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Channel: といず・くろすおーばー!
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仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル

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  鑑賞してまいりました、MOVIE大戦フルスロットル。というわけでネタバレ有り有りの感想レビューです。
フルスロットル


○仮面ライダー鎧武 進撃のラストステージ

宇宙の神様葛葉紘汰
インベスたちと移り住んだ不毛の星もだいぶテラフォーミングが進み、空中にも小島が浮遊して小鳥やウサギたちと戯れることの出来る惑星へと変化していた……ってその小鳥とウサギどっから来た!?
ヘルヘイムの実を食したら大型小型はともかくインベス化するはずだしヘルヘイム植物は相当な勢いで土壌を埋め尽くすはずなんですが、巻き込まれて一緒に移り住んだ小鳥やウサギたちは美の誘因効果を振り切って数少ない通常の栄養源を確保できるようになったのか、それとも厳しい環境に適応すべく超小型化したインベスなのか。
様々な謎を抱えた紘汰星に、突如金属生命体が襲来し、舞を捕らえてしまう!

機械生命体メガヘクス
字幕が字幕の機能を果たしてない!?
始まりの女・舞を捕らえ、土壌を一部機械化し、極アームズとなって応戦する紘汰に対してすら有利に立ち回って逆にその記憶を読み取る。そして、母星と現在地を繋ぐワープゲートをくぐり、新たな星地球へと向かう……!
後々明かされますが、その正体はヘルヘイムの侵略に対して惑星全土の機械化という形で克服した惑星で、表立って活動するロボ戦士は活動端末と言うべき存在。その目的は、全ての惑星と生命を機械化して統一した秩序の元で平和を築くこと。
個を否定して全てをひとつの「システム」に組み込もうという主張は平和を謳う侵略なわけですが、あちこちの惑星をヘルヘイムの植物とインベスという単一の系で埋め尽くしてしまおうとするヘルヘイムが、それを上回る統一秩序でもって克服され、上位互換の侵略者を生み出してしまったというのは結構な皮肉なわけで。
サガラが出てこないのが残念です。是非ともコメントを聞かせて欲しかった。

紘汰、散る
地球へ向かうメガヘクスタワーを追って沢芽市上空に到達した紘汰だが、光実たちの目の前で敗れ、極ロックシードを奪われて大爆発してしまう!
基本的に話の主役は呉島兄弟なので、紘汰はここからしばらく出番なし。

現在の沢芽市
ザックや凰蓮、城乃内は相変わらず。貴虎は沢芽市復興局の一員として街の復興再開発に従事し、光実はそんな兄に追いつくべく大学に通う日々を送っていた。
いつの間にか数年経ってた……
そこに襲来するメガヘクス。現在唯一戦えるのは、プロト戦極ドライバーを所持する光実だけだった。

メカ戦極凌馬
メガヘクスがまず差し向けたのは、ロボとして再生された黒影トルーパー×2。光実は影松を奪いつつ龍玄へと変身してこれを撃破する。龍玄の槍捌きがなかなか華麗で、もしかしてブドウとキウイって光実とあんまり相性よくなかったんじゃないか疑惑が発生。
しかしメガヘクスは次なる手として、メカ戦極凌馬を創造する。
紘汰の記憶から再生した代物のようですが、凌馬がかつて貴虎を神に押し上げようとした件を当人の記憶として保持していたりします。紘汰が黄金の果実のパワーで本来知りえない情報も得ていると見るべきか。。
後々再生されるメカ戒斗のことを考えると、人格も含めて忠実に再現され、その上で「戦極凌馬自身の意志」で偉大なるメガヘクスのシステムと一体化することに喜びを覚えてしまった模様。メガヘクスの力で生み出されたドラゴンエナジーロックシードを手に襲い掛かる!

