメよりも部位破壊に用いることも多かった。
なお、ハードショットの技名は劇中呼称なし。溜めも何もあったものではなく敵を撃ち抜いてしまう身も蓋もないところが最大の魅力だが、それだけに殺陣の盛り上げが難しいと判断されたか、トドメ技としてはあまり用いられなかった。
そして怒りの王子へ。
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S.H.Figuarts ロボライダー
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