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Channel: といず・くろすおーばー!
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figma225 ニンジャスレイヤー

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 今日のといず・くろすおーばーは!
 twitter発サイバーパンクニンジャ小説「NINJA SLAYER」より主人公がfigma化、ニンジャスレイヤーをご紹介!

フジキド 

「前提として、貴様を殺す。その上で、選べ。苦しんで死ぬか、あるいはハイクを詠みカイシャクをもってセンシとして死ぬかだ」(※主人公です)


○キャラクター解説

忍殺 

 ニンジャ――ニンジャとは、平安時代の日本をカラテによって支配した半神的存在である。しかし彼らはキンカク・テンプルで謎のハラキリ儀式を行い、歴史から姿を消した。
 歴史は改竄され、隠蔽され、ニンジャの真実は忘れ去られる。
 やがて世界を電子ネットワークが覆いつくしサイバネ技術が普遍化した未来。数千年の時を越えて復活した邪悪なるニンジャソウルが、突如、ネオサイタマの闇へと解き放たれたのだ……!
 ニンジャ抗争で妻子を殺されたサラリマン フジキド・ケンジ。彼自身も死の淵にあったそのとき、謎のニンジャソウルが憑依。一命をとりとめたフジキドは「ニンジャスレイヤー」――ニンジャを殺す者となり、復讐の戦いに身を投じる。
 近未来都市ネオサイタマを舞台にニンジャスレイヤーvsニンジャの死闘が始まった。(物理書籍版PV第一弾より)

◆忍◆ ニンジャ名鑑#01【ニンジャスレイヤー】 ◆殺◆
妻子を殺され、自らも致命傷を負ったサラリマン「ケンジ・フジキド」が正体不明のニンジャソウルを取り込み地獄の淵から蘇生した。人間離れした身体能力と全てのニンジャへの激しい憎悪が、彼の強さの源だ。


ニンジャ 
 中流サラリマンだったフジキド・ケンジがマルノウチ・スゴイタカイビルにて家族と食事をしている最中、ソウカイ・シンジケートとザイバツ・シャドーギルドの抗争に巻き込まれ、目の前で妻子を喪い自らも瀕死の重傷を負ったその時、謎の「ナラク・ニンジャ」のソウルが憑依することでニンジャを殺す者として蘇った姿。
 他のニンジャのようなユニーク・ジツ(特殊能力の類)は持たず、カラテ(身体能力と体術)メインでニンジャを探し出して殺戮する。
  当初はあらゆるニンジャ全てを殺戮するつもりで活動していたが、戦いを続けていく中で短期間の縁ながらも人生の指針を示す師となったドラゴン・ゲンドーソーと出会い、非ニンジャのみならず人間性を失っていない善良なニンジャも仲間に加わり、やがて「人々に理不尽な暴虐を働くニンジャ」を殺戮するスタンスを採るようになる(それまで殺戮したニンジャも基本的にこの類だったが)。
 自らの復讐が巡り巡って新たな悲劇を生み出してしまうことに苦悩し、しかしてその苦悩こそが己を邪悪なニンジャに堕しないための必要な人間性と定めている。


そして暗黒非合法探偵へ 
 憑依したナラク・ニンジャのソウルは通常のニンジャソウルと異なり憑依後も人格を残しており、フジキドに様々なニンジャソウルに関する助言を与えるとともに、復讐の殺戮へと駆り立てる存在である。フジキドは普段はその暴虐性を己の中に封じているが、フジキドの危機や利害の一致などによってはナラクの力を解放することがある。その際には瞳に赤い光を宿し、赤黒い不浄の炎を纏う攻撃が可能となる。
(この状態を第三部の敵組織アマクダリ・セクトは「Ninjaslayer Abnormal Reaction Against Karate Urgency」と称している)
 オーディオドラマ版においてはフジキドのCVを森川智之氏、ナラクのCVを麦人氏が演じている。


○玩具解説

玩具解説 
  2011年11月22日発売。エンターブレインオンラインショッピングサイト「エビテン」ではバリキドリンク、コケシマート看板ステッカーが付属した「コケシマート限定ver」が発売された。
 また、ワンダーフェスティバル2014[夏]WEB限定商品としてGOODSMILE ONLINE SHOPから本商品をリデコした「EX-022サツバツナイト」が発売された(2014年12月発送予定)。
 発売日は第三部エピソード「フー・キルド・ニンジャスレイヤー?」の再放送中でもあった。


スタイリング

前 後ろ 
 赤黒と表現されるニンジャスレイヤーだが、黒ずんだ色彩ではキャラクターとしての視認性が低下するためか、イメージよりも赤みの強い色合いになっている。


「忍者スレイヤー!?」「忍者スレイヤーだと!?」「何者だ!?」「ニンジャスレイヤーではないのか!?」

比較 
 とりあえず手元のフォーゼと並べてみる。頭身の解釈がおっそろしく違うなぁ(笑)


