今日のといず・くろすおーばーは!
ブレイド最強フォーム、S.H.Figuarts仮面ライダーブレイド・キングフォームをご紹介!
アンデッドは全て封印した……お前が最後だ、ジョーカー!
たとえ倒されても封印されず、ブランクラウズカードを吸収して復活する難敵・改造実験体トライアルD。Jフォームでも敵わない強敵・スペードのカテゴリーKであるキングことコーカサスビートルアンデッド。これらを前にして苦戦する剣崎だったが、広瀬栞らの尽力もあってライダーとしての使命を改めて自覚したことでコーカサスビートルアンデッドの封印に成功し、スペードスートのラウズカード13枚を揃える。
そこへ現れたトライアルDを完全に倒すため、さらなる力=キングフォームとなるべくスペードKを使う剣崎だったが、その体に13種のアンデッドが融合する想定外の姿へと変身。トライアルDを消滅させるが、高すぎる負荷にさらされた結果、剣崎もまた倒れてしまった……
身長:201cm 体重:131kg パンチ力:450AP キック力:700AP
ジャンプ力:ひととび25m 走力:100mを6.6秒 (1AP=0.01t)
ラウズアブゾーバーにスペードQ・アブゾーブカプリコーンを装填して起動させ、スペードK・エヴォリューションコーカサスをラウズすることで仮面ライダーブレイドが変身した最強フォーム。
本来の想定ではスペードQを仲介しスペードKとのみ融合する仕様だったはずが、剣崎の高過ぎる融合係数によりスペードスートのアンデッド13体全てと一体化するという、疑似ジョーカーと言うべき姿となった。
全身のアンデッドクレストにそれぞれのアンデッドの力を宿し、単体での能力を使用する際はラウズカードを用いることなくノータイム発動が可能。スペック上はパワー上昇の代わりに機動力の低下を招いているが、背部のグラビティジェネレーターを用いた簡易飛行能力などそれを補いうる機能をも有している。
重醒剣キングラウザーにギルドラウズカードや他ライダーのラウズカードを装填することで、ポーカーの役に応じた必殺技を発動し、特にロイヤルストレートフラッシュは改造実験体トライアルシリーズを完全消滅させてしまう威力を誇る。
一方で剣崎の体に高い負荷をかけるため、特に初期はこの姿になると体力を使い果たして昏睡してしまったり、ジョーカーである相川始との共鳴が起きてしまったりもした。さらにこの姿に変身し続けることは剣崎自身もジョーカーに近付いていくことを意味していた。
「仮面ライダーディケイド」ではディケイド・コンプリートフォームに召喚される幻影として「シンケンジャーの世界」編に登場。
さらにTVシリーズ最終話では戦いの推移を監視していた剣崎一真が現れてこの姿に直接変身し、仮面ライダーキバ・紅渡とともにディケイドに戦いを挑んだ。しかしそれらは全て、ディケイドシステムを利用したリ・イマジネーション世界の存続を図る行為だったと推測される。
2013年7月12日~10月1日受注、12月21日発送開始の魂ウェブ限定品。しかし想定以上の受注が入ったことから10月1日~10月8日に異例の追加受注が行われ、2014年1月に2次発送が行われる予定。
12月の同時発送物は他に「仮面ライダー旧2号」「ゴウライジャーセット(忍風戦隊ハリケンジャー)」がある。
エフェクト・スタンド類は付属しない。
重騎士然とした姿をしっかり再現。仁王立ちさせておくだけでかっこいい。
ノーマル
と
ベルトと手首足首、及び脛当てに隠れている膝アーマー以外は共通点のないデザイン。コーカサスビートルをメインモチーフにしているため、ヘラクレスオオカブト成分がない……
色合いなどはフィギュアーツ版の方が劇中スーツに近いのだが、アンデッドクレストのモールドは何気に装着変身版の方が精密だったりする。
装着変身は肩の色合いの違いこそ目立つが重量感あふれるダイキャストアーマーに施されたゴールドメッキが特徴で、フィギュアーツにも負けない存在感を今なお放っている。何しろFFRブレイドブレード持たせて自立するし 。
何となく目の形が左右で違っているような……というか、ノーマルもそうだけど複眼もっと大きめでいいんじゃないかな。
ハイグレイトシンボル
コーカサスビートルアンデッドと融合したことを示す胸部の刻印。ここと頭部とラウズアブゾーバーがコーカサスデザインになっているのはキャラクター性のアピールという点で間違ってはいないのだが、重要カードであるカテゴリーAの成分が見当たらないのがちょっと寂しい。
右肩・フュージョンイーグル 右上腕・タイムスカラベ 右前腕・ライオンビート
左肩・アブゾーブカプリコーン 左上腕・スラッシュリザード 左前腕・ラウズアブゾーバー
右腿・サンダーディアー 右膝・メタルトリロバイト 右脛・キックローカスト
左腿・マグネバッファロー 左膝・タックルボア 左脛・マッハジャガー
カテゴリー2~Qは目立つ両肩に上級のJ・Q、手足の動作を司る3・5・9をそれぞれの位置に配し、両腿に属性系、後は均等になるように配置していったような印象。
