シフトカー・タイヤはこちら!
トライドロン(タイプスピード)
型式番号「TRIDORON-3000」
全長:4.9m 乾燥重量:1,450kg 馬力:3,000ps(2,206kw) 最高速度:560km/h
警視庁特状課に配備されたスーパービークル。その実態はベルトさん(ドライブドライバー)がドライブのために設計したサポートメカであり、ベルトさんによる運転、遠隔操作も可能。普段は特状課のある久留間運転免許試験場の地下にある秘密基地:ドライブピットで待機している。
ドライブの装着用タイヤを生成する能力があり、変身とタイヤ交換には欠かせない存在。シフトカーのエネルギー体を挿入することで生成したタイヤを自ら装着し、機能を拡張させることもできる。
目立つ外観ではあるが特に見咎められている様子がないため、意外とこれで劇中世界ではありふれた車種なのか、はたまた「とりあえず世論の追及を避けるために特状課という閑職を設けた際に専用車として周知された」 といった辺りなのかも知れない。
コアユニット
まずはトライドロンの運転席部分から。これ単体でも軽自動車然としたフォルムになっているのが面白い。
裏面
赤の四角で囲った部分が電池ボックス。LR44ボタン電池2個使用で、テスト用電池が最初からセットされている。
オレンジの四角で囲った部分が電源スイッチ。黄色の丸で囲った部分が認識スイッチとなっており、左を押すとタイプスピード、右を押すとタイプワイルド、両方を押すとタイプテクニックに音声が切り替わる仕組みとなっている。
電源スイッチを入れると「Ride on, TRIDORON!」の音声が鳴る。
ギミックスイッチ
四角で囲った部分がメインの音声ギミックスイッチ、丸で囲った部分は後述するタイヤフエール用スイッチとなっている。
コアユニット状態で音声ギミックスイッチを押すと「ギュイーン↑(上昇音)」「キュゥーン↓(下降音)」 と言った二種の作動音、長押しすると「DORON, TRIDORON!」の音声が響く。
タイヤフエール用スイッチは効果音のみが鳴る。
ハッチオープン
分離変形ギミックがある都合上、通常の車のようなドア開閉ができず運転席の容積も圧迫されてしまうため、ルーフを跳ね上げることで一人乗りのシートが出てくるようになっている。
非変形のSHFトライドロンが出れば元の車両に忠実な内装になるかもしれないが……?
ハンドル周りも最低限の再現度。
搭乗!
連動を謳っているだけのことはあり、ちゃんとTK01を乗せることが可能。
ハッチを閉めると、スモーククリアの向こう側にうっすら搭乗者が見える感じに。
シャーシ
シャーシは2ピース構成。組み立てて車体を作って……
上からコアユニットをセット! この時認識スイッチが押されることで一拍置いて「ガシュン! ギュゥーン! TYPE-SPEED!」の効果音及び音声が鳴る。
ロックパーツを下ろして完成。
トライドロン・タイプスピード
改めて、トライドロンの基本形態。HONDA NSXをベース車両としている。ナンバープレートを取得できず撮影時は「公道に見える私道」を走ることになっているが、これは背負ったタイヤではなくフロント周りの形状が原因らしい。
スタイリング
全長約37cm。省略されているリアバンパーを加味すればおおよそ1/12スケールとなっている。
車両としては転がし走行ギミックがメインだが、ホイールカバーは回転せず外側の黒い部分のみ回転する。
この状態で音声ギミックスイッチを入れる「ブゥゥゥーン(走行音A)」「ブゥゥーン……ンンン……(走行音B)」「キキィーッ!(ブレーキ音)」がループで鳴る。
また長押しすると「TRIDORON, SHOOT!(銃撃音)」が鳴る。
リアにボタンが押されるようにシフトカーをセットすると「ズシューン! タイヤフエール! ガコーン!」と、シフトカー装填~タイヤ装着までのSEと音声が鳴り響く。
さらに音声ギミックスイッチを入れることで「GO! TRIDORON!(タイプスピード変身サウンド)」の音声が鳴る(二回目以降は上記の走行音二種に戻る)。
タイヤフエール!
ホイールキャップのジョイントにタイヤをセット。トライドロンの機能を拡張せよ!