アクション

首 直立 
 首の上下可動はこのくらい。


オジギ
 忍殺的にオジギの角度は重要な部分。

肩 
 肩パッドが軟質素材製なので上手く逃がせば水平近くまで上がる。上腕ジョイントに関しては爆弾が潜んでいるのだが、詳しくは後述。

肘 
 肘は意外と曲がらない? 手首は初音ミクver2.0から採用された多軸可動関節になっており、S.H.Figuartsに近い可動感覚で動かせる。


脚部

股関節
脚1 
脚2 

 足首 
 股関節・膝関節・足首関節とも可動範囲は広く、膝立ちもアグラ・メディテーションも思いのまま。


フェイス

 フェイス
 まずは基本ヘッド。壱伏所有の個体は少々接続が緩めだった。忍殺メンポ(面頬)の彫刻が実際精密。

チェンジ
 このように頭部前面を引っぺがして交換用フェイスを装着する。

半ナラク
 ナラクの魂がやや表に出た、右目の瞳孔が収縮したフェイス。

センコ目 
 さらに赤い眼光がセンコ(線香)めいて尾を引いたフェイスが付属する。


ナラク化ヘッド

ナラク 
 ナラクが主導権を握っている状態(通称ナラク化)を再現したヘッドは頭部全体を交換する。
おじい 
 ジゴクめいた形状に変貌したメンポも禍々しく再現。でも瞳孔が収縮した目が妙に大きく、何か変な可愛げが出てしまっているような(笑)

たやん 
 後頭部が頭巾(でいいのかな)と一体化して頭髪めいた形状になっている。


手首オプション

拳 
 まずは基本の握り拳。ポン・パンチで敵ニンジャを貫け!


手刀

手刀! 
チョップ 
 決断的にチョップ突き! 肩の可動範囲が広いので、関節の向きに気をつければ十字に組むことすら可能だ。


開き手

開き
 ジュー・ジツを構えるってこういうことでいいんだろうか。

チャレンジ 
 手首可動と併せて腕組みに挑戦する。


アイサツ手

オジギ
 ビーストのごっつぁん手と同じく、胸の前で手を合わせるポーズのための左右一体型手首。


左特殊掴み手

サンシタ持ち手
 開き手とは異なった表情の左手首だが、その使い道は……


サンシタニンジャの生首

生首!
 ニンジャソウルの邪悪性に呑まれ、ジツ頼りで暴虐を繰り返すサンシタなど殺戮者の敵ではない。チョップで無慈悲に首を飛ばされ、胴体はニンジャソウルの暴走によりしめやかに爆発四散する。
 そして生首はシャチホコ・ガーゴイルや五重塔の突端などに センコ代わりにねじ込まれたりする。サツバツ!


右特殊持ち手1

つまみ手 
 スシをつまむための手。
マグロ 
マグ…いや、タマゴだ 
 スシはマグロとタマゴが付属している。近似サイズのスシ造形物があれば、そちらを持たせてもいいだろう。しかし小皿やショーユは付属しない。


右特殊持ち手2

投擲手
スリケン! 
 こちらはスリケン(手裏剣の意)保持用となる。


左右持ち手

持ち手
 棒状のものなら幅広く持たせられるfigmaシリーズ定番の手首だが……。


ヌンチャク

ヌンチャク
 付属のヌンチャク保持が主な用途となる。ニンジャスレイヤーは第二部中盤から聖なるヌンチャク、第三部途中では普通のヌンチャクを装備している。聖なるヌンチャク発動時の「忍」「殺」文字は再現されていないが、その点に目をつむればどちらのヌンチャクとして使ってもいいだろう。
 チェーンで両端を連結しているためフレキシブルに動かせるが特定の角度で固定などは出来ない。


その他

マフラー
 背中から伸びるマフラーもfigma関節により根元で角度変更が可能。

スイング
 マフラー側にも角度がついているため、これだけでも多様な表情を演出できるが……


大型

交換用


 大型のものに交換すれば躍動感重点!

走れ!ニンジャスレイヤー走れ! 
 走れ! ニンジャスレイヤー、走れ!


スリケン投擲エフェクト

スリケンエフェクト 
 手首ジョイントに輪を通して手刀を接続することで固定される。

別角度 
 同時に三枚のスリケンを投擲再現!
 百発のスリケンで倒せぬ相手だからといって、一発の力に頼ってはならぬ。一千発のスリケンを投げるのだ!