光実撤退
この時メカ黒影トルーパーの残骸から戦極ドライバーを拾って逃げてる辺りは抜け目ない。そして、チーム鎧武のガレージで貴虎たちは対策を練ろうとするが、決定的に戦力が足りない。

舞からのメッセージ
時間の強制力がなくても基本的に言葉足らずだよね……しかし降ってきたメガヘクスタワーの攻略の鍵として、中枢に自分が捕らえられていることを伝える。
さらには限られた力ながらもガレージ内部にヘルヘイムの果実を実らせ、光実が回収した戦極ドライバーと合わせることでメロンロックシードを生成、斬月を復活させる!
でもってザック凰蓮城乃内はここで一旦フェードアウト。再生戦極ドライバーは何故かプロトタイプ仕様でイニシャライズ機能付きだから、貴虎が巻いた時点で貴虎しか使えなくなってしまってるし仕方ないか。

再会、友よ
タワーに向かう呉島兄弟の元にメカ凌馬が立ちはだかる。凌馬の相手は貴虎が引き受け、光実はタワーへと突入。
映画だと活躍するよなぁキウイ……メガヘクスはこの時点でどこからかロイミュードのデータも得たのか、素体ロイミュードを複製(ナンバーなし)して雑兵として差し向けたりしています。

今度こそ救うために
タワー内のトラップに捕らえられた光実だったが、かつて舞を救えなかった後悔の念を力に変え、ブドウアームズの離脱・再装着で拘束を振りほどいて、渾身のドラゴンショットで舞を救出する。
一方貴虎はスペック差を技量で補い、メカ凌馬に今度こそ別れを告げる。
全体的に「本編中で出来なかったことを今度こそやる」と言うのが鎧武編のコンセプトになっているようです。その割にジンバーメロンは出てこなかったんですが、まああれ戦極ドライバーでゲネシス級の力を出すってだけだしなぁ……

復活の斬月・真
凌馬を倒した直後にメガヘクスに追い詰められる貴虎だが、メカ凌馬の残骸から回収したゲネシスドライバーと、光実が投げ渡したメロンエナジーロックシードの力で斬月・真に変身!
二種類のライダーへの復活イベントをこなす貴虎兄さんはさすが呉島主任だ。
本編ではやっていない「素顔+ライドウェアの状態からアームズを装着する」というプロセスで変身するし、色々勢い任せではありますね。光実斬月が特殊だっただけで、ゲネシスドライバーのライドウェアは装着者の生体データ準拠か何かってことでいいのか。

俺にかまわず撃て!
極ロックシードを取り込んだことで呉島兄弟をものともしないメガヘクスに、貴虎は捨て身の策に出る。メガヘクスを羽交い締めにして自分ごと光実に撃たせる作戦。
撃たれたメガヘクスは爆炎の中から無傷で出てくる……と思いきや、直撃の一瞬で極ロックシードを引っこ抜いていた。
「怒り」の感情を覚えるメガヘクスの光弾が呉島兄弟と舞を狙ったその時、極ロックシードから巨大なオレンジエネルギーが発生し三人を守った!

葛葉紘汰(バックアップ)
紘汰は爆発する寸前、極ロックシードに自らの意識を写していたのだ。さすが黄金の果実、何でもありだ……
鎧武、龍玄、斬月の三人がメガヘクスを倒す! が、すぐさま別のメガヘクスが現れて、地球の機械化に動きだす……


○仮面ライダードライブ ルパンからの挑戦状

時系列
タイプテクニック登場後で、さらにベルトさん=クリム・スタインベルトの過去にも触れているので、第10話後。さらに言うなら第10話・第11話は直結しているので少なくとも第11話の後と思われます。

怪盗アルティメットルパン
何で捜査一課の現さんがいるんだろうと今更思う。この人ほとんど特状課の一員というか、本庁刑事部内の重加速案件担当みたいになってるよね。
果たして怪盗アルティメットルパンも「重加速を使う怪盗」として活動しており、警察官たちを翻弄するが、そこに進ノ介と霧子が到着!

