今日のといず・くろすおーばーは!
ミラーワールドから来たライダー、SHF仮面ライダーリュウガをご紹介!
「俺は、俺はもはや鏡の中の幻ではない。俺は存在する。最強のライダーとして……!」
○玩具解説
2012年10月25日~12月9日受注、2013年3月22日発送開始の魂ウェブ限定品。同時発送物に「仮面ライダーウィザード ウォータースタイル」
などがある。
商品構成としては「仮面ライダー龍騎&ドラグレッダーセット」 とほぼ同様で、ソリッドフェイスシールドの交換ギミックのみ異なる。
ライダーバトル最後の三日間を迎え、神崎士郎に選ばれた仮面ライダーたちは龍騎こと城戸真司の制止も空しく戦いを始めてしまう。
姉の仇を討ち、最後の一人にもたらされる「願い」によって姉を蘇らせようとする仮面ライダーファムこと美穂は、仇敵である王蛇・浅倉威の実力の前に苦戦する。だがそこに現れてジェノサイダーを倒し、王蛇打倒のチャンスを作ったのは「黒い龍騎」だった。
真司が自分の復讐を助けてくれた、そう解釈した美穂は彼をお好み焼きデートに誘うが、真司が大久保編集長の電話に応対している隙に鏡の中から現れたもう一人の真司が美穂を店から連れ出す。
もう一人の真司は美穂に襲いかかるが、体が粒子化したためにミラーワールドへと撤退。ファムに変身してそれを追う美穂の前で、もう一人の真司は黒い龍騎――リュウガへと変身。圧倒的な力で攻撃を仕掛けてきた!
身長:190cm 体重:90kg 最高視力:約17km 最高聴力:約17km 最大速力:100mを4.5秒
ジャンプ力:ひととび40m パンチ力:250AP キック力:450AP(1AP=0.05t)
「仮面ライダー龍騎 劇場版 EPISODE FINAL」に登場。ミラーワールドから出現した「鏡像の城戸真司」が変身する仮面ライダーで、暗黒龍ドラグブラッカーと契約している。全ての能力数値が龍騎を一回り上回っている他、卓越した戦闘テクニックで王蛇とファムを圧倒した。何故か召喚機の音声がくぐもっている。
通常のライダーたちとは逆に現実世界に長時間滞在できない代わりにミラーワールドでの時間制限を持たない、ミラーモンスターに近い存在。真司と正反対の寡黙かつ冷酷な性格の奥底には自らを確固たる存在に昇華せんとする強烈な欲求を抱えており、真司と合体融合することで自らを完全化しようと目論んだ。
「EPISODE FINAL」においては真司が幼い頃に優衣と出会い、ある雨の日に遊ぶ約束をすっぽかした事がライダーバトルに繋がる悲劇の元凶であると設定されており、リュウガはその真実に辿り着き失意に沈む真司に「神崎優衣を救うため」と吹き込み融合を果たす。
しかし優衣が「他者の犠牲の上に自分の命を成立させること」を拒み自殺したことを受け、決別した真司が分離。激しい戦いの末、ドラゴンライダーキック同士の激突に敗北して散った。
明確な正体は不明で、設定も曖昧にしか決められていなかったらしく、真司との二役を演じた須賀貴匡氏は「神崎士郎が送り込んだリーサルウェポン」「真司の面をかぶったモンスター」と解釈して役作りをしたという。
また「テレビマガジン特別編集 仮面ライダー龍騎」では「神崎優衣が描いた絵の中に、幼いころに一緒に遊んだ少年を描いた絵があったのでは」という説が提示されている。
TVSP「13RIDERS」では終盤に高見沢に賛同して集結したライダーバトル推進派の一人として登場し、ファムをピンチから庇う素振りを見せたりもした。
「仮面ライダーディケイド」関連では第一話冒頭のライダー大戦にドラグブラッカーがドラグレッダーとともに登場し、鳴滝に召喚されたり「ネガの世界」ではダークキバの部下として現れたり、ディエンド・コンプリートフォームに召喚されたりと意外に出番は多いが、そのうち二度は撃破される役回りだったりする。
G4 から続く劇場版限定ライダーであり、「龍召機甲DXブラックドラグバイザー」や「R&M EX仮面ライダーリュウガ」と言ったリペ・リデコアイテムが展開された初のライダーでもある(G4はソフビこそ発売されたものの、主力級トイである装着変身は「アギト」放映終了から約1年後に発売された)。
他方、「龍騎」の前年である2001年には「劇場版百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える」が公開され、劇場版限定パワーアニマル・ガオコング(ガオゴリラのリデコ)が発売されており、以降夏の劇場版においては戦隊・ライダー両シリーズとも既存トイのリペ・リデコで表現される限定キャラクターの登場がほぼ恒例化している(一部例外あり)。
ドラグブラッカー
全長:6m15cm 全幅:37cm 全高:55cm 体重:210kg 飛行速度:520km/h AP:6000
リュウガと契約した黒龍型モンスター。口から吐く6000℃の火炎「ドラグブレス」が武器。対王蛇戦ではジェノサイダーを足止めする粘着型エネルギー弾(?)を披露している。
リュウガがそうであるように、龍騎の契約モンスター・ドラグレッダーに酷似しながら能力値は全般的に上回っている(ただし触角ドラグフィーラーの有効範囲はどちらも30km)。
龍騎とリュウガの激突を最後に姿を消し、以降の消息は不明(リュウガとともに散ったとも言われている)。
ドラグレッダーとは異なり「ディケイド」関連では常にリュウガとセットで登場。
というわけで玩具解説ようやく本番(笑)
SHF龍騎系……というか龍騎そのままと言っていいプロポーション。
そのためアクション性能も龍騎そのままで何ら変わるところはない。リデコキャラの宿命ではあるが、龍騎の素性の良さを受け継いだ形に。
Vバックル
カードデッキもこれまで通り取り外し可能。高校野球の女子マネージャーみたいなフィギュアがあったら冗談で持たせていたところなのだが。
足の裏
ちょっと暗くて分かりづらくなってしまったが、爪先がドラグブラッカーの紋章になっている。
頭部
リュウガ独自のギミックとして、ソリッドフェイスシールドの交換でレッドアイの点灯・消灯を再現できるというものがある。
まずは消灯。フェイスシールドのフラットさが無機質な迫力を醸し出してくれる。
こちらが点灯版。写真だとちょっと輝きが足りないような気がするが、実物だと割と存在感がある。
そしてこれがフェイスシールドを取っ払った顔。光沢のあるガンメタで塗られているのだが、腕に自信があれば自己責任でもっと光を反射するような色にリペイントするなりミラーフィニッシュを貼るなりしてもよさそう。
オプション
ソリッドフェイスシールド以外はSHF龍騎と同じ商品構成なので、ブラックドラグバイザーを装備していないノーマル左腕にすることも可能。というかパッケージだとこの状態で入っている。
ブラックドラグバイザー
カバーの開閉(と言ってもカードスロット自体は開口したままなのだが)ギミックを搭載。プラの弾力である程度カバーを下げると自動で戻るのは個体差だろうか。
ドラグブラッカー(6000AP)
ストライクベント・ドラグクロー(3000AP)
いずれもこれまでの龍騎シリーズ同様のPET製カード。専用の右手首で保持し、ブラックドラグバイザーに装填できる。
以下後編
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