色々遅ればせながら、まずは観て参りました夏のSHT劇場版。
公開開始からだいぶ日が経っているので今さらかも知れませんが、内容について触れていますのでネタばれされたくない方、現状未見の方はご注意くださ~い。
大まかな流れ
およそ50年前、人類が宇宙に飛び立ったその日、人々のイマジネーションが宇宙へ向いたことでギャラクシーラインが発生し、レインボーラインはその路線に25年周期で一周するサファリレッシャーを走らせていた。
しかし宇宙に闇を広げることを目的とするシャドーライン幹部・ナイル伯爵がハウンドシャドーを引き連れてサファリレッシャーを襲撃。サファリレッシャーの先頭編成ライオンレッシャーは女車掌レディを乗せて地上に墜落、他四編成も行方知れずとなってしまった。
長時間サファリレッシャーが路線を離れてしまうとギャラクシーラインそのものが消滅してしまう。しかし、地上の人間たちは今や宇宙よりも手元のスマホ等にばかり注意を向けていて、宇宙へ再びイマジネーションの線路を伸ばすことなど叶わない。
失望するレディだったが、ライトにはサファリレッシャーを宇宙へと戻す秘策が“見えて”いた……
女車掌・レディ
運転手兼任ですがともあれ車掌。若い女性の姿をしていますが車掌とは25年ぶりに会っているそうなので、車掌ともども人類ではない模様。
「電王」のオーナーもだけど、結局何者かは明かされないんだろうなぁ……電車の妖精さんなのかしら。
ついでに言えば、宇宙にイマジネーションの線路が伸びたからって、そこにレインボーラインが支社(?)を作るのも謎。現状のレッドレッシャーらもですけれど、基本的に「路線に車両を走らせること」が目的化していて、何かをどこかへ運ぶって発想が見当たらない。ナイル伯爵の件と併せると、「闇に覆われる前に光を確保しておく」という、レインボーラインとシャドーラインの陣取り合戦が延々続いているのかも知れません(その中でサポート烈車が行方不明になっていたり……)
ともあれ彼女は地上の人々が手元ばかりを見て空を見ないことを嘆く。そんな彼女自身も早く路線に復帰しなくては、という焦りが先に立って時間ばかりを気にしてしまい、「宇宙に帰る自分たち」をイメージ出来ずにいたり、ライトが「人間がイマジネーションを失ったわけではない」という主張を軸に行動していたりするので、空を見ない現代社会への問題提起という側面はないようです。
今PCやスマホの画面から与えられる情報量が多くて「創造する力」が下がっているか、材料が多いので逆に上がっているかは微妙なところ。まあ尺の短い戦隊の夏映画でそう凝った風刺はできないしする必要もないんだろうなとは思いますが。
しかし今回、ナイル伯爵がゼットの御前でサファリレッシャー討伐を宣言したおかげか、「失われた四編成のサファリレッシャー」にシュバルツ将軍が食いつかない、というか結局四編成にスポットが当たらないのは予想外。
ライトたちの大作戦
まずはライトのイマジネーションでビルとタワーにレールを架けて途中まで形成。
そこに車掌がファイヤーレッシャーで放水、虹を作って園児らの注目を集め、「宇宙まで飛んでいく烈車」のイマジネーションを刺激、集まったイマジネーションエネルギーで宇宙までGO!
劇場版だと撮影時期の都合で追加戦士の出番が少なかったりするんですが(去年の空蝉丸は割とがっつり出てたけれどチーム参加自体が早かった)、今回は「虹に魅せられてシャドーラインを離脱した現・保線作業員」という明のキャラクター性を活かして、クローズに切り替えられたポイントを切り替え直したり、サファリレッシャーを追うナイルクライナーを阻止すべく乗り込んだりと要所要所で見せ場あり。
トッキュウジャー、乗り換えてサファリ
今回の見せ場の一つ、レディから託されたサファリレッシャー(模型)を用いた乗り換えチェンジ! 1号ライオンと3号ワイルドキャットはネコ科繋がりで似通った武器になっているので何となくツーショットが目立つ印象。
2号イーグルはジェットマンやガオイエロー、アバレイエローなどで見られる腋翼モード、4号アリゲーターはディノスグランダーっぽい武器を装着していて、何となく過去の戦隊を思わせるものもあります。
……で、異彩を放つのが5号パンダ。まさかの着ぐるみON着ぐるみです。カグラのなりきりリーダーっぷりが反映されてしまった結果らしい。しかし防御力もパワーもやたら高い。最強大熊猫ー!
