今日のといず・くろすおーばーは!
劇場版「ガブリンチョOFミュージック」
に登場、獣電竜トバスピノの力を見よ! ミニプラ・スピノダイオーをご紹介!
※ガブティラ 同様、フル塗装の他に関節増設改修を行っています。実際の商品とは異なる点がございますのでご了承ください。
2013年8月13日頃発売。各300円・全6種。ただし「1.トバスピノA」「2.トバスピノB」以外はカミツキ合体獣電竜 及びカミツキ合体ブンパッキー の再録となる。
ナンバリングの順番は入れ替わっており、1~4番を揃えることでスピノダイオーが完成するように配列されている。
全長:77.6m 全高:57.2m(ノーマル)/49.5m(バトルモード) 全幅:34.1m 重量:2,500t 最高走行速度:350km/h 出力:920万馬力
賢神トリンが1億年前に初めて創り出した獣電竜第0号。スピノサウルスの進化体で、プロトタイプゆえに多少の不安定性を抱えている。そのため獰猛の戦騎“D”に操られ暴走したが、超古代人の巫女の祈り歌によって解放され、これを撃破し、自らは暗黒のダメージを癒すために眠りに就いていた。
そして1億年後の現代、デスリュウジャーとして復活したDが巫女の末裔であるMeekoこと天野美琴を捕らえ、彼女が受け継いだ祈り歌のエネルギーを悪用することで悪の獣電竜として復活してしまう……
前述の通り、スピノダイオー時の上腕部を市販の関節パーツと交換しているため、実際の商品とは喉元の造型が異なる。
口はガブティラとは異なり下顎が開閉する。内部には獣電池ソケットが造形されているが、獣電池は再現されていない。
前脚は付け根からスイングする。
獣電池に噛みついてバトルモードに!(商品に獣電池ギミックは存在しません)
背びれのブーメランが2段階に展開!
背びれからエネルギーブーメランを放つ戦闘形態。トバスピノが正気を取り戻したのがスピノダイオーへの合体後だったため、この形態ではガブティラたち相手に大立ち回りする「悪役」的立ち回りしかしていない。
この状態での差異は頭部・背びれ・前脚およびカラーリング。印象は充分異なるが、00→01への推移も感じられるバランスになっている。
追加パーツ
DX版では上から背びれパーツを被せる構成になっているが、ミニプラでは左側面からスライドし、スピノダイオー後頭部のピンと接合させる方式になっている。
背びれのブーメランを外し、根本の接続部を畳む。
取り外したブーメランを手に持たせて。
左手にグリップを起こした背びれパーツを持たせ、頭部に尻尾内部から取り出したフェイスパーツを装着して完成!
仮面ライダー鎧武をよろしく!
スピノダイオー
全高:55.1m 頭頂高:51.2m 全幅:64.7m 胸厚:22.5m 重量:4,300t 最高速度:400km/h 最高出力:1,600万馬力
デスリュウジャーに操られたトバスピノが、ガブティラたちの援護に現れたアンキドン、ブンパッキーに噛みついてその影響力を伝染させ、強制カミツキ合体させて誕生した獣電巨人。アンキドンハンマー、ブンパッキーボールの他、右手にスピノブーメラン、左手にスピノディフェンサーを持つ。
本体のエネルギーに美琴の祈り歌の力を悪の属性に変えて上乗せすることで地上の生物を一気に絶滅させる超破滅光弾を撃とうとし、ライデンキョウリュウジンと激しく激突した。
戦いのさなか、スピノダイオー内部にダイゴが乗り込みデスリュウジャーを倒すが、超破滅光弾の発射は止まらない。事態を察した美琴はスピノダイオーを上昇させ、自らの命と引き換えに始末をつけようとするが、そこにキョウリュウジャー六人が助力。正義の思いを込めた祈り歌の力でデーボス獣電池の呪縛を脱したスピノダイオーは、両腕の武装を活用したブレイブフィニッシュで超破滅光弾内部のエネルギーを吹き散らし、地上の破滅を回避することに成功するのだった。
そしてトバスピノの獣電池は美琴のお守りとなり、トバスピノは再び地底へと帰っていった……
両手を手ぶらにした状態。劇中ではスピノブーメランを投擲したほか、戦闘中にスピノディフェンサーを取り落としているため、手放してしまっても問題はない模様。
DXではガブティラのリデコなのに音声認識ギミックがオミットされ、その割に強気な値段設定が話題になっているトバスピノだが、考えてみればカミツキ合体の時に合体相手の獣電池を読み込むのはガブティラだけだったりする。
ガブティラは合体相手の獣電池を読み込むことでその特性を自らに適応させ、コンボ成立時には専用のキョウリュウジン運動プログラムを走らせている……のかも知れない。
アクション!
スピノディフェンサーが斧にしか見えないのはともかくとして、アクション性能はキョウリュウジンカンフーとなんら変わりない。
悪の力に変えられた祈り歌の効果で、獣電竜たちは通常の力を発揮出来ないのだ!
アンキドンとブンパッキーも助けに来たが……
しまった、ブレイブフィニッシュの時はスピノディフェンサー落としてた。
スピノディフェンサーがでかすぎて、腕変えただけだとあんまり印象が変わらない気がした。
どの腕部もちゃんと「拳」が付いているという腕換装系戦隊ロボとしては珍しいシリーズなので、余剰パーツなしで装備できるのは嬉しい。
雷電&爆裂
ライデンスピノダイオーはミニプラの構成上キョウリュウジンに合わせたフェイス(顎周りが赤い)になるのでちょっと違和感あるかも。
しかしどちらにせよ寒色・暗色系で雰囲気が引き締まる(バクレツスピノダイオーをアンキドン腕にしたのは単に趣味)。
というわけでスピノダイオーでした!
実は黒成型色部分はガブティラと全く同じランナーを使っているので、「ガブティラのトサカ」が余剰パーツになってたりします。そのくらい本体ギミック的にはガブティラそのまんまなのですが、色合いからくるイメージ変化と追加パーツのインパクトが思ったより大きく、合体バリエーションも増やせるため満足度は大きいですね。
むしろ今回は、思ったより早く流通されてあちこちで売り切れたため入手に苦労したのが印象的です。
例年壱伏が住んでいる地域だとミニプラの入荷が大体関東地方での発売より数日~2週間程度遅れるんですが、なんか今年は前弾プレズオー辺りからタイミングを揃えてよーいドンで店頭に並べている感があります(Wikipediaのミニプラの項を見るとキョウリュウジャー分から発売日に関して細かい日付まで載るようになっている)。何か流通の見直しがあったのでしょうか……ともあれ、発売日(13日)には用事があって買いに行けず、翌日スーパーに行ってみたらスピノダイオーのカートンにぽつんとパラサガン1個だけ残ってるなんてケースが多発。とりあえずすぐに行ける店舗5つくらいハシゴしてようやく購入できた、という具合です。
多分再入荷もあると思うので過度に焦る必要はないのかも知れませんが、トバスピノだけじゃなく他獣電竜なんかも順調に捌けているようで、キョウリュウジャー人気の凄まじさが窺えますね。