初戦
怪人態を披露したアルティメットルパンはかなり強く、ジャスティスハンターの檻すら力ずくで振りほどいて逃げおおせるほど。そしてそのボディにベルトさんは見覚えがあった。

ゾルーク東条
進ノ介たちが見たルパンの顔は、かつてアルティメットルパンの正体と目されていた人物のそれだったが、本物のゾルーク東条はかなりの高齢のはずだった。

重加速軽減装置
りんなが持ち出してきたのは、仮面ライダーでなくとも重加速下での活動が可能となるピコピコ2号。シフトカーとホルダーがあれば重加速下でも自由に動けるわけですが、逆に言えばシフトカーなしだとでっかいリュックサック並の装備になってしまうわけか。
今回ベルトさんが何気に自己修復していたことを考えると、ロイミュードとある意味同根であるベルトさんとシフトカーも機械生命体である可能性があり(損傷の程度によっては外部からの修復が必要になるようですが)、そう簡単に一般警察官用の装備として技術を流用するわけにはいかないのでしょう。

特状課解散の危機
何気にたびたびピンチに陥ってる気がする。重加速を用いる怪盗に出し抜かれているようでは存在意義が疑われる、といった理由らしい。アルティメットルパンの予告に対し、盗難を防止するのが今回のミッションだったが……
最終的に進ノ介が「警察内部に侵入していたアルティメットルパンの正体を暴いた」ということでこの案件は解決を見たのかな。古城に乗り込んだことで盗まれたものも奪還できただろうし。

黄金像護送
先頭を進ノ介のトライドロン、そして数台のパトカーと護送用のトラック。霧子は最後方の車両で進ノ介と連携を取る形だったが、重加速発生!
トライドロンの他に動けるのは護送用のトラックだけ。重加速下で動けるのはシフトカーを除けば重加速を起こしたロイミュードに触れている物体だけなので、トラックの運転手がアルティメットルパンということに。
まさに「ばかもーん、そいつがルパンだ!」状態です。

故障するピコピコ2号
この展開を読んでいた現さんはさしずめ銭型のとっつぁん枠か。しかしルパンが指を鳴らすと軽減装置が故障し、現さんは重加速に取り残されてしまう。
この際のカーチェイスでタイヤフエールの応用編が見られます。振り落とされた現さんをシャドータイヤに乗せて助けたり、倒れてきた煙突に潰されそうな車をタイヤで後ろから押したり。
しかしルパンのトラックには振り切られてしまう。

ベルトさんの心当たり
場所と方角に心当たりがあったベルトさんが進ノ介を連れてきたのはとある古城。
そこにはクリム・スタインベルトがかつて作り上げたサイバロイドZZZが眠っているはずだった。

スタインベルトのアプローチ
ロイミュードの反乱に備え、スタインベルトは当初互角以上のスペックを持つ素体=サイバロイドZZZを作り上げてそこに自らの精神を移植するつもりだったが、スタインベルトの精神エネルギーではZZZを動かすことができないことが判明。
そこでドライブドライバーに器を換えて、装着者との二人三脚路線で行くことに決めた。そうして生まれたのが今のドライブであり、先代のプロトドライブだった……

かつての怪盗の根性
一方、グローバルフリーズ事件の際にロイミュード、そして仮面ライダーのことを知った老齢の元怪盗ゾルーク東条は自力でサイバロイドZZZの存在を突き止め、自らの意識を移すことに成功する。
不死の身体を手に入れた東条が次に望むのは英雄の称号。自らの精神エネルギーでサイバロイドを動かせなかったベルトさんと、そのベルトさんに選ばれた青二才進ノ介という現行の仮面ライダーに幻滅し、その称号を奪い取るべく挑戦してきたのだった。

チェイス登場
ブレン曰く「不穏で不可解で不気味」な存在であるサイバロイドZZZに対処すべく素体ロイミュード三体を引き連れてやってきたチェイスだが、彼の持つブレイクガンナーのデータも東条の手中にあった。
コピー品であるルパンガンナーを手に、東条は仮面ライダールパンへと変身する。

