映像や玩具ではスライド接続だが、ミニプラではシンプルに凹凸ピンで合体。
連結確認良し!
グリーンレッシャーも同様に合体。
イエロー・ピンクは収納されていた肩ジョイントを引き出して。
DXだと肩ジョイントのクリックの都合で車体が平行にならないのだが、ミニプラだとこのまま問題なく転がせたりする。気分はSTDモデル?
撮影した後で映像見返したらこの時にはすでにレッドレッシャー折り畳んでた。
何はともあれ急ブレーキをかけて立ち上がり……
レッドレッシャー先頭部を折り畳み、ブルー・グリーンの後部車両を……
回転させながら倒す!
本来は後部車両も折り畳み式なのだが、ミニプラでは一度切り離してジョイントを傾け、背部に再接続。
ぐるっと屋根をアームにして胴体に接続!
ミニプラでは頭部のドア開閉ギミックがないので、横に向けていた頭部を前方に向けて完成!
乗車完了、トッキュウオー!
全高:47.5m 全幅:25.5m 胸厚:21.3m 重量:1,500t 速度:650km/h 出力:1,300万馬力
5種の烈車が烈車合体して完成する巨大ロボ。電光掲示板を備えた集合コクピットにて5人が操縦する。
トッキュウオーパンチ、トッキュウオーキックといった格闘戦の他、巨大チェーンシャドーが繰り出してきた棺を打ち破るためにレッドレッシャーを伸長させると言った奇抜な戦法を見せたこともある。普通に2足歩行も出来るが、足元に発生した線路を伝っての高速走行能力も有する。
主武装は踏切系ビッグソード・フミキリケン。必殺技は踏切を発生させて敵の進行を阻み、踏切が開くと同時に接近して切り付けるフミキリケン烈車スラッシュ。
またフミキリケンは銃モードにも変形可能で、フミキリトッキュウショットを撃つことも可能。
サポート烈車との烈車武装も可能で、前腕部を換装することでシールドレッシャーやカーキャリアレッシャーなどを装備できる。
実は説明書指定のスタイルではないのだが、なるべく劇中の変形ギミックに沿って合体させることもできる。
股間部のジョイントを畳み、レッドレッシャーはルーフのジョイント同士で再固定。
さらにブルーレッシャー・グリーンレッシャーの中間車両のジョイントを外してレッドレッシャー側に再接続。
説明書で紹介されている完成図はこちら。腰と股関節の組み替えにより、アクション性能が格段に向上している。
トッキュウオーの頭部は本来ツインアイなのだが、何故かミニプラでは目の左右を隔てる鼻梁が省略されゴーグルっぽく造形されている。
肩は多少開き、逆に内側に寄せることも可能。上腕ロールと肘の一軸可動、拳(?)の回転で表情は豊か。
足首が左右スイングしないために片足立ちなどは安定しないが、膝関節が135度ほど曲がる他、ロール可動もする。
脚部をレッドレッシャー側に組み替えることで、足付け根もダイナミックに可動する。
2パーツ構成。裏から見たらスカスカでちょっと悲しくなる。
イエローレッシャー・ピンクレッシャーの先端部で保持できるのだが、柄頭をちょこっとつまむような持ち方になってしまっているのは否めない。
フミキリケンは背中に固定することも出来る。DXトッキュウオーほどあちこちには付けられない。
刀身を倒せば銃モードに。
キョウリュウジンは1200円、トッキュウオーは1500円。トッキュウオーの方がノッポだが、ボリューム感はキョウリュウジンの方が上に見える。
パーツ数を削減して組み立てやすくしつつも、ボリューム並びに単体でのギミック(四肢が動く、レベルのものも含む)重視のミニプラキョウリュウジンと、バラでギミックを積みようがない分アクション関節を内装出来たミニプラトッキュウオー、という比較もできるだろう。
ちなみに持ち手の径が同じなので武器交換も出来る。とはいえ、トッキュウオー+ステゴッチシールド(五連獣電剣)はグリップを傾ける必要がある。
DXとは違ってあんまり延長出来そうにない……?
先述しましたが、今年はオリジナルの合体工程を挟むことでアクション性の高いミニプラへと回帰しています。例年のミニプラファンで去年のキョウリュウジンで肩透かしを食らってしまった人にもオススメ出来ますね。
ただ一方、商品単独での玩具的なプレイバリューは決して高いとは言えず、この辺は去年と今年で限られた数のパーツをロボの内側に組み込むか外側に付けるかというアプローチの違いとして考えることが出来るでしょう。
既にネタバレ情報が出回っていて今後の拡張がある程度明らかになっていますが、今年のミニプラも楽しめそうです。