今日のといず・くろすおーばーは!
ガンプラビルダーズに触発されて作ってみたものの出しどころを見失ってた自己流クロスボーンガンダムをご紹介。
設定作ってる時が一番楽しかったりして。
○玩具解説
2007年1月発売、No.94「XM-X1 クロスボーンガンダムX-1 フルクロス」。2006年9月発売のNo.89「XM-X1 クロスボーンガンダムX-1 Ver.Ka」からABCマントをオミットし、フルクロス・ピーコックスマッシャー・ムラマサブラスター・原作イメージのヘッドパーツ及びスカルレリーフなどを追加したもの。
またNo.89初版では保持力に難のあったビームザンバーのグリップも改修されている(再販以降はNo.89も改修済)。
説明書では触れられていないがNo.89が(ABCマント以外)丸ごと入っているため、X-1、X-1改(後腰部アーマーをスクリュー・ウェッブ仕様に変更)、X-1改・改スカルハートもそのまま組み立て可能で、胸部コクピットハッチ両脇のマント固定ラッチも付属している(フルクロスパーツとの交換には神経を使うが)。
後にプレミアムバンダイ限定で「XM-X2 クロスボーンガンダムX-2 Ver.Ka(2013年6月発送)」「XM-X3 クロスボーンガンダムX-3 Ver.Ka(2013年12月発送)」が発売された。
全身にABSフレームを配したポリキャップレスキットだが、X-2、X-3では素材が変更されている。
リガ・ミリティアが独自のMS開発計画「Vプロジェクト」の参考とするために元サナリィ技術者の手で再建造されたクロスボーンガンダム。
UC0140~0150年代においては既に旧式化しジェネレータ出力もゾロアット並だったが、木星圏での高機動戦闘というオーダーに対応するために「高出力のフレキシブルスラスターバインダーに推進機能と姿勢制御機能を集約する」というコンセプトで設計されたこともあり、地球圏においては腕利きのパイロットさえ搭乗すれば当時としても破格の機動性を発揮できた。
また、正規軍に比べると台所事情の厳しい海賊軍で独自装備を調達しつつ長期運用(その中には連邦軍であっても通常は遭遇しないようなミッションもあったという)されたこともあり、本機で培われたノウハウはレジスタンス組織であるリガ・ミリティアにとっては機体性能以上の価値を有していた。
さらにUC0130年代中ごろではコロニー間のトラブルに介入する「スカルハート」の都市伝説が流れていたこともあり、万一目撃された際もリガ・ミリティアの組織情報を誤認させる効果が期待されていたことも再建造の理由として挙げられている。
過去サナリィの一部であったサイド2のサナリィ支部がザンスカール帝国に接収されていたため、内部からの機密漏洩を防止すべく型式番号が新たに設定された。この手法は後に、最初の量産MSであるガンイージの開発番号を「E02」に偽装するといった措置に繋がっている。
基礎設計はそのままだがジェネレータは当時の最新式の物を搭載され、装甲もガンダリウム合金ハイセラミック複合材からガンダリウム合金スーパーセラミック複合材に変更されているため、基本性能はわずかに向上しているものの、前述の機体特性から建造数は5機に留まっており、ABCマントに至っては最初から再生産されていない。
赤いカラーのXR機は最も原型機に近く作られており、フルクロスⅡの運用データはV2アサルトガンダムに継承された。
その他に、躯体フレームの出力・反応速度を改善したXB(ガンイージ・ヴィクトリータイプの実質的な雛型となった)、海賊装備の再現を通じてFCSの柔軟性を向上させたXY(スクリュー・ウェッブを内蔵した接近戦仕様)・XG(X-3のブレストバルカンを搭載した射撃戦仕様)、指揮官用強化アンテナを搭載したXPといったバリエーションが存在する。
本機の主な役割は教導用の仮想敵(アグレッサー)及び新型兵装のテスト、幾人かの「ジン・ジャハナム」の護衛である。あくまで非正規武装組織であるリガ・ミリティアでは優秀なパイロットの確保と育成が急務であり、本機の機動性はベテランパイロットが新人と新型MSを「鍛える」に当たり大いに活用された。
その後の去就に関しては資料の不足から明らかではないが、別の非正規武装組織に払い下げられ、ザンスカール帝国の極秘決戦機を破壊したとも噂されている。
(本設定はブログ主独自の物であり、公式作品・設定とは一切関係ございません)
コアファイター
というわけでまずはコアファイターから。キャノピーは開閉可能。
後ろから突っ込むようにドッキング!