ルパンVSチェイス
ブレイクガンナーの銃撃が全くもって通じていないという……元々のZZZに加えてルパンガンナーの力も加わり、ルパンは魔進チェイサーを圧倒し、撃退してしまう。

ベルトさんは恩人
進ノ介の停滞していた時間を動かしてくれたのはベルトさん。そのベルトさんを侮辱された進ノ介は怒りの変身でルパンに立ち向かうが、やはりルパンの力は圧倒的だった。
タイプワイルドで多少いい勝負するものの変身解除に追い込まれてしまう。

ベルトさん、死す?
命を取るまではしないのがルパンの流儀だが、命までは取られないだろうとナメてかかられるのも気に入らない。そんなルパンの銃弾から進ノ介を庇い、ベルトさんが被弾、機能停止してしまう。

失意のドライブピット
りんなさん曰く、ベルトさんが目を覚まさないことには修復もままならないらしい。落ち込む進ノ介に霧子も愛想笑いで慰めようとするが、最後は二人して進ノ介を独りにしてやることに。
ベルトさんがいなければそもそも戦えない。そう弱音を漏らす進ノ介にハッパをかけたのは、シフトカー軍団だった。
スピード・ワイルド・テクニックはベルトさんの端末的役割を果たしてますが、独自意思はちゃんとあったのね。
今までの戦い――特に霧子から初めて「仮面ライダー」と認められたペイント戦や早瀬の助言を改めて受け止め、進ノ介の中で全てが繋がる。

初お目見え
無人のドライブピットに現れたのは、新たなる白い仮面ライダー、マッハ
その目的は、正体は……未だ謎に包まれているけれど、思い切りパンフレットでネタバレしてたりして(笑)

犯人はこの中にいる!
「仮面ライダールパン(自称)」から企業ビル破壊の予告が入りてんやわんやの特状課に、進ノ介から「ルパンを追い詰めた」という連絡が入る。
古城に特状課を呼び出した進ノ介は「犯人はこの中にいる!」と宣言する。何も全員呼ぶことはないと思うんだけど、全員呼ぶことで「抜けだしたら怪しまれる」とルパンにプレッシャーをかける意味もあったのかも知れない。多分課長たち、この後ルパンに盗まれた美術品とか回収しただろうし。

急遽完成したピコピコ2号までもが故障したのは、その時の特状課メンバーの中に変装したルパンが紛れ込んでいたから。
ピコピコ2号を作り上げたりんなと、それを装着してルパンに振り落とされた現さんは最初から容疑圏外。残る三人のうち、犯人は――霧子!
まあ実際インドアの課長と究ちゃんは互いのアリバイ証言出来るようなところがあるし、黄金像護送の時は進ノ介と霧子は直接顔を合わせていない。
何より、霧子が笑うのは進ノ介が仮面ライダーの務めを果たした時だけ。落ち込んでいる進ノ介を慰める時に愛想笑いなどしない! って断言する根拠それかよ!

ルパン逃亡
本命のビル爆破か、囚われの霧子か。進ノ介はまず、ルパンを追った。
ルパンはバイラルコアをいくつか盗んでいたようで、コアなしの素体ロイミュードを何体か使役する芸当まで見せていた。
ルパンの飛行船から落とされてしまう進ノ介と、スパイダーの糸が切れて別ビルから転落してしまう霧子だったが。

俺は仮面ライダードライブだ!
奮起した進ノ介にシフトカー軍団も力を貸し、ベルトさん再起動!
進ノ介は変身を果たして着地し、霧子はベルトさんが遠隔操作するトライドロン・タイプテクニックが無事に救出!

呉越同舟リベンジマッチ
生きていた魔進チェイサーとドライブの共同戦線。コアのないロイミュードは魔進チェイサーが遠慮なく破壊する!

