今日のといず・くろすおーばーは!
キングエクスカイザーに引き続き、MP-B02ドラゴンカイザーをリニューアルレビュー!
※元記事投稿当時は「戦え!おもちゃ戦士!!」 様の「トランスフォーマーカーロボット祭り」に参加していました。
○玩具解説 MP-B02 ドラゴンカイザー
2006年3月発売。同時期に「トイザらス限定MP-BX01グレートエクスカイザー」も発売された。
単体でドラゴンジェット⇔ドラゴンの変形が可能で、「MP-B01 キングエクスカイザー」 との組み合わせにより巨大合体ドラゴンカイザー、超巨大合体グレートエクスカイザーを再現する。
放映当時の「DX巨大合体ドラゴンカイザー」では不可能だった合体前後のアクション機構を搭載し、劇中とは差異があるもののプロポーションも改善されている。また、本商品で初めて設定されたオリジナルギミックも存在する。
全長:27.4m 全幅:20.6m 全高:7.6m 重量:57.6t 最高速度:10755.6km/h
エクスカイザーがキングローダー同様異次元空間から召喚する巨大ジェット機。左右のドラゴンキャノンを主武装とし、翼端からのカッターや底部からのミサイルなど補助武装も備える。
キングエクスカイザーを乗せて大気圏を脱出し、月面や太陽の引力圏近くまで短時間で往復できるだけの出力を持ち、内部にはコウタやパンダを安全に収容できるスペースを持つ。一方で調整に時間がかかるらしく、地球での戦いの投入は遅れていた他、エクスカイザーの切り札としてカイザーズ内部で認知されながら宇宙海賊ガイスターの面々にはその存在を知られていなかった。
単独で人型ロボ・ドラゴンに変形し、エクスカイザーと巨大合体することでドラゴンカイザーとなる。
スタイリング
思い切り箱だった旧玩具と比べてメリハリの利いた航空機らしいシルエットとなっており、ディテールも精密なものとなっている。一方合体後のアクション・プロポーションを向上させた弊害で機体天面がツライチになっていないのが難点。
サイドビュー
本来は胸部パーツ(可変)を装着した上で天面パネルを畳むよう指示されているが、劇中ではこのパーツは変形途中で何もないところから“出現”しているため、壱伏はそれにならい胸部パーツをオミットしている。
そちらの方がパネルの密着感が増す。
キャノピーはクリアパーツ。内部のシートも再現されている。
後にキングエクスカイザーのアウターアーマーとなることもあってか、かなり大型。
大体レスキューダイバーに匹敵するボリューム……って伝わりづらいか。
エクスカイザーやキングエクスカイザー、そしてグレートエクスカイザーには飛行能力がないため、長距離移動の際はドラゴンジェットの上に乗ることとなる。
なお、解説にあった翼端カッターや底部ミサイルは再現されていない。
三ヶ所のランディングギアを収容することで飛行モードに。床にベタ置きになる際に薄めの装飾パーツを押し潰してしまう状態になるのでこのままでは展示しない方がいいだろう。
機首のジョイントを起こしエクスカイザー車のルーフに接続すると……
キングローダーにあったエクスカイザー車との連結フォーメーションをドラゴンジェットにも採用した、MPオリジナルギミック。
キャリア―モードは機首にエクスカイザー車をぶら下げて飛行する形態と思われるが、用途に関して明確な記載はない。
変形開始!
まずは着陸脚を収容し、天面のパネルをひっくり返す。
ここはMPオリジナル工程。膝の内側に潜り込ませていた腰アーマーを胴体側に寄せる。
ドラゴンキャノンはキャノンのみを回転させ、次いで基部ごとスライドすることで拳が出現。