今日のといず・くろすおーばーは!
「む~……じゃんけんだって可愛いもんっ!」
○キャラクター解説
七色ヶ丘中学校2年2組、黄瀬やよい。周囲からは引っ込み思案の泣き虫と認識されているが、芯の強い頑張り屋でもある。絵を描くことが趣味であり、当初は自分に自信を持てずにいたがみゆきたちと親しくなり、プリキュアの経験を積むことで自信を付けていった。
一方でスーパーヒーローに強い憧れを抱いており、自室の目覚まし時計はキャラクターグッズ、修学旅行では難波でのヒーローショーに行きたいと発言し、夏休みには男児に混じってヒーローショーの握手の列に並び、ロボット玩具を発売日の朝に買いに行き、プリキュアの秘密基地探しの際には特撮映画のセットを選択するなど、行動力は高い。また妖精キャンディが夏祭りの景品と間違えられ輪投げで救出しなくてはならなくなった時は、その隣にあったフィギュアを狙うなど、親しい人の前では自分の欲望に忠実なところを見せる内弁慶気質でもある。そうした趣味のためか、虫や怪奇現象といったものにも全く動じないなど、第一印象に反して結構図太い。
劇中ではクラスメートの勧めで漫画の新人賞に投稿し、最終回で佳作入選していたことが判明している。
父・勇一を幼いころに亡くしており、現在は雑誌編集者の母・ちはるとの二人暮らし。バッドエンド王国三幹部の中ではアカオーニとの激突が多い。
スマイルパクトにキュアデコルをセットして「プリキュア スマイルチャージ!」と叫ぶことでプリキュアへと変身。雷属性を持ち、電光石火の高速移動や指先に電気エネルギーを集めた手刀(電磁メスのような効果がある?)、反射的な放電による自衛、導電体を通じての電撃攻撃など能力は多彩だが直接攻撃以外の活用は少ない。
単独での必殺技は自分が思わずびっくりするくらいの電撃を指先に集めて放出するプリキュア・ピースサンダー。終盤では超強化バージョンであるプリキュア・ピースサンダーハリケーンや、キュアビューティとの合体技サンダーブリザードなどを披露している。
原則的にプリキュアの名前や名乗りアクションなどは各システム側から自動決定される(ハートキャッチのみ例外)のだが、ピースに限っては名乗りの際に「ぴかりんじゃんけん」と称し、その都度出す「手」を変えることが可能という特徴がある。
2013年8月3日発売。「スマイルプリキュア!」では初、プリキュアシリーズ内ではキュアムーンライト以来二年ぶりのフィギュアーツ化となった。
バンダイ側は最もコレクター人気を見込めると判断したのか先行して「S.H.Figuarts ZERO キュアピース」「同・黄瀬やよい」「Chibi-arts キュアピース」「同・黄瀬やよい」を発売、あるいは受注開始しており、10月には「S.H.Figuarts ZERO プリンセスピース」が発売される。
ボリュームアップされた後ろ髪が最大の特徴と言える。意外にも比較的自立はさせやすい。
後ろ髪は後頭部で接続されており、頭部側が棒ジョイント、髪側がボールジョイントとなっている。
……のだが、総重量約50gのうちPVCの塊である「髪」が半分の約25gを占めていることもあり、頭部側ジョイントからすっぽ抜けて「ゴトッ」と落下しやすいのが玉にきず。
顔面部交換
前髪を取り外し、フェイスパーツを交換することで表情の変化を表現。前髪は3つ、フェイスは1つのジョイントで保持される。
保持力は充分で交換も容易。
付属している表情パーツはデフォルトのスマイル(左上)の他、ウィンク(右上)、バトル(左下)、にらみ(右下)の合計四種。
オープニングだと反対の目でウィンクしていることも多かったりするけれど、さすがにそこまで要求するのは贅沢だろう。
首の上下可動範囲はだいたい写真の通り。意味なく後ろ髪をアグレッシブに動かしてみたり。
胴体は胸部・腹部境界での可動が主。可動範囲は大きいが、パーツの隙間が開いてしまわないように注意が必要となる。
腰をひねって勇ましくパンチポーズ!
単に可動範囲を確認・紹介するためだけのカット!
股関節は引き出し式。
スカートは軟質素材で、足を90度近く上げられる。
足首はスリッパ接続の球体多軸型。接地性は見た目以上に高い。
手首
今回から採用された新型手首関節で、一週間後に発売された「S.H.Figuarts セーラームーン」にも使われている。
個体差かも知れないが、個人的には勝手にすっぽ抜けたりはしないものの引き抜きやすく差し込みにくい印象。
グー・チョキ・パー三種に加えて親指人差し指中指を伸ばしたポーズ手首がそれぞれ左右とも付属。
スマイルパクト&持ち手
スマイルパクトと、それを保持するための右手首。スマイルパクトは閉状態のみ付属している。
パッケージ内ではパクト保持状態で収納されているが、特に接着されてはいない。
髪飾りはボールジョイント接続。フェイス交換の勢いで脱落・紛失しやすいので注意。
胸リボンのエンブレムもぬかりなく。
固定用首パーツ。可動用首関節と交換することで髪のボリュームを支えるものだが、可動用首関節の渋みが充分なので使わなくてもいいかもしれない。
専用Stage
クリップ部分は組み立て済み。アームは土台の三ヶ所に差し込めるため、TPOに合わせて差し換えよう。
「ほああああーっ」とスマイルパクトに気合いを込めて。初期の頃はチャージすることで脱力感を訴え一発撃つだけで戦闘不能なほどの疲労に見舞われるほどだったが、徐々に連射も可能なほどに成長した。
……びっくり顔が付属しないのが残念。
ピース……サンダーッ!
(電撃エフェクトはフォーゼエフェクトセットのものを使用)
大きいお友達の大好きそうなキャラだなと思ったら、本人が大きいお友達だったという変化球。
女子会
スマプリでは一番ちっこいこともあり、近似スケールの美少女アクションフィギュアとしてはやっぱりちっこい。髪のボリュームがものすんごいんだけどね。
やよいの目覚ましのヒーローってシルエットがメテオストームっぽいなと思ったけれど、見比べてみるとそこまで似てなかった。
というわけでキュアピースでした!
最初は「バンダイがやよい攻勢かけてきた! 一番受けると思って!」とピース押しが強すぎて若干引きましたが、何はともあれ恐らくその中でも本命と言えるのがフィギュアーツ・キュアピース。
ひとたび購入してみれば、やよいが大のスーパーヒーロー好きということもあり、ヒーローフィギュアと並べるのが楽しいです。
そうした需要からか発売日に瞬殺されていたようですが、どうやら8月下旬に二次出荷があったようで、無事購入できた次第。
ハッピーは一般発売が決定していますがビューティは限定行き。せめてサニー&マーチまでは完走してほしいものです。
特にサニー。
何はともあれサニー。
あかねちゃんでも可。むしろ可。