不浄の炎

不浄の炎
 両腕のブレーサー(手甲)に装着可能な赤黒クリアのエフェクトパーツ。付属はひとつのみ。


ドウグ社製巻き上げ機構付きフックロープ

フックロープ
 フジキドの窮地を何度も救った、確かな職人の技で作られた逸品。

巻き上げ式 
 腰のボックスの左右に接続が可能で、ワイヤー部分は柔らかな針金となっており自由に角度を付けられる。


フキダシ固定用アーム

フキダシプレート
 figma付属のスタンド及びdi:stageなどに取り付けられる、あるいはfigma背面の3mm穴に直接装着出来る多関節アーム及びアダプタ。

延長可 
 角度を変えるための延長ジョイントも付属している。


PET製忍殺語プレート

アイサツ 
 まずはアイサツ。ニンジャ同士のイクサにおいては、お互い一度手を止めてアイサツを交わすことが絶対の掟となっている。
 ただしアイサツ前のアンブッシュ(不意打ち)は一度のみ許される。また、非ニンジャに関しては必ずしもこの掟に従う必要はない。
 熟練したニンジャはアイサツ後コンマ数秒の攻防すら可能である。


シャウト 
 カラテ・シャウト。攻撃を繰り出す際に放つ掛け声であり、ニンジャスレイヤーを含む多くのニンジャは「イヤーッ!」だが、中には特徴的なシャウト(「シテンノ!」「サイゴン!」など)を発する者もいる。


悲鳴 
 悲鳴。ニンジャ同士のイクサにおいて、ダメージを受けた側が発する。「グワーッ脳!」「グワーッ麻痺毒!」など、ダメージによって細かなバリエーションがあったりする。
 また女性ニンジャの場合は「ンアーッ!」となることが多い。


悲鳴 
 ニンジャリアリティ・ショック症状(NRS)。ニンジャへの恐怖心は日本人の遺伝子レベルにまで刷り込まれており、ニンジャと接触することで恐怖が呼び起こされ、隠蔽された歴史による「ニンジャは存在しない」とする歴史観が破壊され精神錯乱を起こす。
「アイエエエエ!」という悲鳴はそれ以外でもニンジャの暴虐に巻き込まれたモータル(非ニンジャの意)が発することが多い。ある意味忍殺語の代名詞的なコトダマではあるが、当然ながらフジキドが使うことは基本的にないので、他フィギュアと組み合わせよう。


カイシャクしてやる 
 最後通告。ハイク自体はポピュラーな文化として根付いているが、忍殺においては死の際に詠む「辞世の句」との混同が見られる。
「ハイクを詠め、カイシャクしてやる」とはすなわち、戦闘能力を失った敵ニンジャに対する死の通告に他ならない。


Wasshoi!! 
 ニンジャスレイヤーことフジキドの特徴的シャウト。特に気合いを込めた時に発せられ、しばしば反撃の狼煙めいた使われ方をする。


注意点

移植前 
 本商品は「上腕のジョイントがねじ切れた」と、数多くの破損報告が上げられている。具体的には矢印で指し示した部分がもげるケースが多いらしい(右肩の方が気持ち多め)。
 ひとつにはPVC製品にとって鬼門とも言えるこの時期の冷え込みもあるが、実は根本的にジョイント形状が危険だったりする。

比較

関節 
 左がニンジャスレイヤー、右がfigmaドラゴンナイトの肩関節(上下は逆向き)。
 従来のfigmaの関節は軸部分から球体部分にかけての接続部に緩やかなカーブをかけることで負荷への耐久性を高めていたが、ニンジャスレイヤーの関節はこうしたなだらかさがない(関節のもげた断面が綺麗な半円状になる)。
 これがどの段階で生じたエラーなのか定かではないが、そのため本商品は動かす前に「まずお湯に漬けて充分温める」といった工程が必要となる。


移植後 
 上は転ばぬ先の杖としてドラゴンナイトの肩関節を移植した場合の写真。パーツ同士の色は異なるが、組み込んだ際の違和感はかなり小さいので、ドラゴンナイトを潰しても構わないなら関節を置換してしまうのが一番手っ取り早い対処法といえるだろう。
 
 
というわけでアクション色々

アンブッシュからのエントリー 
決断的ジゴクめいたチョップ突き 
炎 
ヌンチャク 
サヨナラ! 
 
 

 というわけでニンジャスレイヤーでした!
安らぎフートン 
 とりあえずまず注意すべきは肩関節(及びジョイントに同種の特徴が見られる胴や首)の破損何件。上でも書きましたが、入手したらまず「お湯に漬ける」か「ドライヤーで熱する」といった形で充分に温めてパーツの緊縮を緩め、癒着を剥がしながら慎重に動かすことが求められます。
 ジョイント形状自体が過去のものと異なったために起きた事案ですので、今後のfigmaでは形状差し戻しによる改善を願いたいところですが、ジョイント生産体制に関しては断定的な事が言えないので以降の製品でも慎重な扱いが求められると考えた方がいいでしょう。
 それ以外の点に関しては、実際出来がよく、弄っていて満足度が高いです。オプションも大体行きとどいていますし(贅沢を言えば非人道兵器マキビシを三つくらいは欲しかったですが)、肩関節の件さえ乗り越えてしまえば本体のアクション性能も思った以上に高いです。
 第二弾としてリデコのサツバツナイトが既に控えていますが、それ以外のキャラも積極的に展開していって欲しい物です。個人的にはサワタリの大将とユカノ=サン希望。

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