今日のといず・くろすおーばーは!
仮面ライダーアギト、最強進化の姿、バーニングフォーム・シャイニングフォームをご紹介!
バーニングとシャイニングは別売りです。
○バーニングフォーム解説
水のエルの出現によって、あかつき号事件での初変身の記憶と恐怖が断片的に蘇った津上翔一(本名・沢木哲也)は、自分がアンノウンに勝てるという前提が崩れたためか、何のために戦えばいいのか、どうやって生きていけばいいのかを見失ってしまう。
強い力を求めて引き起こされようとする進化と、戦意を喪失してしまった精神がバランスを崩していた翔一だったが、涼の、氷川の戦う姿勢に触れ、真魚に「自分のためにも戦いなよ翔一くん! よく分からないけど、それが人を守る事にもなるんじゃない!?」と諭されたことで戦意を蘇らせる。
そして、涼と氷川の危機に駆け付けた翔一は新たなる変身ポーズと強化されたオルタリングの力で、燃え盛る炎の戦士へと変身を遂げた……!
身長:195cm 体重:95kg 視力:30km先の看板を正確に読み取れる 聴力:30km四方のささやき声も聞き取れる
走力:100mを6秒 ジャンプ力:ひととび15m
パンチ力:約25t キック力:約15t 硬度・防御力:10
水のエルへの恐怖を克服したことで、津上翔一が変身するアギトがさらなる進化を遂げた形態。全体的に筋肉質となっており、特に上半身にパワーが集中、コロナのように体内から湧き上がる炎が外部に表出することもある。
全フォーム中最大のパンチ力を誇るが、ジャンプ力や走力といった機動性は低下してしまう。また、膨れ上がったパワーに振り回されてしまう危険性を内包しており、TVSPでは翔一の意に反して暴走してしまったこともある。
必殺技は炎に包まれた拳を敵に叩き込むバーニングライダーパンチ(約25t)と、シャイニングカリバー・シングルモードで斬り付けるバーニングボンバー(約45t)。
現在では所謂「中間強化フォーム」として認識されているが、放映当時はなりきりトイ「DXシャイニングカリバーセット」、アクションフィギュア「GD-40 装着変身5 仮面ライダーアギト シャイニングフォーム」が主力トイとして展開しており、どちらも「バーニングフォームからシャイニングフォームへの変化」を売りとしていたためか、当時の関連書籍ではバーニングフォームを「最強フォームの一側面」というニュアンスで扱う傾向があった。
翌年の「仮面ライダー龍騎」では「ハイパーバトルビデオ 龍騎VS仮面ライダーアギト」の敵役として目が赤く染まった「ミラクルワールドの支配者・悪のバーニングフォーム」が登場。バーニングフォームは「仮面ライダーディケイド」関連作品では登場していないため、2014年2月現在では悪のバーニングフォームを最後に映像作品に出演していないことになる。
○玩具解説
2013年12月28日発売。同ブランドの同時発売物はなし。2013年のS.H.Figuarts最終商品なのだが、左手首関節が接着されてしまって動かない、左肩の可動が固く軸に負荷がかかるといったエラーが発生している(左手首関節の接着は12月発送の「ゴウライジャーセット」でも見られる)。
かなり多くのユーザーが交換対応を求めたためか在庫不足に陥っていたが、2014年2月13~14日頃に交換品が発送される運びとなった。
写真右は「GD-40 装着変身5 仮面ライダーアギト シャイニングフォーム」のバーニングフォーム。シャイニングフォームの胸部アーマーの上にPVCアーマーを重ね着させることでバーニングフォームを表現するという構成が特徴となっている。香港版ではバーニングとシャイニングは別売りだが、バーニング側はシャイニング胸部アーマーが省略されていてスカスカらしい。
過度にマッシブな体型をしっかりと再現。
首の接続はフレイムドラゴン 同様の二重関節になっているため、見た目以上に可動範囲は広い。
マッシブな造形が災いして、肘の曲がりは90度ほどとなっており、バーニングライダーパンチの際の引き絞りアクションの再現は難しい。
肩も水平までは開けない。まあ劇中でも胸と肩が一体式の軟質プロテクターに包まれているような造形だったので、自由度はそんなに高くなさそうではあったが。
腕のフィンは硬質素材製。これを固定するための接着剤が手首関節軸にまで到達してしまったのが初期エラーの原因と推測されている。
肩は引き出し式関節となっているが、胸アーマーが分厚いため今一つ効果は薄い。
下半身
股関節は引き出し式、足首は球体多軸関節となっており可動範囲は広いのだが、マッシブ造形により多少可動を阻害されることもある。
ポテンシャルは高いのに発揮しきれない辺りはバーニングフォームらしい(?)。
まずは基本の握り拳。放て、バーニングライダーパンチ!
開き手(上)と平手(下)。平手は表情がついており、アギト特有の構えを取らせることも出来る。
持ち手は左右とも、直角に持つ物と角度が付いた物の二種が付属する。
出現直後の状態であるシャイニングカリバー・エマージュモードはなかなかのビッグサイズ。劇中でもここまで大きくなかったような……
シャイニングカリバーを伸長させた長刀形態。
フィギュアーツではエマージュモードと別体となっているが、パーツの比率は合わせてある。何気にストームハルバードに匹敵するサイズで、宝玉のクリアが美しい。
両手持ちは結構厳しかったり。
変身!
グランドフォームの肩可動って意外と優秀だったのだなと、変身ポーズを再現させて思う。
切り裂け、バーニングボンバー!
トルネイダー
搭乗
劇中ではバーニングフォームでの搭乗シーンはなかったはず。まあ、スーツ構造的に運転しにくそうだし……
このまま加速して切り裂くと相当な威力になりそうなので、見てみたかったところ。