ベルトと装着者の共鳴
不完全な二人だからこそ、補い合い心を燃やす時最大の力を発揮する。
タイプスピ-ド・フレアの熱がルパンを追い詰める。
そしてトドメは何気に第一話以来の必殺キック・スピードロップ。それも、トライドロンを霧子が運転する特別バージョン!

奪還「仮面ライダー」
侮っていた存在そのものの強さを味わったルパンは、ドライブを称えて仮面ライダーの称号を返還し、サイバロイドとして機能を停止する……が。

合流パート
メガヘクスの一体がサイバロイドZZZと融合し、強力な個体メガヘクスZZZとなって飛んでいく。進ノ介はトライドロンでそれを追った!


○MOVIE大戦フルスロットル

メガヘクス軍団
メガヘクスZZZは初級インベスや素体ロイミュードの大群(コピーロボ)を召喚、さらにはメカ駆紋戒斗(マスクなし)まで生成する。
……が、変身した再生戒斗は即メガヘクスZZZに反旗を翻す。曰く「全てを統一した意思の元での支配などという弱い発想は俺が破壊する」。うん、あんたならそう言うと思ってた
一方で、初めてMOVIE大戦で初対面同士となる主役ライダーが鎧武とドライブ。タイヤだの神様だの、互いにツッコミ入れてるところは妙にほのぼのしたムードですが、まあ紘汰とか割とツッコミ入れたりはしゃいだりが多いキャラだったし、そこまで場の雰囲気から浮いているわけじゃなかったり。
何はともあれ鎧武・バロン・龍玄・斬月真にドライブを加えた五人がメガヘクス軍団に立ち向かう!

仮面ライダー鎧武ドライブアームズ/仮面ライダードライブタイプフルーツ
メガヘクスZZZに対抗すべく、舞が授けた新たな変身。紘汰を「始まりの男」ルックじゃなくてちゃんと紘汰として変身させるためか、変身シーン自体はイメージの世界みたいなところで行うことに。
ドライブのでっかい頭が降ってきてそれを被ることになった紘汰の「やっぱこう来たかぁーっ!」は色々実感こもりまくりです。W~ウィザードアームズ、1号アームズをこれまで見て来てるわけだし、もはやお馴染みの域。
お互い仲良く武器の使い方をレクチャーし合ってメガヘクスZZZを撃破するが、コア部分はメガヘクスの母星へと逃れてしまう。
そんな時はシフトフルーツをトライドロンにタイヤフエールすることで、車輪を下に向けたホバーモードに(※玩具では再現できません)!
同乗 

ドライブアームズとタイプフルーツじゃパーツがつっかえてトライドロンに乗れないので、通常フォームにそれぞれチェンジ。ほら神様シートベルト締めて
迫りくる邪魔な雑魚集団は戒斗が一掃して、進ノ介と紘汰はワープゲートを抜けて宇宙へ!

今は味方と思っていただいても構いません
ロイミュードは個人主義者の集まりでな

一方で雑魚集団と戦っていた呉島兄弟の元に現れたのは、まさかのハート・ブレン・チェイス。
ロイミュードにとってもメガヘクスの支配体制は歓迎できるものではなかったので、今回は仮面ライダーに協力です。
戦闘シーン自体は短かったものの「人類の敵でクリム・スタインベルト殺害犯だがトモダチ思いで陽気なハート」「すっかり胃に穴の開きそうな苦労人ブレン」「ツンデレライバル一直線チェイス」とそれぞれ強敵ながら妙な魅力のあるキャラなので、彼らが現れて手を貸してくれる展開は燃えます。
過去にも似たパターンはありましたけど、メダル貸してくれたりスイッチ押してくれたりだったし、ここまでガッツリ戦ってくれて心強いのは初めてじゃなかろうか。