上で色々長文でっち上げてますが、要するに「ゴーカイレッド色のクロスボーンガンダム」です。
基本的にはパーツ分割に合わせて各カラーを当てはめていますが、腹部とかもうちょっと塗り替えた方が良かったかも知れない。
趣味で多少バトルダメージを施してあります。そのせいで胸のレリーフが一部欠けちゃったけど。
背部スラスターはもちろん畳むことが可能。
名乗りポーズ
フルクロスの襟パーツを装着しています。分かりにくいけれどカメラアイはクリア―レッドで塗装
パイロットはあまり赤くしてないので。
マスクの上半分をずらすように動かすことで歯を剥き出すようなフェイスオープンを再現。
肩のビームガン兼用ビームサーベル。塗装すると塗膜の厚みの分、引き抜くのが大変だったりする。
ブランドマーカー
たまにブラインド・マーカー等に誤記されるビームナックル。2パーツ構成のクリアーパーツでX字打刻パンチが出来る。
ビームが一点集中して拡散、膜状の壁を作るシールド。真正面から攻撃を受けた時にシールド基部が傷付かない構造だが、後の時代には継承されてなかったりする。
左ブランドマーカーのダメージ加工は、ビームシールドを展開したまま敵のビーム砲口をぶん殴ったから、みたいな想定。
フロントアーマーを分離して側面のクローを起こし、チェーン部(1パーツ成型)を間に挟んで再現。
なお、スクリュー・ウェッブは未組み立て。XY作る時にやるつもり。いつになるか分からないけど。
脚部スラスターの余熱を利用して刀身を加熱する実体ナイフ。足裏から射出することも可能。
キットでは刃部分を取り外すことで脹脛に収納出来たり、刃を足裏に装着することでナイフキックを再現したりするが……
外部から刀身を加熱する構造であるため原型機におけるグリップ部分はシンプルな構造をしていた。
XRでは刃を着脱可能とし、グリップ部分にビームサーベル機能を持たせている。肩のビームサーベルに比べるとリーチは短いが切れ味は高い。
……といった自分設定。実は1/144HGガンダムアストレイ(旧キット)のビーム刃を無改造で取り付け可能だったりする。
ビームザンバー
こちらもゴーカイガン・ゴーカイサーベルのカラーリングを参考に塗装。
当時から「戦隊の武器っぽい合体ギミックだな」と思ってました。ゴーカイジャーでも合体させればよかったのに……と思ったけれど、どちらもキーシリンダーと電飾ギミックを積んでいるから重量がかさむか。
MGでも眼帯スコープは再現されていない。ROBOT魂でも省略されているし、海賊モチーフなのに眼帯の影が薄いな……
ハイパワービームサーベル兼ロングライフル。ゴーカイガレオンバスターっぽいカラーリングにしようとしたものの当てはめどころが見つからず断念。
フルクロスⅡ(クロスボーン・ゴーストに実際に出たら名称変えます)
「鋼鉄の七人」作戦においてX-1フルクロスが大破し、回収された戦闘データも一部不完全だったため、検証用に再生したもの。MSのオプション用Iフィールドジェネレータとしてはほぼ完成形だが、ABCマント素材の生産はストップしていたため、マント本体部分は異なる構造になっている。また、胸部に垂れ下がるように配置されたパーツは運用の妨げになるためオミットされ、支持アームの能動制御によってカバーする仕組みになっている。
UC0140年代には既に広く普及していたビームシールドだが、熱的・光学的に目立つことや、展開しない限り防御力を発揮しないといった欠点もあるため、フルアーマーオペレーションへのアプローチはなおも続いていた。
フルクロスⅡは対ビームコーティングが施された通常装甲と試作プラズマ化リアクティブコート層で構成された外殻に冷却材を圧縮貯蔵したもので、着弾に際しては冷却材が熱・衝撃を緩和し、強力なビーム攻撃に際しては冷却材の解放で拡散し、さらに貫通された場合はコート層が瞬時にプラズマ化することで機体を保護する設計になっている。
一方で冷却材を能動的に末端部から解放して機体の機動性を向上する狙いもあったが、着弾の衝撃で勝手に噴出推進してしまったり、着弾箇所によっては機能不全を起こしやすかったりするなど、思ったような効果は得られなかった。
なお、XR機はパイロットが果敢に前へと出て行くタイプであり戦い方が荒々しいことから、頭部保護のためフルクロス試験時でなくとも「襟」パーツを装着していることが多い。
Iフィールドジェネレータは腕部に装着する(というかグリップを握る)ことが可能。
見ての通り、一部装着を省略してダメージ加工しています。
ギミック満載で弄ってて楽しいですね。この辺は元キットの優秀さ。
というわけでクロスボーンガンダムでした!
流石にこれをあと4体~5体サクサク作れと言われると無理なんですが、HGBFでクロスボーンガンダム魔王が発売され、どうやら素のクロスボーンの発売も視野に入れているらしいので、そちらで海賊戦隊作れたら……とは思っています。
しかしX2、X3が限定なのは残念なところ。普通に売れそうな気がしたんですけどね。