○キャラクター解説
バーニングフォームの力を制御できず、かつての担当医だった国枝東に襲い掛かってしまった翔一はショックを受ける。
そんな翔一の姿に、半年前アギトの力に覚醒したことに耐えられず自殺してしまった息子・広樹の面影を見た国枝は、翔一に「アギトの力に負けるな」と諭して励ます。
そしてギルス、G3-Xとともに強敵アンノウン、ビートルロード:スカラベウス・フォルティスと戦い苦戦する翔一=アギト・バーニングフォームは、見上げた空に国枝の言葉を思い出す。
空は、いつだって空だ。
晴れてても曇ってても、雲の上は変わらん。本当はな。
だけど、同じ空なら晴れているほうがいい――――
そして、太陽の光を浴びたアギトは自らの装甲を吹き飛ばし、輝ける新たな姿を得た。
身長:195cm 体重:95kg 最高視力:35km先の看板を正確に読み取れる 最高聴力:35km四方のささやき声を聞き取れる
最大速力:100mを4秒 ジャンプ力:ひととび75m
パンチ力:約15t キック力:約45t 硬度・防御力:10
バーニングフォームが光を浴びることでさらなる進化を遂げた形態。パンチ力こそバーニングフォームに比べて低下したが、溢れる力を無駄なく発揮できるため、総合力ではアギト全フォーム中最強を誇る。
必殺技はシャイニングカリバー・ツインモードで敵を切り裂くシャイニングクラッシュ(55t)と、空中に生み出した紋章をくぐり抜けて加速、敵を貫くシャイニングライダーキック(45t)。最終回では翔一の姿から直接シャイニングフォームへと変身し、紋章を二段展開してさらなる威力を得る強化シャイニングライダーキックを披露した。
劇場版「Project G4」にてサプライズ的に登場し、覚醒経緯はTVSP「新たなる変身」で描かれたため、本編だけ見ていると「いつの間にか会得していた最強フォーム」状態だったりする。
○玩具解説
2014年2月15日発売。同ブランドの同時発売物は特にないが、バーニングフォームの交換対応品が2月13日頃に発送を開始されている。
スタイリング
ディテールやパーツを盛るのではなく、バーニングフォームからパーツを削減することで、平成ライダー最強フォームでもスマートさは随一。そのプロポーションを完全再現している。
こんなに小さかったっけ初期装着変身……
シルバーの発色に解釈の違いが窺える。
グランド・バーニングと
何故かバーニングだけちょっと背が低い……
グランドフォームは初期フィギュアーツのためメリハリの付き過ぎたスマート体型になっているが、元々無駄なく敵の攻撃を捌く達人戦法を得意としていることもあってあまり違和感はないと個人的には思ってたりする。
バーニングフォームと同一のもので、首の構造も同じ。ちょっと首が長めになっているような……?
肩アーマーはスイングするシャフトの先端にボールジョイント接続されており、ポーズに合わせたセッティングが可能。
肩の引き出し式関節はバーニングフォームと同構造だが、スマートなシャイニングフォームになったことで真価を発揮するようになった。
引き出し式股関節と多軸球体足首関節により、接地性が高く可動範囲も広くなっている。
バーニングフォーム同様、直角持ち手と角度の付いた持ち手が左右とも付属。シャイニングカリバーはツインモードのみ付属しているが、パーツのサイズなどはバーニングフォーム付属のエマージュモード・シングルモードと合わせている。
右手用と左手用でグリップが別造形になっているが、ここの造型が違っていたという印象は薄い。
そして分割。シングルモードをツインモードに移行させるため、左のカリバーは逆手峰打ち状態になっていることもあるが、それでも切れ味は遜色ない。
シャイニングクラッシュ!
改めてマシントルネイダーと。股関節が引き出し式ということもあって、初期3形態+1よりも乗せやすい。
というわけでバーニングフォーム・シャイニングフォームでした!
フィギュアーツ初期からのラインナップなので足掛け4年半でようやく翔一アギトが完走出来たわけですが、流石に時期が開き過ぎて初期形態と並べると(単品ではともかく)違和感が大きいですね。今のフォーマットでリメイクしてほしくはあるんですが、そうなるとストーム・フレイム・トリニティがまた面倒なことになりそうで……
それはともかくとして、待望のバーニング・シャイニングが発売されたことは喜ばしいものです。これで後はG3マイルドとV1システムとダークホッパーが出ればアギトライダーは完走ですね!(笑)
……ジャガーロードとか出してほしいものですが。