突入、メガヘクス星
紘汰さんのナビというか助手席で「右! 左! もっとスピード出して!」ってのが全くあてになってなくて吹く。
フルーツタイヤでアクセルを全開にするとタイヤから果汁が吹き出すのか……最後はコピー巨大ロイミュードごとメガヘクスの中枢目掛けてダブルキック!
中枢をピンポイントで破壊したとはいえ、星を丸ごと打ち砕くまで来たか……と思ったけれどずいぶん前にRXがやってた。
地球に帰還した紘汰と進ノ介は改めて名乗り合い、握手を交わす。

戦いが終わって
メカ雑魚軍団と一緒にメカ戒斗も機能を停止した。あくまで「やたら忠実に作り過ぎたコピー」なので、今御神木に宿ってる戒斗の霊とは別物なんじゃないかとも思うけれど、そこを詳しく言及するとややこしくなるからか御神木の戒斗霊に関しては脚本ノータッチだという。
みんなに何も言わずに去って行こうとする紘汰と舞だったが、そんな二人の行動など光実たちにはお見通しだった。
あの時は出来なかった「お別れ」をじっくりやり直すために、紘汰と舞は元の姿に戻って仲間たちの輪に入っていく……そうか、黄金の果実パワーを持っていると強制的に「始まりの男女」になっちゃうのかと思ったけれど、ちゃんと普通の服装にもなれるのか。
これなら今後紘汰の生身客演があったとしても、始まりの男ルックで吹く心配はなさそうです。

生きていたルパン
ちゃっかりバイラルコアに身を宿し、進ノ介たちをライバルと認めて高笑いと共に去っていくのでした。サイバロイドボディに宿ったせいで暴走しちゃっただけで、ライダーキックで爆死しなきゃいけないほどの悪事は起こしていない(窃盗・器物破損・殺人未遂くらい)んですよね。
こいつ夏の劇場版でまた出てくるつもりか(笑) サイバロイドボディじゃなくなったことでちょっとは弱体化してそうですけどルパンガンナーはまだ持ってるでしょうし、再登場に期待していいのかな(笑)

というわけでMOVIE大戦フルスロットルでした!
握手 

基本的に「始まりの男紘汰変身体=極アームズ」という位置付けのためか、紘汰がドライブアームズと、トライドロンに乗ってダブルキックを決めるまでのオレンジアームズを除くとずっと極アームズで戦っているのは本編準拠ではあるんですがアームズチェンジの旨味を失ったままになっちゃったな……とちょっと残念だったり、御神木の精霊になった方の戒斗にはノータッチだったり、サガラやラット、ペコたちも出なかったりちょっと手つかずのものが残った感はありますが、鎧武は先述したとおり、基本的に「本編中でやり残したことをやり直す」という側面が強かったように思えます。ラストシーンの「改めてみんなにお別れを」と言うのも該当しますね。
個人的にはこれでようやく鎧武が綺麗に終わったな、という印象です。

一方のドライブは本編とのリンクが心地よい一編。ビギンズナイトの前例があるので今回プロトドライブが出るのかと思いきや、そちらは映画には登場せず、あくまで同時期の本編と同じくベルトさん誕生秘話にスポットを当てていて、本編を深く理解するには最適(しかし今のところ今回の話がなくても理解は成り立つ)という匙加減が為されていますね。
その中で進ノ介が戦う理由、霧子やベルトさんとの絆、チェイスとの腐れ縁といった第一クール中の要素の再確認といった趣が強く、現時点でのドライブの集大成と言える内容だったと思います。
また、前回のMOVIE大合戦では世界観そのものの不可解性に繋がってしまったオールライダー要素を排し、MOVIE大戦2010以来の基本的な構成に回帰したことで、話に集中しやすかったのも好印象ですね。

さて、次のライダー映画は3月のオールライダー枠。すでに「幻の仮面ライダー3号」が登場することが報じられていますが、予告ではトライドロンと併走する「立花レーシングのマークがついた車」が描かれており、多少不安もありますがどこへ話が転がっていくのか割と楽しみです


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