今日のといず・くろすおーばーは!
「仮面ライダー555」劇場版ライダーの一人、S.H.Figuarts 仮面ライダーサイガをご紹介!
Let the game begin!
○キャラクター解説
身長:193cm 体重:88kg(フライングアタッカー装備時:135kg)
パンチ力:3.5t キック力:8t 走力:100mを5.5秒 ジャンプ力:ひととび40m
フライングアタッカー上昇高度:5,000m 最高飛行速度:820km/h
「劇場版仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」に登場。スマートブレイン社が開発した「帝王のベルト」の一つ、「天のベルト」ことサイガギアによって誕生するライダー。開発コードはSB-315。モチーフとなったのはギリシャ文字の「Ψ(プサイ)」
劇中では村上社長のボディガード的存在の青年・レオが変身した。
ファイズらに用いられている超金属ソルメタルを超える新合金ルナメタルが採用されており、フォトンブラッド色はカイザの黄色を上回る高出力を示す青に輝くが、フォトンストリームver2の取り回しはシンプルな構造になっている。
単純な戦闘能力も高いレベルにあるが、最大の特徴は背部に装備したSB-315Fフライングアタッカーによる空戦・制空能力にあり、空中からの砲撃で人間解放軍を苦しめた。
設定によればフライングアタッカーの加速力を用いることで必殺パンチスカイインパクト、必殺キックコバルトスマッシュを放つとされているが未使用で、劇中では敵を抱きかかえて急上昇、急降下して地面に叩き付ける技を得意としていた。
この技でカイザを変身解除に追い込んだ後に草加を使徒再生能力で殺害したり、後日真理を拉致するなど強敵として猛威を振るうが、ファイズとの戦闘では得意技を顔面至近距離フォンブラスターで破られ、フライングアタッカーをアクセルフォームに破壊され、トンファーエッジで斬りかかるも軌道を合わせて叩き込まれたスパークルカットを腹部に受け、ベルトごと死亡した。
しかしこの戦いは、もう一人の帝王を呼び寄せる前哨戦に過ぎなかった……
レオ自身の性格は自信家で、戦闘においては挑発的な言動が目立つ。一方、うなじにスマートブレインエンブレムの刺青を入れるなど、組織への忠誠心は強い様子。劇中では「HENSHIN!」以外の台詞は全て英語で、変身の際はサイガフォンを投げ上げる独特の仕草を見せる。初期設定ではライオンオルフェノクに変化する予定だったが、実際の映画では別人(スマートブレインSWAT部隊長)が変身していた。小説「HERO SAGA」ではレオがライオンオルフェノク(別個体)に変身する描写が見られる。
演じたのは「着信アリ2」などにも出演しているピーター・ホー(何潤東)氏。香港人の両親を持つカリフォルニア州出身の俳優で、子供のころに「仮面ライダーV3」を見ていたなどライダーへの造詣も深い。
初の外国人ライダー・555系で最も単眼・左右非対称を強調したデザイン・初の白ベースカラーなど初物尽くしで話題を呼んだ。
○玩具解説
2013年9月25日~11月13日受注、2014年2月21日発送の魂ウェブ限定品。同時発送物には「マンモスレンジャー(恐竜戦隊ジュウレンジャー)」「キョウリュウブルー&キョウリュウグリーンセット(獣電戦隊キョウリュウジャー)」などがある。
S.I.C.化や極魂化はされていないため、アクションフィギュアとしては装着変身「GD-73仮面ライダーサイガ」(右)以来となる。
元設定の恩恵もあり、プレイバリューは極めて高い。
プロポーションは555系のマッシブな物をそのまま使っているが、頭部のサイズがちょうどよくバランスは良好。
頭部スカイハイファインダーと胸部Ψコアはクリアパーツ。設定上問題はないのだが、Ψコア内部が何のモールドもないのはちょっと寂しいかも。
指先や足裏もしっかりと塗り分けられている。
基本的な可動範囲やクセは555系の物だが、腰の引き出し関節の効果が絶大。
一方、襟に干渉するため顎を引いたまま首を回すことが出来ない。
通常時・メモリー取り外し・フォン取り外しの三態を差し替えで再現。
デフォルトの拳とお馴染みの平手、武器持ち手左右分が付属。残念ながら首かっ切りポーズ用手首は付属しない。
やはり折り畳み状態は付属しないので、変身アクションを再現するためには装着変身付属のサイガフォンが必須。
劇中ではフォンブラスターだけでオルフェノク3体を倒すシーンが印象深い。左手撃ちも再現可能。
フライングアタッカー
パッケージでは背中の皮がくっ付いた状態で梱包されている。
中央ユニットの上下のジョイントを、それぞれ背中とサイガドライバー背面の凹部に接続して……
装備状態
555系は足首がダイキャスト製なので、背負い物をしても安定して自立出来るのがありがたい。
またベルトが胴体から独立した構造なので、腰が連結された構造の割にはよく動く。
この構造によりレバーのストロークを調整できるため、ポージングの幅が広がる。また操縦桿の基部はボールジョイントなのでスイング可能。
ピンを起こして本体を変形させ、グリップと接続すればブースターライフルモードに。
ブースターライフルモード
秒間120発の濃縮フォトンブラッド弾を放つ射撃モード。ファイズ・ブラスターフォームのブラッディキャノンとは異なり、砲身とは別に補助ブースターを確保しているため、飛行しながらの射撃が可能となっている。
ユニット基部が可動するため銃身の角度はある程度変更可能。
操縦桿を引き抜いて。
右操縦桿にミッションメモリーをセットすることで起動する近接武装。
ナックルガードが邪魔でくるくる回せないし刀身は高熱を発しているから掴めないしで、トンファーとして見ると使い勝手は微妙かも知れない。
右手用にはちゃんとミッションメモリーが造形されている。
左右の持ち手はカイザのものに近く、フォンブラスターの保持は抜群なのだがトンファーエッジを持たせようとすると少々緩い。
大空からの強襲者。地上の旧人類を狙い撃つ!
VSカイザ
ネーミング的には近しい二者。ポケベル的というか。
真理に投げ渡されたファイズエッジ基部を受け取り、起動させるまでの流れるようなファイズの動きが結構好きだったり。
【Exceed Charge!】
サイガは、装着変身の時点で完成度とプレイバリューが高く(塗装関係でポカが目立ちますが)、フィギュアーツ版はその正当アップデートとして期待通りの物を見せてくれたと思います。これで555ライダーはオーガを残すのみ。オートバジンも出ますが、サイドバッシャーやジェットスライガーは……出ても価格が怖いなぁ……むしろラッキークローバーやウルフ、ホースといったオルフェノクを展開してほしいところですが。