トドメのレインボーラッシュもカグラが構造上膝立ちできないので、動物園のパンダのごとくぺたんと座ってるのが可愛いです。顔はトッキュウ5号なのに(笑)
巨大戦
ナイル伯爵とハウンドシャドーが一体化して超巨大闇暴走。トッキュウジャーも超トッキュウオーポリス&シールドとビルドダイオーで立ち向かうが、強力なパワーを前に武装解除に追い込まれる。
……武装解除で勢い余ってトッキュウオーになってしまうのか。ディーゼルレッシャーも「武装」扱いでいいのかな。超トッキュウキャノンになるし。
戻ってきたサファリレッシャー
イーグル・ワイルドキャット・アリゲーター・パンダの4編成を回収したことで割とあっさり地球と宇宙を往復可能となったサファリレッシャーが登場。ライトを乗せて、そのイマジネーション通りに烈車合体、サファリガオー!
巨大ライオン状態が「烈車合体サファリガオー」のデフォルト形態という扱いで、人型ロボット形態はオマケ扱い。今年は何故か着ぐるみが作られずフルCGで描かれていますが、恒例のTV出演の際はどうするんだろう。ともあれ、ライオン型でも人型でもワイルドな動きが特徴なのでミニプラでの再現が楽しみです。
さらばサファリレッシャー
また25年後に会いましょう、と去っていったサファリレッシャーですが、上記のとおり秋から年末にかけてのどこかでゲスト出演するんじゃないかな、と思います。
劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦! 黄金の果実争奪杯!
大まかな流れ
かつてオーバーロードたちは黄金の果実を超える存在を自ら作り出そうと試みた。しかし、誕生した「コウガネ」は自らを完成させるために周囲の闘争心を必要とし「イナゴ」を用いてオーバーロードの心理を操作し、同士討ちを目論む。
夢を操る能力を持つオーバーロード・シャムビシェはこれを封印する(恐らくはここで命を落として精神だけの存在と化した?)も、力を求めて争い競い合う中で命が失われる愚かさに失望していた。
そんな中、滅びに向かう沢芽市で葛葉紘汰に出会ったシェムビシェ=ラピスは、彼からサッカーというスポーツ(命のやり取りと直結しない勝負)の存在を知り、夢の世界にアーマードライダーたちを取り込んで「平和な戦いの世界」を作ろうとする(あわよくば平和な戦いの勝者に黄金の果実を本当に託そうとした?)、が……
荒れ果てた沢芽市
紘汰は一人インベスと戦いを続ける。TV本編がシームレスに進行してるんで時系列考察とか非常に厄介(というかパラレルだと割り切った方が早い)ですが、今回の紘汰は本来の戒斗や光実と接触していないのでそこら辺はぼかしやすいのかも。
もしかしたらTV本編でロシュオを倒して、そこからさらに一捻りあった世界なのか。
少年ラピス
サッカーを知らない少年に対する紘汰のスムーズな説明に何か吹いた。そう言えば紘汰って基本的に面倒見はいいんだった。
一通りサッカーの説明を受けて「人が死なない戦い方」に感銘を受けたラピスはその場から立ち去り、紘汰は慌ててそれを追う。そして。
トンネルを抜ければそこはサッカーグラウンドだった
ノリノリでサッカープレイヤーやってる戒斗は出てくるだけで笑えるからずるい。
そこは裕也が生きていて、紘汰はサッカーチーム鎧武のエースストライカーで、アーマードライダーたちが平和にサッカーで競い合う世界だった。
言われるがまま参加して、戒斗の変身に対抗して自分も変身、シュートを決めて、そこから流れるように観客にパフォーマンスする紘汰が面白いというか、それこそベルト入手したてのころを思い出すノリ。
勝負が終わったら潔く相手を湛える戒斗とか、本人大真面目なのがギャグになってるって言うのは何だろう。人徳?(違)