ただし接地しているホイールにタイヤをセットした場合、パーツを展開すると地面とこすれてしまうので注意。
ハンター&モンスター
現状出ている武器付きのタイヤもそのままセットできる。
マックスフレアはパーツを展開するなら右後ろ上タイヤがオススメ。
変身!
もちろんシフトスピードタイヤもセット可能なので変身シーンも再現できる。
再分離
ロックを外してコアユニットを分離させると上昇音が鳴る。
前輪をひっくり返して。
改めてロックパーツを下ろして。
車体をひっくり返す。
コアユニットをセット。「キュイーン、ガコーン! TYPE-WILD!」の音声が鳴り響いて完成!
トライドロン タイプワイルド
トライドロンの悪路走破形態と思しきモード。2014年10月時点では未登場。
音声ギミックボタンを押すと「ズドドドドズドドン!」と言った荒々しい走行音(一種類)が鳴る。
長押しすると「TRIDORON,BOMBER!(爆発音)」の音声が響く!
サイドビュー
コアユニットそのものは斜め上を向いた形でセットされるのだが、タイプスピードでは前方に傾斜していたルーフがほぼ水平になるよう調整されており、違和感はない。
この状態でもタイヤフエール!は可能。タイヤフエール後に音声ギミックスイッチを入れると「GO! TRIDORON!」の音声の後に別のミュージックが鳴る。
もう一度分離
改めてタイプスピードから。
前後に分割して六輪とも接地した状態で再接合。
コアユニットからはアームを伸ばす。
シャーシの前後をひっくり返し、三ヶ所のジョイントに。
コアユニットをセット!「ガシュン!TYPE-TECHNIQUE!」の音声が鳴る!
トライドロン タイプテクニック
こちらも10月時点では未登場の重機風形態。六輪とアームを用いた工作が得意と思しい。
音声ギミックボタンでは「ズキュイーン、キュゥーン!」といった動作音、長押しで「TRIDORON, SMASH!」の音声が鳴る。
タイヤフエール時は「GO! TRIDORON!」の後に専用ミュージックが鳴る。
戦えトライドロン!
圧倒的に巨大、とは言い切れない絶妙なサイズ。改造フォークリフトくらい?
サイズ比較
とりあえず代表的なライダーとライダーバイクと並べる。やはり乗用車とオートバイだとボリューム差がトンデモない。
Power Dizer
昨年の巨大メカ枠は未購入。ドラゴンよりもパワードスーツの方が比較対象としては妥当かな、と思って。
トライドロン!
サイズ的にフィギュアーツRXは搭乗可能なのだが、ある程度上体を寝かせておかないと硬質アンテナが屋根につっかえて破損する恐れがある。
ルーフを閉め切る前に、パーツが引っかかっていないかちゃんと確認しよう。
主題歌歌手
やはり硬質アンテナが上に大きく伸びているエターナルも同様の注意が必要。
figmaから
およそ1/12スケールなので、figmaやリボルテックと言ったフィギュアの多くを乗せることが可能。
車の上は危ないですよ
ただプリキュアの場合、スカートの柔軟性不足や、そもそも巨大化した髪型が災いして乗れない物の方が多いかな……
というわけでタイヤセットファースト&トライドロンでした!
まずはタイヤセット。前作におけるアームズセット同様にアクションフィギュアの拡張パーツのみをセット化して販売すると言う物ですが、単独で見た場合のプレイバリューはさすがに低下している感が否めません。
ただ前作のアームズが「鎧を畳んで果実に戻して外す」という作業に意外と手こずるところがあり、首が外れたり、アームズ内で兜がバラけたりといったケースが起きやすかったことを考えると、ギミックとパーツ数を減らして確実な着脱を可能にしたのも間違いではないと言えるでしょう。
また、巨大メカ枠であるトライドロンにも装着できるため、攻撃シーンのイマジネーションを広げることが可能なのも見逃せません。
一方のトライドロンは、例年の大型メカ枠として充分なボリュームとギミックを備えており、満足度が高いです。当初は何だコレ感のあったタイプワイルドが意外とよくまとまっていて個人的には好印象ですね。
シフトカーとタイヤが付属しているため、これ単体でタイヤフエール遊びが楽しめるのもありがたい。
何より比較的手ごろな1/12スケールの車トイその物が希少ということもあり、figmaやリボルテックといった近似スケールのアクションフィギュアとも絡ませやすいので、遊びの幅は非常に広いですね。