事実、上腕とタイムスカラベの間は関連性が薄いのでSICだとスラッシュリザードともども背面に回されていたりする。
上腕にもアーマーが配されたため、 肘の曲がりはやや浅い。ノーマル同様、前腕の回転ギミックは健在。
肩アーマーの接続はノーマルからさらに発展した物となっており、巨大なアーマーを表情豊かに演出できる……のだが、ジョイントが小さくシャフトが細いので、分解・破損のリスクに気を遣う必要がある。
(事実、破損こそしなかったものの撮影中に一度バラけてしまった)
腕を上げた時に追従して自然なシルエットを形作るのはありがたいポイントだが、もうちょっと剛性に気を使ってほしかったところ。
下半身の可動はノーマルとほぼ同様。
手首構成もノーマルとは色が違うだけで同じ造形・構成となっているので、キングフォームではまずやらない剣崎徒手空拳の構えもできる。
交換することでオープントレイを再現できる。付属のシールを貼付してラウズカードを再現している……のだが、厳密には「ラウズアブゾーバーを開き、カテゴリーQを装填したことでコーカサスビートルアンデッドの紋章が浮き上がり、キングフォームへの変身準備が整った状態」の再現となる。
そのため、「カテゴリーK」「カテゴリーJ」「空になったカテゴリーQトレイの向こうに覗くカテゴリーJ」というシール構成になっている。
ラウズアブゾーバーを装着できるノーマルフォームかJフォームがないと無用の産物。
ノーマルブレイドや龍騎シリーズと同じ素材のものが13枚付属。
左上→右下の順番でA~K。細かい図柄はクリックして確認してほしい。
キングフォームへの変身と同時に出現する剣。「重」の字を冠してはいるが、生身の橘が振り回したこともある。
5枚のラウズカード・ギルドラウズカードを連続装填することで必殺技を発動する。
裏側のピンを用いて腰へのマウントも可能だが、劇中でこうした携行スタイルをとったことはなかった。
上部スリットからカードを入れると、下部のボックスにカードが貯まっていく。
矢印の部分を軸に傾けるようにボックスを外すことで装填したカードを排出できる。容積としては5枚以上余裕で収容できるが、カードが途中で引っかかることもあるためカードの入れ過ぎは禁物。
SPADE TEN, JACK, QUEEN, KING, ACE……
“ROYAL STRAIGHT FLUSH”
ロイヤルストレートフラッシュ
ギルドラウズカードの10,J,Q,K,Aを装填することで発動する必殺技。前面に展開するカード状フィールドをくぐり抜けて直接斬り付ける場合と、刀身から伸ばした光芒をくぐらせて敵を射抜く場合がある。
さらに終盤になると、全身のアンデッドクレストの力をキングラウザーに込めた強化バージョンをも発動した。
ウェェェェェェェェェイッ!
“STRAIGHT FLUSH”
スペード2~6を連続ラウズすることで発動する技。ブレイラウザーを召喚し、電撃を帯びた二刀流で暴走するジョーカーを制圧するために用いた。
ポーカーの役をモチーフにしてはいるが、リザードスラッシュ・ディアーサンダーの効果が反映されていることから、腕力・脚力・突進力なども強化されていると思われる。
再現のためにはノーマルブレイドからブレイラウザーを拝借する必要がある。
ストレートフラッシュではないが、ケルベロス戦でも二刀流を披露。投げつけたブレイラウザーをアンテナ代わりに強化ロイヤルストレートフラッシュを打ち込むという荒技で勝利を手にしている。
またこの他、スペードKと他ライダーのものを合わせた4種のカテゴリー6を用いて発動する「フォーカード」という技もある。
(人違い)
(火)<え、何その技こわい。
ウィザード特別編では飛び蹴りを披露。足首の造型はノーマルブレイドと同型なので、キックエフェクトも流用可能となっている。
5~9の五枚でライトニングソニックに硬化・磁力誘導属性を追加した強化版……なんて妄想してみたり。
ブルースペイダー はマット塗装で高級感を出していることもあって思ったより違和感はない……いややっぱり似合わないか。
バトライド・ウォーではこれで突撃するシーンがあってちょっと吹いた(こら)。
力任せにマシンをねじ伏せるイメージで!
実は何気にエラー報告が多く、壱伏が確認しただけでも
・手首関節が抜けやすい
・腿のレリーフが左右同じ
・脛のレリーフが未塗装で成型色が露出している
・カードの過不足
といった不具合が挙げられています。またエラーではないですが、肩アーマーの接続にどうしても不安を覚えてしまうのも否めません。
うちの個体は右手首関節がすっぽ抜けやすいだけ(上腕をしっかりつまめば抜けにくくなる)ですが、店頭チェックのできないウェブ限定品なので、品質管理は一層しっかりしてほしいところです。
そう言った点に目をつむれば、元々の存在感の強さを再現したハイクオリティな一品と言えます。
このまま1月発売のギャレン&レッドランバスセットのみならず、両Jフォームやカリス・レンゲル、新世代トリオにジョーカーと、コンプリート目指して突き進んでほしいところですね。