一方ペコは、自分もアーマードライダーになれれば大活躍できると思っていて……
チームゲネシス
この世界はラピスが作り出した夢の世界であり、紘汰はそこに放り込まれたという形。ラストシーンでは紘汰が見た一瞬の夢のように処理されていたけれど、紘汰の預かり知らぬところで光実も取り込まれていて現状に疑問を持っていたりするので、あの時点で沢芽市で生存している主要キャラクター(特にアーマードライダー)は軒並みこちらに放りこまれていると見ていいでしょう。
その上で最初は順応していなかったキャラも、夢が夢だと気付かないようにやがてこの世界に呑まれていった、と(映画コラボ回の戒斗に対し、ラピスが「元の世界の意識を持ったままでは邪魔」とか言っていたので、一度強制力の弱いプロト夢の世界を作った後、もっと強制力の強い世界を作ったのかも)。
シドや初瀬、貴虎兄さん(厳密には生死不明)なんかの故人蘇り組は、紘汰たちの記憶にある人物像を参考にそれっぽく作ったNPCかも知れないですね。
この世界の貴虎が本来はいない病弱で昏睡状態の妻の看病をしているのも、光実たちの記憶の中にある呉島貴虎像の足りない部分をロシュオのイメージで補ったものと考えられそう。
でもって恐らく、湊さんも中盤以降の対応力の高さを見るに本人がこの世界に転送されている可能性が高い(三つ巴爆発の中から戒斗だけ助けているし)んですけど、そう考えるとノリノリでリフティングしている姿が妙に可愛く思えてくる(笑)
平和な世界に忍び寄る悪意
しかし誰の心にも、勝負事となると他者を蹴落とし奪い取ろうとする欲望は潜む物。謎のイナゴに取り憑かれて、ペコが、初瀬が凶暴化し、変身して仲間に牙を剥く。
そしてスーツの内側から生えてきた植物に飲み込まれて、アームズを残して消えてしまった。彼らの消失は黄金のロックシードの輝きへと変わり、事件現場には常にラピスの姿があった……
装着者が消失して、胸~肩のアーマーだけがゴトッと地面に落ち、それらも分解してロックシードに吸収される、という流れが連続して起こるのはなかなかにショッキング。しかし植物が生えるよりも装着者が消えるよりも、残されたアームズが中途半端に粒子化してロックシードに戻っていく描写の方が生理的に程よく気持ち悪い。
あと、映画オリジナルライダーとしてそこそこ注目されていたペコの変身する黒影・真はドライバーやロックシードの出所が不明(多分凌馬の研究室からコウガネが拝借した)だし、チームバロンの部屋でザックと戒斗相手に暴れてすぐ消失してラストまで出てこないしで、かなりもったいないなと。
ナックルことザックも、ラピスを問い詰めている内に草生えて消失してしまう。
光実の調査
殺したはずの兄が生きていていつの間にか嫁さんもらってて町が平和、という状況に違和感を覚えて独自に調査を開始する光実。果たしてこの世界における彼とチーム鎧武、チームゲネシスの関係がいかなるものだったのかは不明。
改変の際に一番ややこしくなるところをさらっと流されてちょっと拍子抜けという……。
プロフェッサー、やらかす
こう言う時に肝心の凌馬はすでに消失していた。オーバーロードがかつて黄金の果実以上の存在を生み出そうとした記録を見つけ出した凌馬は、自分なりのアプローチでこれを再現。しかし結果として生み出された「黄金の果実」はコウガネ復活の依り代となってしまい、凌馬=デュークを最初の生贄にしていた。
「現代技術で再現したら、それを利用して太古の遺産が復活」っていうと、「アギト」の闇の青年っぽい。
まあしかし、凌馬のややウザい自撮りレポートが真相解明に役立つとは(笑)
沢芽市アーマードライダー大戦
