ディーゼルレッシャー
全長:89.4m 全幅:6.8m 全高:7.9m 重量:960t 最高速度:650km/h 出力:830万馬力
最古のサポート烈車で、トッキュウスチール強化合金製の3両編成。長らくレインボーラインから外れていたためイマジネーションエネルギーが切れて朽ち果てかけていたが、ライトのイマジネーションを受けることで復活を果たした。長期間鉄道博物館の敷地内にいたためか、復活後もそこを待機場所としている。
スピードが乗った状態のレッド~ピンクレッシャーを(レッド側でもブレーキをかけていたとはいえ)牽引して止められるだけの出力を誇る他、内部に生活空間を備えているためレッドレッシャーのオーバーホール中はトッキュウジャーの臨時拠点となることもできる。ライトからは「じいちゃん烈車」と認識されて親しまれている。
スタイリング
レッド・ブルー・グリーンと同じ3両編成とされているが、中間車両がやたらと長い。
設定上の車両連結部とは異なるが、変形用の関節を用いればカーブも可能。
ルーフ上には四ヶ所ほどフミキリケンを取りつけられる穴があったりする。
連結
烈車合体
ディーゼルを三つに分けて……
側面ジョイント
同型のジョイントとなっているため、どちらを凹・凸にしても可というのは面白い構造。
カーキャリアとタンクをそれぞれ接続して、スタンドアップ!
乗車完了、ディーゼルオー!
ディーゼルオー
全高:48.4m 全幅:32.3m 胸厚:7.9m 重量:1,450t 最高速度:580km/h 出力:1,260万馬力
3編成の烈車が合体した2号ロボ。手持ちの武器こそないがパワフルな格闘戦を得意とする。地面に衝撃波を走らせる「ディーゼルオーインパクト」、上空からの回転キック「ディーゼルオースピンキック」で戦う。また、両腕の先端はビーム砲となっているため遠距離戦も可能。
トッキュウオーとは異なりコクピットは合体しても独立しているタイプ。トッキュウジャーの誰か一人がディーゼルレッシャーに搭乗していれば合体・戦闘が可能だが、操縦席が3つしかないため場合によっては窮屈なビジュアルになっていたりする。
スタイリング
合体ギミックの都合で、トッキュウオーよりも前後に薄い。そしてロボフィギュアにしては太ももが長い。
アクション
首と腰は回らないが、手足は基本的なアクションならだいたいこなす。左腕先端の穴にはフミキリケンを固定可能。
出色なのは脚部可動で、この見た目にも関わらずハイキックが可能。
ただ、烈車武装の時のアクションを考えると、ディーゼル側の股関節は左右に広がるだけでよかったのでカーキャリア・タンク側に足を上げる関節を仕込んで欲しかった気もする。
ディーゼルオーインパクト!
ディーゼルオースピンキック!
トッキュウオーと
劇中と全然違うカラーに塗っているので再現度とか無いに等しいんだけどね!
トッキュウオーディーゼルとか
この状態でも両手足のレッシャーを入れ替えれば変化を付けられたりする。イエロー・ピンクは連結器モールドが干渉するためディーゼルオー腕部へのコンバートは不可能。
そして超烈車合体!
乗車完了、超トッキュウオー!
超トッキュウオー
全高:63.2m 全幅:36.7m 胸厚:21.3m 重量:2,950t 最高速度:700km/h 出力:2,560万馬力
ライトのイマジネーションによって8編成(ディーゼルが分割されたので実質9編成)の烈車が超烈車合体した第一次スーパー合体ロボ。シールドレッシャーも入れてあげて下さい。
圧倒的なパワーを誇り、引き続きフミキリケンも使用可能の他、両肩の超トッキュウキャノンからの砲撃も強力なのだが、本来想定されていない合体フォーメーションであるためか多用すると各部に負荷が蓄積して故障を招いてしまう弱点もある。
必殺技は各部先頭車両(及びディーゼルレッシャー後端部)から9編成のオーラを射出して敵を貫く「超トッキュウオーフルバーストフィニッシュ」。
スタイリング
キャノンを除けば上下や前後には伸びず、ひたすら横幅だけが増えているという大胆なプロポーション。肩の付き方とか人型ロボとしては現時点では完全に破綻しているのだが(着ぐるみだと胸回りの各車両は大胆に幅詰めされている)、見慣れてくるとこれもアリかな……アリなのかな……?
首こそ回らないがトッキュウオーの関節がほぼ生きているので、大胆なアクションが可能。
ただ、これまでは背中と首で2点保持されていたレッドレッシャー後部車両が背中のみの接続となるため、そこだけやや安定性に欠ける。
超トッキュウオーフルバーストフィニッシュ!
前作の第一次スーパー合体と
価格的には左が300円×6箱、右が300円×9箱と1.5倍のボリューム差である。ライデンキョウリュウジンにはこの時点で商品化されていた腕獣電竜が合体していないのだが……
ここまでコンセプトが違うと比較の意味もあんまりないかもしれない。
というわけでディーゼルオーでした!
武装メカ2体に中核メカ1体で2号ロボを形成し、1号ロボとスーパー合体するという構成はガンバルオーを思い出させるものがありますが、現時点での烈車武装は少々パワーアップが分かりにくいというか、ユーザーの「見立て」への依存度が高い印象を受けます。
特にタンクレッシャーは固有ギミックらしい固有ギミックがまったく用意されておらず、玩具としては完全に「タンク車の形状」「烈車連結ギミック」のみに振り切っていて、例年の武装メカと比べると潔いというか異質にすら思えます(どちらかと言うと1号ロボ構成メカに近い)。
これは超トッキュウオーでも同じことで、超トッキュウキャノンにはもう少し砲口らしいディテールが欲しかったところです。
……とまあ、元設定やDX玩具仕様にまつわる部分には不満もあるのですが、ミニプラとして見れば充分形状・ギミックともに再現されており、ディーゼルオーの可動も部分的には必要以上に動くなど、見るべきところも多いですね。
次弾はファイヤーレッシャーなど烈車単体でも「遊べる」ギミックが搭載されているタイプが入って上記の不満点も解消されているようなので楽しみです。