イナゴの影響で闘争心を肥大化させられたアーマードライダーたちがぶつかり合う。シドは貴虎に挑んで敗れ、そして貴虎は黒影トルーパー・ダンデライナー部隊を率いて攻めに出る。
一方、凰蓮も独自ルートで傭兵部隊(と城乃内)を引き連れ、スイカアームズを率いて真っ向衝突。
そこに横から単独で戒斗がバイクで突っ込んで引っ掻き回してなかなかのカオス具合。
バロンが乗っているのがアクション性重視ってことでローズアタッカーですらないタダのバイクなのがかなり寂しいけれど(それっぽい装飾をカウルにつけるだけで違ったと思う)、仮にもアーマードライダーなのに生身の傭兵部隊相手に押されているシーンすらあった黒影トルーパー部隊の存在意義が危うい。
TV本編じゃ出てこなくなったから下手すると放映期間中最後の露出なのにこの有様なのはいいんだろうか。まあ所詮人間側戦闘員キャラって位置付けだけど。
その名はアーマードライダーマルス
戦いを止めるために駆け付けようとする紘汰の前に、裕也が現れて戦いを唆す。
しかし、紘汰はそれが偽物だと気付いていた。
紘汰「なぜアーマードライダーでもないのに腰からロックシードをぶら下げている?」
偽裕也「そりゃインベスから身を守るためには必要だろ?」
舞「インベス? 何それ?」
偽裕也「!」
というわけで、語るに落ちて偽物だとバレた裕也は、コウガネの姿を取り、さらに腰からぶら下げていたゴールデンロックシードを使ってアーマードライダーへと変身する。
……ロックシードが本体で、コウガネ人間態自体は行動用端末ってことでいいのかな。片岡愛之助氏が顔出ししているのは変身シーン(残りはマルスの姿でアフレコ参加)だけなので、ほぼCMで流れたシーンだけで片岡氏としての見せ場が終わっちゃってるような。
アーマードライダー闇鎧武
戦いの中、ロックシードを残して消失してしまった凰蓮、城乃内、戒斗(実は変身解除したところで湊に救出されていたので黄金の果実には吸収されていなかった)たち。そのロックシードの力も借りて、アームズチェンジでマルスに対抗する紘汰だが、闇の種を植え付けられて悪堕ちしてしまう……
まあそれで、何で闇オレンジと闇レモンを手に入れて闇ジンバーになってるのかよく分からない(闇を振り払うとオレンジアームズになってたし)けれど。
葛葉紘汰という男
舞を守るために久々に龍玄に変身した光実を、闇鎧武が圧倒する。そこに、湊と戒斗も現れてマルスに対して攻撃開始。
そんな中、嘲笑うマルスと諦めるラピスに対し、舞は毎度のように「いつも他人のために戦う紘汰は諦めない」と言った事を説くわけですが、この舞が「サッカー世界のNPC舞さん」なのか「元の沢芽市から連れて来られた舞さん」なのかが分からないので、前者だと思って見ていると、紘汰のこれまでの戦いを見ていない人に言われても……と空回り感が否めない。
コウガネの主張やラピスの諦めにしても、直接的な元凶は「闘争心を掻きたてて凶暴化させるコウガネのイナゴ」だから、コウガネは自作自演でいい気になっていて、ラピスは諦めなくてもいいところで諦めてるように見えてしまうのが辛い。
自分との戦い
舞に説得されたラピスの働きかけで、闇鎧武の中で紘汰の意志が目覚め、己の中の闇と対峙する。
この時の闇紘汰がなかなか悪辣な表情していて、演じる佐野岳氏の演技ポテンシャルの高さが窺えます。
己の闇を殴り飛ばした紘汰は改めてマルスに戦いを挑む。
ダイナミック表出ろ
マルスは無数のイナゴに分裂して、アーマードライダーたちを採石場へと連れて行き、自らは「馬に乗ったマルス」となって紘汰たちに攻撃を加える。
そこへラピスもやってきて馬を召喚、騎馬バトルが幕を開ける!
極アームズが色々武器を使ってマルスに対抗するんですけど、やっぱりソニックアローが一番便利だった。
アーマードライダー大集結
ダメージを受けたマルスから、吸収されていた貴虎たちが開放され、極アームズの紘汰以外で一斉変身!
さらにサガラからロックシードを授かったラピスも変身!
鎧武(紘汰)・バロン(戒斗)・龍玄(光実)・斬月真(貴虎)・ブラーボ(凰蓮)・マリカ(湊)・グリドン(城乃内)・ナックル(ザック)・黒影(初瀬)・黒影真(ペコ)・冠(ラピス)の11人ライダーが、ご丁寧にゴールネットと化したマルスに戦いを挑む!
即サッカーボール化した冠をみんなでリレーして、最後は紘汰が極シュートでゴール!
こうしてマルスは爆発四散して、野望は露と消えたのだった。
……うん。
ネット上の感想で冠がボール呼ばわりされてたのを見かけてはてと思っていたけれど、想像以上にボールでした。だったらラピス自身がシルバーロックシードになって紘汰を鎧武シルバーアームズにするとか、ラピス自身が直接サッカーボール化するとかでよかったんじゃないかな……
シュートの際のイメージで杖突き出してる冠オーラみたいなのは出てましたけれど、実質の登場時間って体感で10秒なかったような。もうこうなったらMOVIE大戦で再登場するしかないな!
夢から覚めて
ラピスは、実はすでに滅びていたのだろうか。紘汰はそれを悟ったのだろうか。
アーマードライダーが集結して力を合わせるという夢を経て、紘汰は再び現実の戦いへと歩きはじめる……
総括
というわけで、トッキュウ鎧武夏の劇場版でした。
まずはトッキュウジャー。劇場版オリジナルキャラとオリジナル烈車、そして番組でも重要な位置づけにあるイマジネーション設定を絡め、手堅くまとめていたと思います。虹を見上げる子供に付き合う形で、大人たちからもイマジネーションエネルギーが溢れ出す描写があったので、何気に本編の今後(クリスマス辺りのクライマックス)を示唆しているんじゃないかとも考えられます。
一方、鎧武。こちらはかなりの問題児ですね。
ディケイド以降、夏の劇場版はTV本編クライマックスとは違う映画ならではの切り口で番組の集大成を飾る、という傾向があり、実はそれに沿った話作りにはなっています。
まずは最初にオールライダーカップという「ライダー同士が頂点を目指して競い合う」戦国時代状態が描かれ、やがて「アーマードライダー連合VS巨大な敵」の二項対立に集約してしまうのは、現状のTV本編の流れをシンプルに再構成したものと言えるかも知れません(本編があと10話弱あるので、ロシュオを倒した後にもう一捻り来る可能性もありますが)。
……が、ライダー劇場版ならではの要素、主に「劇場版オリジナルライダー」の扱いについて相当持て余しているのが窺えます。
そのせいで気がつけばラストのアーマードライダー大集合で鎧武サイドを11人にするためか、デュークとシグルドが削られるという有様。
金田監督渾身の「鎧武・闇」関連は映像表現としては見ごたえがあったものの、どうにもロジックのズレが気になってしまい、正直言って乗り切れませんでした。
ライダーでサッカーという着眼点は決して悪くなかったし、ゲストJリーガーも意外と悪くなかった感触なので、何でもかんでもと欲張らずにそちら一本に振り切れてくれた方がよかったんじゃないかな、と思います。
さて、次はロストエイジを観に行かなきゃ!